【ユニーク設立記念 公開インタビュー】バトンを受け継ぎ、ユニークネスが発掘・発揮できる場を提供していく

2021年4月23日、コミュニティ&メディア「U-29.com」の創設者である西村 創一朗(にしむら そういちろう)と、その運営に携わってきた山崎 貴大(やまざき たかひろ)が、株式会社ユニークを設立しました。 今回はユニークの設立を記念し、お二人に「これまでのU-29」、そして「これからのU-29」について対談形式でお伺いします。 山崎がユニークの代表を受け継ぐことになった経緯や、今後ユニークで挑戦していきたいこと、また、U-29が考えるユニークネスの定義についてお話しいただいたので、少しでも興味のある方はぜひご一読ください! 山崎貴大 / 株式会社ユニーク 代表取締役 2015年に旅行会社へ就職。退職後はリヤカー生活を約半年間続けた。2018年、株式会社オンリーストーリーでインターン後、正社員として入社し、現在は「U-29.com」の運営や「U-29クリエイターズ」での活動に携わっている。 より詳しいプロフィール情報はこちら   西村創一朗 / 株式会社ユニーク 取締役 2011年に新卒でリクルートキャリアに入社し、在籍期間中に株式会社HARES(ヘアーズ)を設立。その後、2018年10月に「U-29.com」をリリースし、「二兎を追って二兎を得られる世の中をつくる」ために日々奮闘するパラレルアントレプレナー(複業起業家)として活動中。 より詳しいプロフィール情報はこちら   “やりたいこと” を優先し、自己実現の場を志向する ーまずはお二人から簡単に自己紹介をお願いします。 山崎貴大(以下、山崎):株式会社ユニークの代表取締役として活動している、山崎と申します。株式会社オンリーストーリーで会社員として週3日働きつつ、4月23日に西村さんと一緒に株式会社ユニークを設立しました。本日はよろしくお願いします。 西村創一朗(以下、西村):コミュニティ&メディア「U-29.com」を設立した、西村と申します。28歳でU-29.comを立ち上げてから4年経ち、この度、山ちゃん(※山崎の愛称)にバトンを受け継ぐことになりました。今回は、ユニーク設立に至るまでの様々なストーリーについてもお話しできればと思いますので、よろしくお願いします。 ー西村さんが28歳のときにU-29.comを立ち上げたとのことですが、設立した経緯を教えてください。 西村:20代終盤に、1988年生まれの仲間と「同世代で盛り上がるイベントを開催しよう!」と話していたことが始まりです。 なぜU-29という名前になったかというと、話をしていたメンバーが全員サッカー経験者で、よく言う「アンダー◯◯」になぞらえて名付けたからです。「アンダー29、U-29……あれ、これユニークって読めるね!」と気づき、29歳以下と、ユニークネスのダブルミーニングにしました。 U-29.comドメインの取得後にイベントページを作成して、いざ集客を開始しようというときにメンバーの都合が合わず、なんとイベントは中止になってしまって……。しばらくは僕の気が向いたときに記事を更新していたのですが、せっかく作ったサイトがもったいないと思い、29歳以下でユニークな生き方をしている人たちにインタビューするメディアとして、2018年の10月にU-29.comをリリースしました。 ーメディアとしての立ち上げは、偶然の産物だったのですね。インタビューはどのように行なっていたのでしょうか。 西村:当時はシェアオフィス「WeWork」の会議室で集まって、週に1~2回インタビューを実施すると同時に、参加できない方のためにFacebookライブ動画での配信も行なっていました。今は完全にオフラインになってしまいましたけどね。 ーオンラインになったのはコロナの影響ですか? 西村:まさにその通りで、緊急事態宣言後は実際に会ってインタビューすることが物理的に難しくなり、一時は休止していました。ただ、ゴールデンウイーク中に「オンラインであれば毎日インタビューできるのでは?」と思い、2020年のゴールデンウィーク明けから今に至るまでほぼ毎日インタビューしています。 ー山崎さんがU-29.comに加わることになった経緯を教えてください。オフライン時代から関わっていたのでしょうか。 山崎:そうですね。2019年の10月に、U-29.comの社会人インターン募集ページを見つけて「ずっとこういうことがやりたかったんだ」と心揺さぶられ、文字数制限いっぱいまで想いを綴って応募したことが始まりです。 すると西村さんからすぐに返信が来て、タリーズで会うことに。僕は編集経験があったので、「編集でお役立ちできます」と言うと、「できることより、やりたいことは?」と聞いてくださったのです。やりたいことを聞かれることはあまりなかったので一瞬困惑しましたが、「じゃあ……カメラマンとして活動してみたいです!」と言ったことで、その日から西村さんのカメラをお借りして撮影することになりました。 西村:基本的には僕は、できることよりやりたいことを重視していて。U-29.comは、みんなの自己実現の場にしたいんですよね。 U-29世代へバトンを渡す決断。そしてバトンを受けて走り出す決心 ー西村さんが、自己実現の場として築き上げてきたU-29.comを、山崎さんへと受け継ぐというのは大きな決断ですよね。 西村:実は、U-29.comを立ち上げた頃から自分自身が代表であることにこだわりはなく、意志ある人が現れたら託すべきだと思っていたのです。 ー西村さんは、U-29.comを立ち上げた頃から株式会社ユニークの設立を見据えてたのですか? 持続可能な事業にしたいと考えていたので、見据えてはいましたね。U-29.comは今までマネタイズを一切せず、僕が本業で稼いだお金を未来への投資として運営費に充てていました。ただ、赤字のまま運営していくのはサスティナブルではないですよね。 U-29.comで得た収益でメディアやコミュニティを運営するために、メディアのPV数やコミュニティの人数をもっと増やすことで、影響力を高めないとな……と考えていたときに、山ちゃんがバトンを受け継げるマインドセットになってくれたので、この時期に株式会社ユニークの設立を進めることができました。 ー山崎さんは、西村さんからユニーク代表の打診を受けて、どのような心情の変化があったのでしょうか。 山崎:最初からいきなりユニークの代表を受け継ぐお話をされたわけではなく、西村さんからいろんなアイデアや提案をいただきました。そこから「こういうこともできそうだな」と、どんどんイメージが膨らんでいって。 ただ、「アイデアはたくさんあるけど、 “誰が” 実行していくのだろう……?」と思ったときに、急に当事者意識湧いてきたのです。それと同時に、みんながユニークに生きられるよう支援したり、ユニークに生きている人たちがつながったりすることができる場所があったら……と妄想しはじめました。 西村さんとお話する中で、「いろんな方のユニークネスの実現を支援することが、僕にとってのユニークネスにつながるのではないか」というほんの少しの希望が湧いてきたんですよね。 ーアイデアの種が、ご自身のキャリアにも結び付いていったのですね。 山崎:僕自身、20代のうちに自信をもってユニークな生き方をしたいと思っていたので、自分が必要だと思ったアイデアを出しつつ、周りから発想を得ながら進めていけば、代表としてU-29.comを運営していけるのではないかと思いました。その段階で西村さんに、本気で決意を固めたことをご報告したのです。 ユニークではない人はこの世に1人としていない ー「ユニークネス」というお言葉が出てきましたが、U-29が考えるユニークネスの定義を教えてください。 山崎:人にとっての何かではなく、自分にとって気になるものや、心が動くものがあればそれはまさにユニークだと思います。 西村:自分自身のユニークネスに本人が気づけている状態を “発掘” 、本人だけでなく周りにもユニークネスが伝わっている状態を “発揮” と定義すると、発掘や発揮ができていない人はいても、ユニークじゃない人は1人もいないと思います。 その人を、その人たらしめている、その人ならではの才能は必ずあるので、誰もがユニークなんですよ。 ー自分のユニークな部分をまだ発掘できていない方はどうすれば良いのでしょうか。 山崎:きっと、1人で悶々と考えていても見つからないですよね。U-29.comでインタビューしてきた方々の記事を読むと、たくさんのロールモデルを知ることができるので、発掘するきっかけにはなると思います。 それに加えて、気づいたことを話し合うことで発掘・発揮できることもあると思うので、意見交換する場も作っていきたいです。 ーたしかに、記事を見てインプットするところから一歩進んで、アウトプットまでできると素敵ですね。 山崎:自分のユニークネスを発掘・発揮することで自信につながり、人のユニークネスにも気づくことで刺激を受けて前向きになれるはず。僕自身も学びの途中ではあるので、みんなで一緒に学びながら自己実現していきたいです。 西村:実は今、自分のユニークネスを発掘・発揮したい方向けのスクールを準備中なので、期待していてください! 1人ではなくみんなで。 “全員参画” のコミュニティ型メディアを築いていく ースクールを準備中というお話がありましたが、今後U-29.comでやりたいことについて教えてください。 山崎:西村さんの意志や想いは引き継ぎつつ、U-29世代のエッセンスを加えていきたいです。まずメディアに関しては、朝のインタビューの他にも企画を立てて、もっと楽しくコンテンツ作りをしていけたらいいなと思っています。 一方でコミュニティでは、登録してくださっている方々が出会える仕掛け作りをしていきたいです。お互いのユニークネスを見つけ合って、磨き合えるようなワークショップもしたいですし、本当にやりたいことが山積みですね。 最も重要なのは、メディアやコミュニティに関わる方々がユニークでいられること。何かを押し殺して活動するのではなく、「ここにいるとユニークでいられる」と思ってもらえるような居場所にしたいですね。 ー山崎さんがトップダウンで伝えるのではなく、みんなでU-29.comというコミュニティを作り上げていくイメージでしょうか。 まさにその通りで、僕の役目は、みんながやりたいことができる場を作ることだと思っています。「何をやりたいですか?」と聞いて回りたいくらいです。こういう企画をしたいと手を挙げて発言すれば実現できますし、持ち込み大歓迎です! ーみんながやりたいことを持ち寄って、すべて実現すると「テーマパーク」のような世界を作れそうですね。西村さんは、今後U-29世代とどのように関わっていくのかお聞かせください。 西村:今までとあまり変わらないのですが、部活の顧問の先生のような感じで、「試合がしたいです」と言われたら練習試合をセッティングしますし、何か困ったことがあれば何でもするので気兼ねなく相談してもらえればと思います。 最近の例で言うと、2023年卒の就活生から「全面リモートの影響で就活友達ができない」という相談を受けたので、23年卒のコミュニティを作りました。今では毎週末、23卒の就活生が集まってゼミのような形で話し合いをしているみたいです。 自分の叶えたいことが見つかって、叶えるために必要な仲間と出会って、実際に叶って発揮される。この3つの要素を実現するためには、どんな手を使ってでも支援します。 ー最後にお二人から、U-29メンバーへのメッセージをいただきたいです。 西村:ユニークネスの発掘・発揮、そして仲間と出会うために、U-29.comのメディアやコミュニティをフル活用していただきたいです。活用の仕方がわからない方は、僕や山ちゃん含め、他のU-29メンバーに聞いてもらえればヒントが得られるはずです。 U-29.comの新章に、乞うご期待ください! 山崎:僕はこれから、やりたいことがある人と改めて知り合って、実現に向けて一緒に作りあげていきたいと思っているので、ぜひいろいろお話しましょう。どんな意見でもお待ちしています。 ーメンバーが手を挙げて発言することで、勢いを増していく「新生ユニーク」の姿を見るのが楽しみです!本日はありがとうございました。 ■コミュニティ型メディア「U-29.com」 メディア「U29.com」 ユニークな価値観を持ち、自分に合ったキャリアを紡いでいくために挑戦していたりロールモデルとして活躍していたりする29歳以下の方々の姿を届けています。U29大学コミュニティ 「U-29.com」の読者コミュニティとして運営していて、2,600人のU-29世代が所属しています。 ■「U-29クリエイターズ」 U-29コミュニティに所属するメンバーの経験や能力を、企業や地域の課題に合わせてコーディネートし、解決に貢献する活動をしています。 依頼・お問い合わせはこちら ■「U-29アカデミー」 U-29世代のユニークさを発掘し、磨きあえるプログラム&コミュニティを準備中です。ユニークさを発掘・発揮するために必要なことと向き合うパーソナルセッションのモニターも募集中です。 依頼・お問い合わせはこちら   取材者:えるも(Twitter/ブログ) 執筆者:Moriharu(Twitter) デザイン:藤井蓮(プロフィール)

未来のお仕事図鑑 | 山崎聡一郎、渡辺さきー自分の好きなことを仕事にするために本当に必要なこと

こどもたちに学校外の学びを届けるオンライン授業の検索・予約サイト「キッズウィークエンド」と、ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ型メディア「U-29.com」との、小学生向けコラボレーション講座が実現! 「秋のオンラインこどもフェス」(9/21~22開催。主催:キッズウィークエンド)の目玉講座として、「未来のお仕事図鑑:大ヒット本著者×兼業YouTuber」を生配信しました。 イベントには、自分の将来を考えるヒントをくれる2名の方を講師としてお呼びいたしました。 山崎聡一郎 『こども六法』著者、教育研究者、写真家、俳優、合同会社Art&Arts社長。慶應義塾大学総合政策部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学)。学部2年より「法教育を通じたいじめ問題解決」をテーマに研究活動を開始。3年時に法教育副教材『こども六法』を作成した。現在は、いじめ問題に関する研究・情報発信を行いながらミュージカル俳優としても活動。劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど多方面で活躍し、各活動で相乗効果を発揮することを目指している。座右の銘は「二兎を追うものは三兎以上を得る」。 渡辺さき (株)リクルート勤務/兼業YouTuber。首都大学東京(現 東京都立大学)理学部化学科卒業。2010年〜2015年、学業と並行してレースクイーンやMC・司会としても活動。2015年に入社後も、フリーのMC・司会業として活動を続けている。2019年より兼業YouTuberとして「ITすきま教室」の運営を開始。チャンネル登録者数は24,000人(2020/9月時点)。   キーワードは「夢中」になるものがあるということ。社会で活躍するふたりの幼少期に迫る! ーお二方共に社会で活躍されているのですが、改めて今のお仕事について教えてください! 山崎聡一郎さん(以下、山崎):今僕は、大きく分けて4つの仕事をしています。1つ目が「教育研究者」として教育に関する調査・研究・執筆をすること。2つ目が「写真家」。3つ目が「ミュージカル俳優」。そして4つ目が「Art&Artsの社長」です。自分の好きなことを突き詰めていった結果、この4つの仕事を持つこととなりました。 渡辺さきさん(以下、渡辺):現在私は、(株)リクルートで働きながらYouTuberとして「ITすきま教室」の運営を行っています。このYouTubeは、スキマ時間でさくっと勉強できるIT国家資格のコンテンツを配信しているもので、なぜ私がこれをやろうと思ったかについては、また後ほど詳しくお話しさせていただきますね! ーお二人とも非常に興味深い働き方をされているということで、その辺も気になるところなのですが、まずは過去に遡ってお話を聞いてみたいと思います。お二人はどんな幼少期を過ごされていたんですか? 山崎:僕は小さい頃から夢中になる好きなことがたくさんあったんです。その関心は大きく分けて3つあって、一つ目が「囲碁」です。4歳で初めて囲碁に出会ってからはかなりのめり込んでいき、その後小学生時には、地元の大会で優勝したり、中学校では囲碁愛好会を立ち上げるほどの熱中具合でした。 二つ目に夢中だったことは「戦艦大和」です。これは、大日本帝国海軍が建造した大和型戦艦の1番艦のことで、僕は小学校5年生の時に見た映画「男たちの大和」の撮影用の実寸大セットを見学してこの戦艦と出会いました。大きさが東京タワー位あるそれはそれは大きな戦艦に、幼いながらにロマンを感じたんですよね。戦艦大和に関するあらゆる情報を調べていくうちに、太平洋戦争に興味が湧いてきて、ひいては外交・政治・文化・軍事技術などの分野にも詳しくなっていきました。この体験を通して、ここから政治への興味が強くなり、小学校5年生で市議会議員の後援会に入ったり、高校時代には社会科研究部に入部したりするようになりました。 三つ目に夢中だったことは「カメラ」です。きっかけは、小学校4年生の時に祖父のカメラコレクションを見て、「欲しい!」と言ったことなのですがその時に「インスタントカメラから始めてちゃんと撮れるようになったらあげる」と言われ、そのカメラ欲しさに写真を撮り始めたことにあります。その結果、一年後のクリスマスプレゼントには、コニカミノルタ製APSフィルム用コンパクトカメラをもらい、そこからはどんどん写真の世界に魅了されていきましたね。中学校では写真部に入部したり、大学生になってもその活動は続けていき、ディズニーランド・シーに行っては延々と写真を撮っていました。それらの経験が大成して、大学3年生でオペラ歌手の方のプロフィール写真撮影の仕事を受けることになり、それを皮切りにその後も舞台写真や宣材写真などを仕事として撮影していくようになります。 これ以外にも、城郭建築や合唱、携帯電話・スマートフォンの技術やビジネスモデルなどにも興味があり、本当に色々なことに熱中した学生時代を送っていました。 ー幼少期から学生時代に様々なことに熱中していたのですね!しかも、多趣味な上にそのどれもが何かで優勝したり、今の職業に繋がっていたりして、ただ趣味である範疇を超えて極めているところが流石だなと思いました。ちなみに政治家の後援会に入ったということですがこれはどういうきっかけで入ったんですか!? さっきの話の通り、政治にはとても興味あって政治関連の番組などを見ていたりもしていました。後援会に入る直接的なきっかけは、塾に行く時に毎日駅で演説をしていた政治家を見て、シンプルに毎日演説を続けていることがすごいなと思ったんですよね。そこでなんとなく応援したくなり、その方の後援会に入会しました。ただ、後援会と言っても活動報告が書かれたものが家に届くだけなので、特別何かをすることはないんですけどね。 ーすごいな、と思っても後援会に入るというアクションはその年齢で起こせる人はあまりいないと思うので、その行動力が素晴らしいと思います!では、次に渡辺さんの幼少期のお話もお聞かせください。 渡辺:私は、2歳からクラシックピアノを習っていたのですが、それにものすごく夢中になっていました。最初は、お母さんに引っ張られながらやっていて、友達もいるし行くか、くらいのテンションだったんですけど、小学校時にも続け中高は音楽に強い中高に進学しました。 音楽と同じく、幼少期の私がはまっていたのが「科学」でした。これに興味を持ったのは中学受験時で、その時に漠然と研究者になりたいという夢を描いていました。中高はピアノもやりつつ、「自然科学」の分野に興味を持って学びを深めていきました。自然科学というとイメージが沸きにくいと思うのですが、地球温暖化や砂漠化などの分野がそれに当たります。高校時には、ニュージーランドで水質や大気の勉強を英語で学んだこともありました。ということで、大学もそれを学びたい気持ちで理学部化学科に進学をするのですが、周りがあまりにも優秀すぎて入学3ヶ月にして研究者の道を諦めてしまったんです(笑) そこからどうしようか、と考えひとまず優秀な人が多そうという理由で(株)リクルートに入社を決めました。ただ社会に足を踏み入れた時、それまで科学の勉強ばっかりしていたので、ITの知識がまるでない自分に気がついたんです。それが副業YouTuberの始まりで、自分の勉強して得た知識をYouTubeでシェアしようと思ったんです。 ー憧れていた研究者の道は閉ざされても挫折することなく人生を切り開くその姿が非常に素敵だと思いました。そして、自分の学びから得られたものをYouTubeでシェアするというアイデアもとてもいいですね!ぜひおふたりの大学の話ももう少し聞いてみたいと思うのですが、大学で勉強していたことも教えてください! 渡辺:私は、大学生の時は理論化学計算の研究室で、原子をあるレーザーに当てて違うものに変化させるという実験を行ったりしていました。これを勉強しようと思ったきっかけが東日本大震災でセシウムに興味を持ったことでした。また、エネルギーの計算ってパソコンで計算をかけるので、プログラミングの知識も学べるというのが魅力的で学んでいました。 山崎:大学時代は、様々なことを学んでいました。先ほどの政治に関しては引き続き勉強していましたし、あとは法律、学習環境デザインというものも勉強していました。この学習環境デザインというのは、ストレスが少なく頭に残りやすい学習の環境作りを考えたりするもののことです。 好きなことも極めればいつかそれが仕事になる。大切なのは仕事になるまで遊ぶということ ー幼少期から様々なことに熱中してきて、それが今の仕事につながっていると思うのですが、当時からそれを仕事にしようと思っていたのですが? 山崎:仕事にしようと思ってやっていたことは、一つもないです。僕は今は自分の好きなことを仕事にしていますが、それは親の想いとは少しかけ離れているんですよね。僕が親から言われていたのは、優秀な高校や大学に進学して立派な企業に就職して欲しいということで、今の僕とは全く違うんです。親のこういう想いを知っていたので、今はこんな僕ですが昔は大企業に就職をするのかな、と漠然と思っていた時期もありました。なので、大好きなカメラや歌うことがまさか仕事になるなんて考えてもいませんでしたね。 みんなに言えるとしたら、「仕事になるまで遊べ」ということです。僕は、好きなことを仕事にしようと思ってやっていたわけではないけど、仕事にするチャンスがたまたま来た時にその準備ができていたので、それをうまく仕事にすることができました。なので、遊びでやっていることも本気で取り組んで極めれば仕事になるということです。 ー「仕事になるまで遊べ」っていう言葉とっても素敵です。様々なことに熱中してくる中で多くの体験をしてきたと思うのですが、これは子供のうちに経験した方がいい、ということとかってありますか? 山崎:生きるのに必要なことはやっておいたほうがいいと思います。例えば「水泳」です。僕は、もともと髪を洗うのも嫌なほど水が嫌いだったのですが、プールを始めてから水に顔つけらるようになりました。あとは、身体を動かす癖は付けておくといいかもしれません。僕は体育が嫌いだったのですが、子供のうちに運動しておいたほうが良かったと大人になって思いましたね。 渡辺:私も運動については賛成です!やっぱり体力をつけるというのが非常に大切だと思います。そのためには、やはり運動ですよね。私は、女子校で体育祭は2年に1回くらいしかなかったので、もう少し運動すればよかったかななんて思ったりもします(笑)実際私も受験や仕事体力を必要とする場面が多々ありまして、それを乗り越えるためにやはり体力は必要だと思いました。 周りにとやかく言われるかもしれない。大切なのはそれでも自分の信念を貫いて突き進むこと。 ー先ほど少し山崎さんのお話で親御さんのお話が出ましたが、おふたりはどんな家庭で育ったんですか? 渡辺:私の母は専業主婦で、父はシステムエンジニアとして働いています。母は、女の子が生まれた瞬間「女の子らしく音楽が好きで、花柄のワンピースを着るような子に育って欲しい」と思ったと思うのですが、小学校の時にうちの子はそういうタイプとは違うと気づいて、そこからは私のやりたいことをやらせてくれるようになりました。親であれば、自分が思い描く子供のイメージと現実にギャップが生じるということはよくあると思うのですが、私は自分が親にそうしてもらったように子供の意思を尊重できるスタンスがすごく素敵だなと思っています。 山崎:僕の父は宇宙航空技術者でロケットのエンジンを作ったりしています。母は元専業主婦で今はパートでとして働いています。先ほども話に出たように、親は僕に大企業に入って安定した人生を送って欲しいと思っていました。なので、僕は真逆の親がやって欲しくない職業ばかり攻めていったことになりますね(笑)「これをやりたい!」と声を上げても、支援はしてくれるような雰囲気はなかったですね。 ーそれでは、結構お二人は真逆の環境で育ったということですね。今の山崎さんの話にもありましたが「やりたいことを仕事にしたいと思った時に、反対されたらどういう対応したらいい?」という質問もあったのですがこれに対してはどうですか? 山崎:「諦めて自分が納得できるか」が全ての指標になると僕は思います。自分の人生は一回しかないですし、自分の人生なので周りにとやかく言われても、最終的に責任を取るのは自分です。周りから言われて、手放すような決意であればそれはその程度だったということなんですよね。反対されてもやりたいことであれば、どんな手段を使ってもやったほうがいいと僕は思います!もし、周りの反対を聞き入れて諦める決断をしたら、将来後悔したとしても結局やらないと決めた「自分の選択」を後悔することになるので。 渡辺:私の場合、今副業でやっているYouTuberがまさにそれでした。今でこそYouTuberは職業としても社会で認められてきましたが、当時は「そんな歳で何やってるの?」というのが周りの反応だったんです。もちろん最初は、フォロワーもチャンネル登録者数もいなし、再生回数全くありません。周りからは「そんなことやって何になるの」というような冷ややかな目でみられていても、私は自分の座右の銘「100歳から舞い戻ってきた人生を生きる」という言葉で自分を立て直し、その信念を貫き通しました。あとは、ここでやらなかったら、この後同じ道を歩む人たちが私と同じ苦労を味わうという正義感にも駆られていました(笑) ー質問の中には「夢がありすぎて決められない」というお悩みも届いています。こちらに関してはどうですか? 渡辺:二つやり方があると思います。一つは、いろいろな興味があるということで、そのそれぞれを点と点をつなげて、延長線上に何があるかというのを考えてみてる方法です。もう一つは、本屋さんに行ってみてどんなものに興味があるかを本を手に取りながら探してみるという方法です。これも結構おすすめで、自分が思ってもみないような興味やアイデアを見つけたり、それこそ思わぬ点と点がつながったりすることもありますよ。 山崎:やりたいものから順番に手をつけていくのが僕おすすめです!「好き」と「できる」は実は違うんですよね。どこでわかるかというと、それはやってみないとわかりません。僕は、好きでやってみたこともあったけど、ものにならないこともありました。例えば、プラモデルが好きだったけど、できるようにはならなかったみたいなことです。囲碁は本当に熱中したことだったけど、棋士にはなれなかったし。そういう意味でやってみないとわからないことは多いと思うので、まずはやってみましょう!やってみないうちから「できない」と決めつけるのは大きな機会を損失することになるので、まずは挑戦のマインドでやってみるのがおすすめです。 ー様々な夢の見つけ方があっていいですね!すごく参考になります。また、ちょっと角度は変わりますが「将来の夢はありますが不登校になってしまって将来の夢が叶えられないのでは、という不安があります」という質問も来ています。こちらはどうでしょう? 山崎:僕は、学校に行かないと叶えられない夢はないと思っています。学校に行かない分、家にいる時間を最大限夢を叶えるために注ぐことができると思うからです。確かに、これから夢が変わるかもしれない、様々な場面に対応できるように勉強は必要だけれど、学校に行けないから夢が叶わないということはないと思います。叶えられるかどうかは、自分次第だと思いますよ! 渡辺:何かできるようになるには、何かできるようにならないことだと私は思うんです。例えば、「料理極めるぞ!」ってなった時、おそらくそこに時間を費やした分、スポーツだったりお裁縫をする時間は無くなりますよね。それと同じで、学校に行かない分、自分の好きなことに使える時間が増えているんです。時間の優先度が変わってるだけなので、学校に行けないから夢が叶わない、ということは私もないと思いますよ。 ー最後の質問は、全国の不登校で同じ悩みを抱える子供たち、そして親御さんへのエールにもつながるメッセージだと思いました。本日は、夢を描く子供たちにたくさんヒントとなるお話を聞けたのではないかと思います。本当にありがとうございました! イベントモデレーター:西村創一朗(Twitter) 執筆・編集:後藤田眞季 デザイン:藤井 蓮(Twitter)

【U-29 AMA Vol.2】精神科医×マジシャン・志村祥瑚が語る、実力を発揮するために今からできること

U-29世代のトップリーダーに何でも聴けるラジオ型のライブ配信企画「U-29 AMA(Ask Me Anything)」。第2回は精神科医✕マジシャンとして多方面で活躍されている志村祥瑚さんをゲストにお迎えしました。精神科医とマジシャン、というと一見バラバラのことのように感じられるかもしれませんが、「メンタル」を対象としている点で実は大きな共通点があるのだとか。新体操日本代表「フェアリージャパン」のメンタルコーチを務められている他、9月には新著「人生のタネ明かし 成果を出す人に共通する心の秘密」を講談社から出版されるなど、メンタルトレーニングのプロフェッショナルとして圧倒的な支持を集めている志村さんにたっぷりとお話を伺ったイベントレポートをお届けします。 対談:ミスディレクションに気づくのが大きな一歩 イベント前半部分では志村さんの現在のお仕事と精神科医とマジシャンという2つのお仕事の共通点について対談形式でお話いただきました。 志村祥瑚 慶應義塾大学 医学部卒、日本認知科学研究所 代表理事。幼少期よりマジックを始め、マジックの持つ錯覚や思い込みのメカニズムに興味を持つ。2012年ラスベガスジュニアマジック世界大会優勝。 「思い込み」の研究をしていくために精神医学を専攻し、精神科医としてマジックを融合させたメンタルトレーニングライブを全国で行っている。カヌースラロームオリンピック日本代表選手、新体操日本代表「フェアリージャパン」等、トップアスリート、企業経営者のメンタルコーチを務める。近著に9月に新著「人生のタネ明かし 成果を出す人に共通する心の秘密」を講談社から出版。 ーまずは精神科医とマジシャンがメンタルという共通点を持っているという点について詳しく教えていただけますか。 精神科に来られる患者さんの多くは何らかの思い込みによって心の病気にかかってしまっています。一方でマジックは思い込みを使ったエンターテイメントです。精神医学とマジックには「思い込み」という共通のキーワードを持っているんです。 そんな中でも私はマジックを通して思い込みで前に進めない方の心の治療をしています。外来患者の方にも実際にマジックをみせ、種明かしをすることで思い込みに楽しく気付いてもらいます。そこから視野を広げて見え方を変えることで、心の病気を治すという取り組みです。 ーマジックを通して思い込みに気づくことが、心の治療になるんですね。 はい。人間は自分の頭で解釈したことは疑わず真実だと思ってしまう習性があります。例えば自分には実力がないと一度思ってしまうと、そう脳が解釈した瞬間にそれが真実だと思いそれ以外のことに意識が向かなくなります。 新体操日本代表フェアリージャパンがメンタルトレーニングを行う理由もそこにあります。失敗するかもしれないと思うとどうしてもそこに意識がいってしまい、普段通りの実力を発揮することができません。思い込みに気づき、うまく意識をコントロールすることでパフォーマンスアップを実現させるためにメンタルトレーニングを行います。 ーなるほど、そういうことですね。 この注意を違う方向に向けることをマジックの世界ではミスディレクションといいます。右手で何かをしている間に左手で消すなど、マジックは注意をそらすことで成り立っているんです。 そのミスディレクションに気づくことが、実力を発揮する一番の鍵となっています。人はミスディレクションされる生き物なのですが、それに気づくことができれば変えることができます。マジックという視覚的な方法を通すことでより効果的にメンタルトレーニングを行い、注意を間違った方法にそらされないように訓練することが結果的には心の健康や本来の実力発揮に繋がるんです。   Q&Aセッション:サイレントスクリプトでメンタルトレーニング イベントの後半部分では事前に視聴者の方からいただいていたご質問をQ&A形式でお答えいただきました。 ーなぜ精神科医になろうと思ったのですか?マジシャンとの二刀流を続けている理由も気になります! なるようになったというのが答えになるかと思います。あくまでも精神科医でありマジシャンであるのは結果で、その結果は運や神様が支配していると私は考えています。マジックが好きで、精神について勉強するのが好きだったからこのような結果になったのかと。 将来設計において結果にフォーカスしてしまうと、そのことに振り回されてしまいパフォーマンスが下がってしまいます。結果はあくまでもボーナスだと考え行動にフォーカスするのが1番です。同様に他人の感情や反応もコントロールできないということを覚えておくといいと思います。未来の結果と他人の感情はコントロール不可です。 ー志村さん自身がミスディレクションにハマった経験、それをフォーカスで乗り越えた経験があれば教えてください! 今でもミスディレクションにハマることはよくあります。代表的なことでいうと、気づいたら目的なくスマホを手にとってTwitterをみていることです。また、医学部へ受験する時は合格できなかったらどうしようと思っていたり、はじめてテレビの生放送でマジックを披露した時も失敗したらどうしようと思っていたりしました。これらの経験があるからこそ、日々よりよいアドバイスができていると感じます。 大事なのは注意を間違った方向に持っていかれた時に、そこから切り替えるかです。切り替える方法の1つとしておすすめなのは注意を持っていかれません宣言、コミットメントをすること。周囲にタバコを吸わないと宣言することなどが例になります。コミットメントは可能な限り、結果ではなく、自分のコントロールできる行動の宣言にしてみてください。 ー会社員を辞めてフリーランスとして独立したのですが3年後や5年後に仕事がなくなったらどうしよう…と不安で眠れないことがあります。不安にどう打ち勝てばいいですか? その気持ちはとてもわかります。独立と不安、孤独と創造は共存です。その不安はチャレンジしている証なので問題ないと思いますが、ミスディレクションされてしまっているのは問題ですね。不安に勝とうとするのではなく、今できることを考えてみるのはいかがでしょうか。数年後に仕事があるかないかという結果をコントロールすることはできませんが、仕事が数年後なくなった時のことを考えて計画を練ることはできると思います。ネガティブな感情は決して悪い感情ではありません。うまく注意を切り替えてみてください。 ーメンタルを鍛える良い方法はありますか? 注意を切り替える力を鍛える方法として代表的なのは瞑想やヨガなどになります。これらは呼吸に注意を戻すことにフォーカスした、いわゆる注意力の筋トレです。ただし、これらは自力で日々行うのは正直難しいと思います。 簡単にできるメンタルの鍛え方としては、注意を持っていかれていると気づくことの練習をするになります。メンタルを崩すパターンは必ずあるので、それに気づくことができれば対策もたてることができます。 具体的な方法としては、サイレントスクリプトという方法を私はおすすめしています。これは前日の夜に翌日の行動予定表をつくるというものなのですが、ポイントは時間で区切らないことです。「9時から◯◯をする」といった行動予定表やToDoリストではなく、朝から起きて寝るまでの1日の流れを書き起こすのです。そうすることで、ミスディレクションが起きる隙間時間が発生することなく、常に次の行動に注意を向けることができます。もちろん、やらないといけないことばかりを流れで書いても結局ミスディレクションされてしまうので注意してください。 ー就活で志望していた企業にことごとく落ちてしまい、心が折れてしまいました。どうしたらいいでしょうか? すでにお話しした通り、面接で受かるかどうかは結果、即ちコントロールできない物事になります。自分ではコントロールできないことだということに気づき諦めましょう。 その上で、まずは折れた心が元気になるよう、心が安定する過ごし方を気にかけてください。旅に出るでも、休むでも大丈夫です。ただ、この時も心が安定するかは結果だということを念頭に、そのための行動を意識するようにしてみてくださいね。 ーコロナ禍で部下のマネジメントに悩んでいます。リモートでもモチベーションを高める方法を教えてください。 この場合、部下のモチベーションアップについてなので結果かつ他人のことです。先程の質問同様、コントロールできないことになるので諦める必要があります。モチベーションが上がるかは部下次第です。ただ、モチベーションが上がるようにサポートすることはあるかもしれません。 今回の場合、リモートだからこその問題だと考えると、仕事をするために作られた環境ではない家で働いていることが1つモチベーションダウンの原因として考えられます。家はオフィスと比べて誘惑だらけなので決して部下だけの責任ではありませんよね。 人は環境の奴隷と言われる程、環境次第で変わります。雨というだけで出掛けたくなくなるのが良い例です。それだけ私たちは環境に支配されています。だからこそ、部下の環境をヒアリングし、誘惑を減らす提案をするなど生活習慣の指導を行うことがモチベーションアップに繋がってくるかもしれません。ポイントはモチベーションをあげようとするのではなく、ミスディレクションされずらくすることでパフォーマンスをあげること。例えばスマホを業務中についついみてしまうのであれば、通知はオフにすることや充電はできるだけ遠い場所でやるなどを提案するのもいいですね。   クロージング:本来の力を発揮するために ー本日は興味深いお話、ありがとうございました。最後に、本を書こう思われた理由と読書に伝えたいことがあれば教えてください。 「人生のタネ明かし 成果を出す人に共通する心の秘密」の帯にも書かれていますが、多くの人はまだ本来の5%の力を発揮していないと思っています。そしてその大部分が、気づかないうちに違う方向に注意を持っていかれているからです。この本はそれぞれのミスディレクションに気づいていただくことで生産性を上げていただき、豊かに生きていただければという思いで書きました。 ぜひ一度手に取っていただければ嬉しいです。本日はありがとうございました!   イベントモデレーター:西村創一朗(Twitter) 執筆:松本佳恋(ブログ/Twitter)  

初心者もたった1日でコースデビュー!? 手ぶらで行けちゃうゴルフ体験に密着!

“ゴルフ”と聞くと、20代の皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか? やってみたいと思っているけど挑戦するキッカケがないという方や、若い人や初心者にはハードルが高そうなイメージ!と、中々手を出せずにいる方も実際にいるのではないでしょうか。実は、ゴルフは意外と気軽に楽しめる要素も多いスポーツなのです。 U-29世代(=29歳以下の若い世代)が運営するコミュニティ・メディア「U-29.com」では、U-29世代がもっとゴルフを身近に感じ楽しめることを発信し、日本のゴルフ業界・スポーツ業界に新しい変化が起こしたいと考え、「ゴルフ部」を立ち上げました。 ゴルフが大好き!というメンバーから初めてゴルフクラブを握るメンバーまで幅広く集まり、ゴルフの楽しさをU-29メンバーと一緒に体感してきたので、その様子をレポートします。   ゴルフは「貴族の遊び」!? U-29世代のゴルフイメージとは… まずU-29ゴルフ部では、20代の方々がどのようなイメージをゴルフにもっているのか、アンケートを実施しました。すると下記のような調査結果が出てきたのです。 問1:ゴルフ部に参加したい!と感じたキッカケは? ・家族や友人など身近な方から勧められたから ・ゴルフを始めたばかりなので上手くなりたい!同年代のゴルフ仲間を増やしたい! ・取引先にゴルフ経験者が多く、経営者さんたちと一緒に楽しんでみたい。 ・打ちっ放しには行くのですが、ラウンドで回ったことがないのでやってみたい。 ・スポーツを通じて色々な人と交流してみたい 問2:ゴルフに興味があるにも関わらず、経験してこなかった要因は? ・チャンスがなかった。周りの友人や家族で、やっている人がいなかった ・興味はあったが、縁がなく“貴族の遊び”だと思っていた。以前から興味はありました! ・経営者や医者がやっているイメージで、お金持ちしか出来ないと思っていました。 ・初心者がやっていいのか、教えてくれる人がいないので不安でした。 始めるキッカケに関する問1の回答としては、身近な方や仕事関係の方々と一緒に楽しみたい・知人に勧められたという方が多め。続いて問2は、挑戦したかったけれど同世代に仲間がいない・道具はあるが機会がなかったなどが目立ちました。 また、TVドラマや映画などの影響なのか、お金持ちや経営者層のイメージがあるようで、「貴族の遊びだと思っている」という回答は複数件ありました! 同世代でリーズナブルかつカジュアルにゴルフを楽しむ機会やイベントなどでキッカケさえ掴めれば、U-29世代でもゴルフに挑戦したい人は多いことがわかりますね。   ゴルフをもっと身近に、楽しめるように…部活立ち上げキックオフイベントを実施! アンケートの結果をもとに、初心者でも気軽にゴルフの楽しさを体験できるイベントを企画することにしたU-29ゴルフ部メンバー。 さらになんと、“世界最年少のゴルフ場社長”として以前「U-29 Career Lounge」にも登場した株式会社セブンハンドレッド/株式会社住地ゴルフ 代表取締役・小林忠広さんもメンバーに加わり、一緒にゴルフ企画を作っていきました。 小林さんは「みんなが幸せを実感できるゴルフ場」をビジョンとし、 地域とゴルフ場の融合を図る事業の他、 新しい次世代ゴルフ場作りを経営戦略として行っている人物。 U-29ゴルフ部の発足とともに、オンラインで実施したキックオフイベントでは当日のコンテンツ内容なども一緒に考えました。 ●小林さんのゴルフ場経営や生い立ちに関する記事は、こちらをチェックしてみてください! https://u-29.com/2020/02/27/kobayashi/ そして、最終的に決まったU-29ゴルフ部の活動ビジョンとコンセプトはこちら。 上記をもとに、同世代のつながりを作りながらゴルフを体験できるようなイベントを実施しました!   レッスンからコースデビューまでたった数時間!手ぶらで楽しくゴルフを満喫♪ イベント当日は11月とは思えないほどのポカポカ陽気で、雲ひとつない青空が広がり、絶好のゴルフ日和でした。 会場となった栃木県さくら市の「セブンハンドレッドクラブ」は1980年にオープンした歴史あるゴルフコース。名匠・和泉一介氏の設計によるコースは、100万平方メートル(約30万坪!)という広大なスペースに18ホールをゆったりとレイアウトされ、趣のある林間ホール、池が絡んだ美しくスリリングなホールが次々と展開し、プレーヤーの挑戦意欲をかき立てます。 また、2021年には日本で初めて開催されるフットゴルフワールドカップ(FIFG FOOTGOLF WORLD CUP JAPAN 2021)の開催コースになっているんだとか! 当日も多くのお客様で賑わい、イベントやTV取材などでも利用されている様子でした。 ゴルフを初めて経験するメンバーもいるため、ゴルフの道具を持っていないメンバーがほとんどでしたが、利用料金の中でレンタルが可能でした!そのため、ほぼ全員が手ぶらでゴルフを楽しむことができました。道具を一式そろえたり購入する必要もなく、カジュアルに初められるキッカケを体験できたのは非常に良かったです。 準備運動や軽く自己紹介をした後、早速ゴルフのレッスンを体験! ●佐藤英之(さとうひでゆき): セブンハンドレッドクラブ所属。1983年プロ転向、ツアー戦歴は3勝。現在はセブンハンドレッドクラブ所属プロとしてクラブ内で開講し、ゴルフアカデミーの講師として、年間300名以上の受講生にレッスンを行っている。 レッスンは、ツアー優勝経験のあるセブンハンドレッド所属・佐藤英之プロが、初心者から上級者にまで合わせて行ってくださいました! 野球、テニス、サッカーにバスケ、アイスホッケーなど各自のスポーツの経験を参考に、身体や腕の使い方・手首の使い方や、ボールの打ち方などの感覚をわかりやすくレクチャーしてくださいました。 プロのレッスンを受けながら、黙々とボールを打ち込み、2時間ほどたっぷり練習しました。用意してくださった時間とボールを100%使い切りました!(笑) メキメキと上達するメンバーは150メートルも先までボールを飛ばせるようになったり、最初は空振りしていたメンバーも次第に空振りする回数が0になったりと、徐々に感覚を掴んだ様子。 ゴルフ練習で大切なのは、「あ、打てる!」という感覚を掴むこと。そしてその感覚をクラブとボールにぶつけることの繰り返しだと佐藤プロがおっしゃっていただいたことが印象的でした。 お昼休憩を挟んで段々とメンバー同士も仲良くなってきたお昼過ぎ、佐藤プロから「パターをやってみましょう!」と提案が。 男女均等に3グループに分かれ、パターの練習も兼ねてトーナメントが始まりました!より少ない打数で早くピンに当てたチームが優勝というシンプルなルールでしたが、意外と難しいんです。 強く打ちすぎてもダメ、少し傾斜があるホールだとあとちょっとでボールが届かなかったり…惜しいショットやミラクルショットもあり非常に盛り上がりました。 そしていよいよ、パターの練習を3周した後にグリーンデビュー! ゴルフの打ちっ放しすら初挑戦のメンバーも、わずか数時間でホールに挑戦です。 1打目、じゃんけんで決まったメンバーが全員に見守られる中ゲームスタート。 バンカーや池などの障害物に阻まれることなく、テンポよく皆ボールを打っていきます。 ゴルフ経験者は頼りになる場面が多く、後半は初めてとは思えないほどのミラクルショットを打つメンバーもいたり、空振りしてしまうメンバーも時々いましたが、それすらも楽しく、非常に盛り上がる展開となりました。 結果は1〜2打差と白熱! ボールを追いかけてカートを運転したり、広いゴルフ場を駆け回り、あっという間に夕暮れ時。今回は全員で2ホールを体験しました。 全員が「もっとやりたい!」と口を揃えるほどあっという間の数時間でした。 ゴルフの後は全員でバーベキュー! なんとセブンハンドレッドさんでは、従業員さんたちの声を反映させ、こういったバーベキュー場の建設や宿泊キャンプ企画などが発足するそう。 経営者である小林さんのゴルフ場への思いや仕事のお話も聞きながら、美味しいお酒と栃木県産の牛肉で楽しいひとときを堪能しました。 小林さんは、今回のイベントを人一倍楽しみにしてくれていた人物。 そんな彼から最後にこんなコメントをいただきました! 皆さんの参加前のアンケート結果から分かるように、ゴルフは初心者がいきなりコースに出るのは難しく、コースデビューまでに何ヶ月かかかってしまうと言われています。 ですが僕自身としては、そこがゴルフのいけないところだと思っています!普通にコース出て、その緊張感を楽しまなきゃ面白くないですよね。 日常生活では10人に一斉に注目されて何かをする経験ってあんまりないですし、練習場ではうまくいっても、緊張してしまったり、逆に”奇跡の一打”を打ってしまうというのが楽しかったり…!そういうゴルフの楽しさをもっと身近に、誰もが感じてくれたら嬉しいです。   終わりに・・・ 今回の企画を通じて、最終的に参加者のアンケートを実施しました。 すると前述の小林さんの想いを感じたのか、「また行きたい!」「第二回開催してください!」という声が多数聞こえてきました。 企画の感想(一部抜粋) ・ゴルフ練習をしてからグリーンに初めて行って、練習がなかったら打てなかったし、ボールに当たる感覚も新鮮ですごく楽しかった! ・ボリュームも、人との交流も多くて、同じことで汗を流して笑えるって最高! ・手ぶらで、また初めてでも優しく教えてもらえたこと。コースも少し回れたし、みんなと仲良くなれたことは最高! ・景色が綺麗で、携帯も触らなかったので、デトックスandリフレッシュできた!   1日中密を避けながらゴルフを一緒に楽しんだメンバーであり、全員が違う職種・仕事をしているU-29ゴルフ部。 メンバー1人1人の自己紹介タイムなども設け、交流そのものも非常に盛り上がりました。 感想を見てみると、発足時に決めたビジョンや目的も無事に実現できたようです。 今後も、U-29ゴルフ部の活動は定期的に企画し、ゴルフを楽しめる仲間をもっとU-29で作れたらと考えています。 また、活動レポートもメディアやSNSにて定期的に発信しようと考えているので、イベントに参加したい方・この記事を読んでゴルフに興味が出た!という方はぜひ一緒にゴルフを楽しみましょう!   文章・写真:MOE デザイン:藤井蓮 Sponsored by 株式会社セブンハンドレッド

ONE JAPAN✕U-29コラボイベント~組織で働きながら自分自身をTransformする方法~

ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代のためのコミュニティ型メディア「U-29.com」と、大企業の若手・中堅社員を中心とした約50の企業内有志団体が集う実践コミュニティ「ONE JAPAN」のコラボレーションイベントを先日オンラインで開催しました。 辞めるか、染まるか、変えるか。 大きな組織に所属しながら、自分自身の「ユニークネス」を大切にして、自分をTransform(変革)させ続けることは、多くの場合困難を伴います。 そんな中、ONE JAPANで活躍している大企業の若手社員はいかに染まらず、自分自身を、そして会社・社会をTransformさせ続けているのかについて迫っていきます。 ■ゲストプロフィール 内山敦史 1995年三重県生まれ。2020年野村総合研究所に入社。新卒1年目。大学4年まで約15年間野球に打ち込み、そこで多くの価値観を形成。モットーは「何事にも全力投球」。大学院時代は研究に勤しむ傍ら、AIスタートアップや人材系ベンチャーで長期インターンするなど、精力的に活動。これらの経験や文理融合の情報系学部に所属していた背景から「ビジネスとテクノロジーの架け橋となる人材になりたい」との思いを抱き、野村総合研究所に入社。日本のDXを推進すべく、アプリケーションエンジニアの卵として現在絶賛修行中。 濱松 誠 1982年京都府生まれ。2006年パナソニックに入社。マーケティング、人事、ベンチャー出向などを経て、2018年12月にパナソニックを退職。本業の傍ら、2012年に組織活性化とオープンイノベーションをねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。2016年、NTTグループやトヨタなど、大企業の同世代で同じ課題意識を持つ者たちを集め「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。現時点で約50社・2000名の有志が参画。企業間の共創や社内起業家育成、働き方意識調査など、挑戦の文化をつくる活動をしている。日経ビジネス「2017年 次代を創る100人」に選出。ONE JAPANとして「仕事はもっと楽しくできる 大企業若手50社1200人 会社変革ドキュメンタリー」を上梓。内閣府主催「第1回日本オープンイノベーション大賞」、日本の人事部「HRアワード 特別賞」等を受賞。2019年6月から夫婦で約1年間世界一周。5大陸52ヵ国116都市をまわり、現在は大企業やベンチャーのコミュニティ支援をしている。 組織と自分をTransformするには「使命感」「行動」「仲間の存在」が大切 ー本日はよろしくお願いします! まずは「マックさん」こと濱松誠さんから自己紹介や現在の取り組みなどについて教えてください。 濱松誠(以下、濱松):こんにちは、ONE JAPANで共同代表を務めている濱松誠です。僕は京都で生まれ育って、大阪の大学を卒業し、その後パナソニックに入社をして、主に海外営業と人事を経験してきました。また、Cancer Xという「がんと言われても動揺しない社会へ」をコンセプトにしたプロジェクトで妻や仲間たちと一緒に活動をしているほか、SUNDREDというベンチャーで共創のコミュニティ運営にも携わっています。 ここからは、実際に私が20代後半から30代前半にかけて行なったパナソニックでの社内活動について話したいと思います。 大企業でも公務員などの自治体でも、組織のサイロ化や「どうせ言っても無駄だよな…」という風潮など、多くの問題がありますよね。そんな中、2006年の新入社員のときから、飲み会・勉強会・懇親会などを積極的に開催してきました。とにかく継続をすることが大切だと信じて、6年ほど続けたら仲間が400人にも増えたんです。 また、ちょうど当時はパナソニック電工と三洋電気という会社との合併などもあったので「一緒になるなら、がんばろうぜ」という思いから、若手社員を中心に、社長やミドル層なども交えて500人ほどのイベントを開催しました。これが、One Panasonicのスタートになります。 活動内容としては主に「縦と横と斜めをつなぐ」もので、社内外問わず、人と人を繋げることを主な活動としています。アルムナイ(卒業生)ネットワークも作り「大企業を辞めたら裏切り者」という風潮をなくして、卒業生同士、卒業生と経営幹部や現役社員の繋がりをつくるイベントなども開催しました。 こうした活動を続けていたところ、2017年には日本マイクロソフト会長だった樋口泰行さんが経営幹部としてパナソニックに復帰するという当時国内では異例の出戻りとなったり、パナソニック全体としても出戻り社員を歓迎することを公式に発表したりなど、会社が大きく変わっていくことになりました。 有志の活動でも継続をすれば少しずつ個人や会社は変わっていきます。そしてその後に会社のレバレッジをかけて大きく変えていくことが大切だと感じました。 現在活動しているONE JAPANでは、世の中に「挑戦する文化をつくる」ことをミッションとして掲げていて「価値づくり」「人・土壌づくり」「空気づくり」など、さまざまな活動を行なっています。 例えば、先月リリースされた孫と祖父母をつなげる新しいコミュニケーションサービス「マゴ写レター」は、ONE JAPAN加盟企業の日本郵便とマッキャンエリクソンがコラボしてできたものです。 また、世の中を変革する挑戦者を育成・支援する「CHANGE」というプログラムには100チーム以上の応募があり、決勝ピッチには5人選抜されましたが、どれもすごく良い内容です。 その他にも、新型コロナウイルスの感染拡大による働き方の意識変化を調査したり、孤食をなくすために部署や会社を超えてランチをする「バーチャル食堂」や、日本全国の新入社員を集めてオンラインで交流する「オンライン新入社員交流会」などを開催しました。 「ソーシャルディスタンスは離れていてもエモーショナルディスタンスは近づける」という考えを意識して、活動をしています。 コロナ渦でも、新入社員として多くの活動に取り組む ーそれでは続いて「ウッチー」こと内山敦史さん。自己紹介をお願いします。 内山敦史(以下、内山):今年の4月に野村総合研究所に入社した社会人1年目の内山です。システムエンジニアとして研修を受けており、現在はグループ会社のNRIデジタルに出向しています。企業のDX推進の仕事をするため、今後は日本全体の生産性を高められるような仕事をしたいと考えています。 ONE JAPANと出会ったのは、先ほどマックさんから説明があったように「つながれ!コロナ時代の新入社員〜今こそ一歩踏み出そう〜」というオンライン新入社員交流会がきっかけです。 今年の5月に開催をして、約80社から200名ほどが集まりました。コロナウイルスの影響を受け、新入社員は4月の間リモートで過ごしていたため、そのなかで生じたモヤモヤとした熱量が溢れ出したようなイベントでした。 じつは、このイベントがきっかけで色々な活動を始めることになりました。例えば、新入社員による新入社員のための学び場コミュニティ「ONE SCHOOL」を立ち上げて、隔週でONE JAPANの先輩社員を呼んで勉強会を開催しています。 また、新入社員と先輩社員で理想の働き方を考える「HELLO,NEW WORLD」も開催しました。あとは、IT界隈を盛り上げたい思いから「新入社員ハッカソン」を企画するなど、さまざまなことに挑戦していて、今できることを必死にがんばっています。 ー自己紹介ありがとうございます! それぞれが、ファーストキャリアで大手企業に入社した理由 ーウッチーさんはなぜ新卒で大手企業に入社したのですか? 内山さん:学生時代に、友人が起業した人工知能に関するスタートアップを手伝ったことがきっかけです。その経験から「最近ではテック系のスタートアップが数多くある一方で、それが本当に世の中に広まっているのか?」という課題意識を持つようになりました。 なんとかその課題を解決することはできないかと考えた結果、影響力を持つ大きな会社にシステムを納入している会社であれば、よりスピード感を持って新しい技術を広めて、テクノロジーで世の中を豊かにできるのではないかと感じたんです。 ースタートアップと大手企業だと働き方に違いがあると思うのですが、その点でギャップは感じませんでしたか? 内山:大手企業に入るということは、研修という大きな投資を受けて、力を蓄えてから現場に出るものだと認識しています。なので、大きなギャップは感じませんでした。また、就活時にインターンシップに参加していたので、社員と話す機会も多く、実態を把握してから入社することができたのもギャップを感じない理由の1つです。 ーなるほど、そうだったんですね。マックさんは、どのような経緯でパナソニックに入社を決めたのですか? 濱松:パナソニックの「人々の社会をより良くする」という考えに共感したからです。留学で海外に行って「家電って、身近に感じられて、多くの人を幸せにできるな」「日本を代表するメーカーだな」と感じたことがきっかけです。また、選考中に出会った社員も良い人が多く、もっとも行きたい企業の1つだったので、入社を決めました。 全力で活動をしていれば、後に人生の転機となる ー今回、視聴者から「もっとも聞きたい」という意見が多かった人生最大の転機について教えてください。 濱松:いくつかありますけど、夫婦で52カ国116都市を回る世界一周の旅に出たことですね。「大切な人と、後悔のない人生を歩む」ことをテーマに生きているので、本当に行って良かったなと思います。 ー素敵な人生のテーマですね!ちなみに奥様とはどこで出会ったのですか? 濱松:2016年にパナソニックで初めてベンチャー出向となって、それまでは大阪の本社で働いていたのですが、東京に転勤になったんです。ちょうどその時に、野村不動産の刈内さんという方が開催している「イノゆる会」というイントレプレナーが集まる勉強会でたまたま出会ったことがきっかけです。 ーそうだったんですね。さまざまな活動を積極的にしていたからこそ、奥様と出会えたのかもしれないですね。 濱松:本当にその通りです。積極的に活動をしていれば天から蜘蛛の糸が垂れてくるので、そのチャンスをいかに掴めるかが大切だと思います。人生の転機は、ONE JAPANの立ち上げとか、ベンチャー出向とか色々あるんですけど、実際すべてが繋がっているんですよね。 ー最愛のパートナーと出会うために意図してONE JAPANを立ち上げたわけではないけれど、実際に立ち上げて、さまざまな活動をしていたからこそ出会えたというわけですよね。そう考えると、自分の人生を変えるような出来事は偶発的に訪れるのではなく、積極的に行動を続けるなかでこそ出会えるものだなと、お話を聞いていて感じました。 濱松:まさにその通りです。僕は、頑張っている人にはきっと良いことがあると思っているので、頑張りましょうと常々言っています。 ーとてもいい考えですね!人生は行動した分だけ転機が訪れるということですよね。ウッチーさんも人生の転機を教えてください。 内山:高校野球で甲子園を目指して頑張っていたなかで、初戦で負けて引退になったことです。当時キャプテンを務めていたのですが、キャプテンとして真っ当なことを言い続ければ良いという思考だったので、周りが見えない状況に陥っていたんです。 結果的に、上手くチームが噛み合わないまま、一回戦敗退となってしまいました。後で振り返ると「個の力ではどうにもならない」という教訓を、そこで得ることができたと考えています。 本当は高校で野球を辞めようと思っていたのですが、モヤモヤとした思いがあったので大学でも続けることを決意しました。大学では更に多くの学びを得ることができて、仲間にも恵まれ、みんなで良いチームをつくることができました。 ー初戦敗退は、なかなか悔しいですよね…。 内山:そうですね。ただ、もし勝ち進んでいたら自分の行いを振り返ることはなかったと思います。初戦で負けたからこそ、大きな学びを得られました。 ー中途半端に取り組んで後悔するよりも、ウッチーさんみたいに全力を尽くして後悔したほうが後々バネになりますよね。 悩んだり、失敗したりすることは挑戦の証 ーここからは、せっかくなのでお互いに気になることを質問するクロストーク形式にしたいと思います。まずは、ウッチーさんからマックさんに質問をお願いします。 内山:さまざまな活動をしているからこそ、苦しく感じる場面も多いと思います。そんな時は、どのようにして乗り越えているのかをお聞きしたいです。 濱松:悩んだり、失敗したりすることは「挑戦の証」だと思っています。例えば、コミュニティやイベントで参加者が思ったより集まらないことも、すべては試行錯誤の挑戦の結果です。 「あいつまた失敗したな」「いつか失敗すると思ってたわ」と言ってくる人もいますけど、僕はそういった人が好きではありません。批判をするのは簡単だから。ただ、挑戦をするには1人ではできないので、色んな人が一緒に頑張ってくれるように、できるだけ人間力を高めたいと考えています。 とくに悩んだことがあれば、社内外問わず、相談をするようにしています。ちょうどこの前も、同い年のNPO法人クロスフィールズの小沼大地さんと、全国の公務員コミュニティ「よんなな会」の脇雅昭さんと会って、お互いに意見交換をしました。挑戦している者同士だからこそ、言い合えることを話したりしています。 内山:同じようにトップを走っている人だからこそ、話せることもあるんですよね。僕もマックさんのように走り続けていきたいと思います! 濱松:ウッチーなら絶対にできると思いますよ。経験とかお金は僕たちミドル世代が持っているので、今後はウッチーのような若い世代に投資をするという循環を世の中に生んでいきたいなと考えています。逆に質問で、今後どうなりたいとか考えていますか? 内山:技術に関してのノウハウは蓄えたうえで、お客さんの潜在的なニーズを汲み取って形にすることをやりたいです。そのために、まずはDXに関連したITスキルを身につけることが直近の目標です。 濱松:将来は手段として起業をするとか、ベンチャーに転職をするとかは考えていますか? 内山:あまり長期的なプランを考えるタイプではないので、具体的なことは考えていないです。今は残りの20代の期間をどのように過ごすかだけを考えています。マックさんは長期的に将来を考えるタイプですか? 濱松:僕は往復して考えるタイプですね。先のことまで考えようとするけれど「その通りに行かないしな…」と思って、結局目の前のことを頑張っています。 勉強会とかに参加すると、すごい人がたくさんいて良い刺激を受けるのですが、結局やることって自分のできることなので、長期的なことよりも目の前のことが大切なんですよね。いつ死ぬかわからないので、自分のやりたいことをしながら、できることを頑張るしかないと思っています。 社内外問わず、仲間をつくることが大切 ー入社直後は大志を抱いていた人でも、組織の中にいると出世を考えて会社に染まってしまう場合も多いですよね。マックさんは組織の中で、どのように「染まらない」「嫌われない」地位を築いたのですか? 濱松:組織の縁を歩くこと、組織の中と外の往復活動をすることを意識していました。中と外のハブになるイメージですね。そして、1人ではなく仲間と共に行動することで、出る杭にならずに済んだんです。 最初の方は本能的にやっていたのですが、ビジネス本などで「1人だと変人だが、5人だと変革の志士になる」という言葉を知り、自分のやっていることは正しかったと感じました。孤独と諦めが一番怖い、というか、多くの人の思考や行動を止めてしまうものだと思うので、仲間やコミュニティの存在を常に持つようにしています。 ーどうしても閉鎖的な世界にいると染まりやすくなるので、社内外問わず、しっかりと繋がりを持つことが大切ですよね。 濱松:そうですね。ただ、基本的には多くの時間を社内で過ごすことになるので、社内の繋がりも非常に大切です。社内に仲間がいないから、みんな夢を諦めてしまうのかなと思います。 ー社内で仲間をつくるために意識していることはありますか? 内山:適度にゆるさを持つことですかね。何か活動をすると「意識高い系」というイメージを持たれて一歩引かれてしまうこともあるので、上手くジャブを打ちつつ、少しずつ一緒にやっていくことを意識しています。 ーなるほど、事業作りに似ていますね。まずは、小さなことから始めるのが大切ということですよね。マックさんはどうですか? 濱松:相手から「ためになる」「面白い」「応援したくなる」と思われることが大切だと思います。例えばイベントの場合、どうしたらみんなが来たくなるかを考え込むことが大切です。あとは、チャーミングさが必要だと思うので、人の懐に飛び込むキャラクターでいようと意識しています。 また、僕の場合は20代・30代で仲間を作ってから、その上を巻き込むようにしていました。「みんながこういう思いを持っています」と伝えて、社長を呼んで、社長が来るならということで人が集まる。そういった設計作りをしていましたね。 ーなるほど、徐々に影響力を広げていくということですね。最後に、U-29世代に向けて何か一言メッセージをください! 内山:まずは行動してみることが大切です。思い切った行動ができれば、1つステージが上がって、また次にやりたいことが見えてきて……と、どんどんステップを上げることができます。これから自分も頑張るので、みなさんも一緒に頑張っていきましょう。 濱松:常に動き続けることが大切です。人はいつ死ぬかわからないので、後悔のない人生を生きてほしいと思います。 ー本日はありがとうございました! 取材者:西村創一朗(Twitter) 執筆・編集者:下出翔太

【U-29×Lean In Tokyoコラボイベント】 自分らしくをテーマに異なったキャリアを歩む2人の意外な共通点とは

ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代のためのコミュニティ「U-29.com」がLean In Tokyoと初のコラボイベントを2020年9月26日(土)に開催しました! Lean InとはFacebook COO シェリル・サンドバーグ氏が立ち上げた団体で、Lean In TokyoはそのLean Inサークルの日本代表チャプターとしてイベントの開催などを行っています。Lean Inとは一歩踏み出すこと・挑戦することを意味し、女性が野心を忘れず挑戦し続けることのできる社会の実現を目標としています。 今回のイベントではキャリアで悩みの多い20代に向けて、2名の異なったキャリアを歩まれているゲストをお招きし、パネルセッションを開催。「自分らしさで人生を彩る!」をテーマにお二方にこれまでの人生・キャリアについてライフログに沿ってお話いただきました。   自分の才能が発揮できる場所を見つけて働く 1人目のゲストは新卒で入社したテレビ制作会社を1ヶ月で退職し、その後紆余曲折を経てNPO法人みんなのコードに就職。2年半働き、2019年11月に一般社団法人Waffleを設立された田中沙弥果さん。平成3年生まれの彼女は「田中さん」も「さやかさん」も多いことからご自身でミドルネーム「アイヴィー」をつけられ、活動されています。 ー今のアイヴィーさんに繋がる8歳の頃の出来事について教えてください。 私はよく「自己肯定感が高いよね」と言われるのですが、その自己肯定感の高さにつながっている出来事は8歳の時に起こりました。家族旅行で泊まったホテルのビンゴ大会に参加した際に、家族の人数分のビンゴカードを私が代表して選んだんですが家族全員がビンゴの景品を当ててしまうという奇跡がおきまして…それ以来、周りから「あなたは運がいいから」と育てられ、私自身も自分は運がいいから大丈夫と自分のことを信じるようになりました。 LEAN INの本でも書かれていますが、女性は男性ほど自分に自信を持っている人が少ないと思います。努力をして結果を出すことがよく自信に繋がると言われていますが、私は努力だけではなく、運も大事な要素だと思っています。 ー自分に自信を持たれていたアイヴィーさんですが13歳の頃には何があったのですか。 小学生のときから自分の意見を発信するタイプの人間でした。共学の公立中学校に進学したのですが、前に立ったり、発言したりすることを止めるようになりました。これは中学校に入って、生徒会長を務めるのは男子などといった暗黙の了解があることを知ったことが影響しています。私は女の子だから前で積極的に自分の意見を主張するのはやめた方がいいかも…と思ってしまったんです。この時の経験が、結果的に今やっているIT分野のジェンダーギャップをなくす活動につながっています。 ー今の活動に繋がる原体験は13歳の頃のことだったんですね。その後新卒で入社された会社を1ヶ月で辞められたそうですが、これはどういった経緯があったのでしょうか。 20歳の時に海外留学に1年行き、帰国後の6月頃から就職活動をしました。当時、私を雇ってくれるところはたくさんあるだろうと勝手に思っていたのですが、実際就職活動をしてみると、時期が遅かったのと、自己主張が強すぎるのも影響してなかなか内定をいただくことができませんでした。 結局テレビ制作会社に入社したのですが、男性中心の会社で、女性は意見を言える立場にないなど入社後のギャップが大きく自分の将来がその会社で描けませんでした。退職の決め手となったのは、料理番組を撮影していた時に急遽番組撮影時に必要なキャベツが足りなくなり、自転車でキャベツを買いに行くことになった時。ふと「なんで私はこんなことをしているんだろう?私にはもっと自分の才能を発揮できる場所があるはずだ」と思ったんです。 違うと思ったらもうそこに居続けるのは無駄だと思い、特に転職先など決めていませんでしたが、すぐに退社。それから2年間はフリーター状態が続きました。 ー思い切った決断をされたんですね。周りからの反応はどうでしたか。 周りからは反対されましたね。でも自分の力をもっと発揮できる場所が絶対にあると信じて疑わなかったので退職に迷いはありませんでした。自分の中の違和感を大事にしないと、いずれ違和感を持ったことすら忘れて慣れてしまうからです。 それでも1ヶ月で辞めたのは日本社会ではハンデで、次の会社を探すのは苦労しました。結局自分が入りたい会社は書類選考の時点で門前払いなので、いっそのこと「自分は何をしたいんだろう?」と真剣に考え、興味のある職種にいろいろ挑戦しました。インテリアデザイナー、塾の先生、メイクアップアーティスト、など片っ端から挑戦していきました。 その中で、やっぱり自分の理想の会社を作るのが1番いいのかもしれないと思い、まずはプログラミングを学び始めました。学ぶ中でプログラミング教育の重要さに気づき、NPO法人みんなのコードに入社しました。そして2019年11月に一般社団法人Waffleを設立しました。一般社団法人にするか、株式会社にするかは迷ったのですが、IT分野のジェンダーギャップを埋めるのをミッションとしていたので、社会から支えてもらいながらやっていける一般社団法人が適切かと思い一般社団法人に決めました。実際たくさんの方に助けられてWaffleは成り立っているので関わってくださっている方、応援してくださっている方に感謝の気持ちでいっぱいです。 ーなるほど。自分の力が発揮できる場所を結局ご自身で作られたんですね。 はい。ニートになっても自分の才能が発揮できる場所があるとずっと信じることができたのはよかったなと思っています。それも、自分に自信を持ち続けていたから。そして何か新しいことをした時に絶対誰か助けてくれる人がいると思い、「失敗って何?」というスタンスで失敗を恐れず挑戦できたこともよかったなと思っています。この2つは今でも変わりません。 もちろん、自己肯定感の高い私でも落ち込むこととかはあります。そんな時は自分の感情に素直になって、とにかく落ち込む。そして栄光の架橋を聴きながら泣いて、最後は寝て切り替えています(笑)あとはその日あったいいことを書き出してみる。その日あったいいことに目を向けることで気持ちも少し前向きになれるのでおすすめです。   大企業の中で自分らしく働き続ける そしてもう1人のゲストは、大企業で社内での挑戦に留まらず社外での活動やスキルアップに励まれている山近祐加子さんです。現在、新卒で入社した会社で15年目の祐加子さんは、社外でもグラフィックレコーディングやコーチングなど様々ことに取り組まれています。 ー現在15年目を迎えられた会社に就職を選ばれた理由は何だったのですか。 関西の会社・長く働ける会社・仕事内容が面白そうな会社という3つの条件で就活をし、現在の会社を選びました。しかし、やはり本社のある東京に行かないと自分のやりたい仕事ができないと感じ、転勤を決意。上京後は成果を出さないと、と焦ったものの、すぐにうまくはいかない時期ででした。関西にいた頃にお付き合いしていた人と遠距離結婚をするも、東京には知り合いがほとんどおらず大変な日々。自分にしっくりくるコミュニティを求めて、SNS経由で探す中で見つけたのがLean In Tokyoのイベントでした。 ーLean In Tokyoのイベント参加がきっかけで何か変わったのでしょうか。 ジェンダーに対する問題意識を持っていたことを思い出しました。小さい頃から「女の子だから」と言われるのが嫌だったこと、大学でジェンダー学を学び、この現状ともっと向き合いたいと思っていたこと。でも、入社後は日々の業務に追われてすっかり忘れたいたんです。またLean In Tokyoで同じような問題意識を持っている人や共感できるミッションと出会えたことで、やっと自分の居心地のいいコミュニティを見つけることができました。 ーそこから具体的にいろいろと活動を始められたんですね。 はい。社外ではLean In Tokyoの運営に関わり始め、ちょうど会社でもダイバーシティー推進の社内公募があったので手を挙げました。これをきっかけに社内にも似たような問題意識を持っている仲間に出会うことができ、社内でもLean Inサークルを立ち上げることにしました。現在は会社公認のサークルとして活動しています。 ー新しいサークルの立ち上げは、立ち上げよりも継続が大変かと思いますが、どのように継続させてこられたのですか。 団体を継続させるポイントは仲間を作ることだと思っています。自分1人だと仕事が忙しいと動けないこともありますし、気持ちにも波があるので継続することが難しくなってしまいます。同じレベル感で熱量を持っている仲間がいるとそういった時に補い合えるるので、続けることができています。 ーサークルの立ち上げ後は社外の活動をしつつ、順調にキャリアを積んでいかれたのでしょうか。 それが、社外の活動をする中で、大企業の中だけでずっと働いていていいのだろうか、会社の外に出てみたいという気持ちが湧いてきたんです。大企業で働き続けるとスペシャリストではなくジェネラリストになってしまい、専門性のない人になってしまうのではないかと不安に思いました。その時はグループ会社への出向を希望しました。出向したことで、今まで当たり前にやっていた業務にも価値があることが分かり、とてもいい経験になりました。 ー「このままでいいのか?」は大企業で働く人の多くがぶち当たる壁かと思います。 そうですね。大手企業に居続けると「市場価値がないのではないか」という悩みにきっと多くの人が直面し、不安になることかと思います。私はちょうどその時期に大学の社会人講座で学ぶことを決め、その給付金をいただくために指定されたキャリアカウンセリングを受けました。その時にキャリアカウンセラーにも漠然とした不安を伝えたところ、「何かに尖っていなくもいい。丸いままでいいじゃないよ」と言われたのを今でも覚えています。どうしても何か専門がないと、と思ってしまうかもしれませんが、ジェネラリストでもいいんですよね。自分には価値がないと思っていることが誰かにとってはとても価値のあることだったりすることもあるので。 ー社会人講座も受けられたとのことですが、様々なことに積極的に挑戦する意欲はどこから湧いてきているのですか。 面白そうだと思ったらとりあえずやってみるタイプなのが大きいと思います。あとは仕事も働くことも好きなので、いい仕事をするために役立ちそうなことは勉強したいと思っているからですね。初めはいろんなことに手を出すのに不安もありましたが、一度小さく挑戦して良かった体験をしたら、それ以後なんでもまずやってみるのが癖になりました。そしていろいろ挑戦してみた結果、グラフィックレコーディングとコーチング・メンタリングが自分にしっくりきたという感じです。 やりたいという気持ちはそう思った瞬間が強くて、その時にやらなければおそらくやらないと思っています。「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉があるのですが、チャンスはその時に掴むしかないんですよね。なので後回しにせず、今しかないということを意識した結果いろんなことに挑戦できたと思っています。 最初の一歩、Lean Inをするのってハードルが高いと思うんですが、一度できればそれがだんだん当たり前になるのでぜひ皆さんにも一歩踏み出してみて欲しいです。   2人の人生観にはスタンフォードが影響していた?! ゲストのお2人の今に至るまでのストーリーをお聞きした後は、参加者の方々からのQ&Aセッションの時間を設けました。 ー元気になるおすすめの本や記事、Podcastなどがあれば教えてください。 アイヴィーさん: Podcast の“How I Built This with Guy Raz”がおすすめです。海外の企業やNPOの創業者がこれまでどんな苦労をしてきたかについて話されているチャンネルです。どのエピソードもスケールがでかくて元気になります。 祐加子さん: 私は今流行りのNijiUに元気をもらっています。夢に向かって努力する彼女たちの姿をみて自分も頑張ろう!と。人生初めてファンクラブにも入っちゃいました(笑) ー人生観を変えた書籍があれば教えてください。 アイヴィーさん: 「20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」という本です。この本は19歳の時、ちょうど留学にいく前に出会いました。この本を書かれたティナさんは起業家支援プログラムに携わられているのですが、彼女のように人に影響を与えられる人間になりたいなとずっと思っています。 祐加子さん: 「LEAN IN」と「スタンフォード式人生デザイン講座」です。「スタンフォード式人生デザイン講座」を読んでから、望んだ道がダメだったとしてもまた違う道を選んで再度自分の人生をデザインしたらいいんだと前向きに考えることができるようになりました。 ー座右の銘があれば教えてください。 アイヴィーさん: ないです(笑)座右の銘とは少し違いますが、私は占い師さんの言葉を大事にストックしています。オンラインで当たると言われている方の誕生日占いの結果などを良い部分だけスクリーンショットして保存しているんです。落ち込んだ時や、自分を見失った時などにそれらを見返すと答えが見つかったりします。簡単に自己肯定感をあげることができたりするのでおすすめです! 祐加子さん: 座右の銘というか、最近大事にしているのはNijiUのプロデューサーJ.Y.Parkさんが言われていた言葉です。「謙虚は言葉や行動の謙虚ではなく、心の謙虚を意味します。自分自身が本当に足りないと思って、隣にいるみんなの短所を見ないで、長所を見て、心から感謝すること」謙虚の気持ちを忘れずに、周りの人に感謝してなんでも取り組むことを大事にしようって思いました。 全く異なったキャリアを歩まれているお二人ですが、人生観に影響している本がスタンフォード関連であったり、毎日習慣化しているルーティンごとがなかったりといった意外な共通点が見つかるQ&Aセッションとなりました。   自分の人生を自分らしく生きるための第一歩を イベントの最後には約50名の参加者の方々から今回のイベントの感想や今回のイベントを経て挑戦したいと思ったことなどをシェアいただき、イベント終了となりました。 全く異なるキャリアを歩まれているゲストをお招きしての初のLean In Tokyoとのコラボイベントでしたが、それぞれが自分らしく生きるにあたって何らかのヒントを見つけていただけたのではないかと思います。みんなでこれから一緒に一歩踏み出しましょう(Lean In)! 執筆者:松本佳恋(ブログ/Twitter)        

『U-29 Career FES』イベントレポート | 小柳津林太郎、ちょまど ー 2人が考える「影響力の高め方」とは

ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ型メディア「U-29.com」が主催するイベント『U-29 Career FES』がオンラインで開催されました。 "個"の時代と言われはじめた昨今、個人の発信が与える影響はどんどん大きくなってきました。 そこで今回は、多数のフォロワーを持ち、自身の活動や発信を通じて様々な影響を与えるゲストをお招きし、『影響力の高め方』そして、影響力を高めると『どのようなメリット・デメリットが実際あったのか』をじっくりと聴いていきます。 個人の発信を加速させていきたい方、新しい気づきや学びを得たい方、是非ご覧ください。 ー代表・西村創一朗からのメッセージ 今回は影響力を持つ2名のゲストをお招きし、影響力の高め方、影響力を持つメリット・デメリットについてトークを展開していただきました。 小柳津林太郎 実業家。株式会社GHOST 代表取締役CEO。1981年生まれ、ニューヨーク育ち。2006年慶應義塾大学経済学部卒業。同年、株式会社サイバーエージェント入社。マーケティングプランナーを経て、インターネット広告、Webサイト制作、スマートフォンゲーム制作に子会社の代表として携わる。2018年、Amazon プライム・ビデオにて配信された『バチェラー・ジャパン』シーズン 2 に2代目バチェラーとして出演。2019年、株式会社GHOSTを設立し、代表取締役CEO に就任。DMMオンラインサロンにて、「ハイブリッドサラリーマンズクラブ」の運営や、複数社の顧問業に従事。ビジネスと表現活動、双方のフィールドで邁進中。 千代田まどか(ちょまど) IT エンジニア兼マンガ家。iU (情報経営イノベーション専門職大学) の客員教授。私立文系の女子大を卒業した後、新卒で入社した日本企業を 3 か月で退職。現在は某大手外資系 IT企業に勤めており、国内外での技術登壇多数。Twitter が好きで、フォロワー数は 7.8万人。共著『マンガでわかる外国人との働き方』Twitter: @chomado   チャンスはどこに転がっているかわからない ー 2人とも非常に大きな影響力を持っていますが、その経緯から詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。 小柳津林太郎さん(以下、小柳津):僕の場合はバチェラーへの出演が大きなきっかけですね。長年の友人がキャスティングの仕事をしていて「小柳津にちょうどいい話があるんだよ」と誘われたんです。話を聞くと婚活番組ということで最初は断ったのですが、とても強く推されまして…。とりあえず面接に行きました。 話をしているうちに、当時35歳で独身だったので、結婚相手と出会える可能性があると考えると面白くなってきて。気付いたら「出演してもいいかも」と思っていました(笑) しかし1つ問題があって、バチェラーに参加するには3ヶ月の間、会社を休む必要があったんです。これはちょっと悩みましたね…。ただ、後悔はしたくないという思いから参加する意思を固めました。 当時所属していたサイバーエージェントの藤田社長も「奥さんが観てるから、観るわ」と言ってくれて(笑)サイバーエージェントの支えのおかげで参加することができました。 ーなるほど、そういう経緯だったんですね。ちょまどさんは表舞台に出るきっかけは何でしたか? 千代田まどかさん(以下、ちょまど):今の会社にエバンジェリストとして入社してから、人前に出る機会が増えました。それまではプログラマーだったので、名刺さえ作ったこともありません。人間と会話をすることがあまり得意ではないコミュ障でして…。プログラミングの他にも、漫画を書くことが好きだったので、副業ではプログラミング言語を擬人化してSNSで発信していました。 じつは、それがきっかけで今の会社の方から「漫画や SNS などを通して若い世代にリーチするエバンジェリストとして働きませんか?技術広報みたいなものなのですが」というお話をいただいたんです。 人と話すことが苦手なので何度も「お声がけいただきまして大変嬉しいのですが正直自信がありません」とお返事していました。しかし、その会社の IT エンジニア向けのプロダクトがとても好きなので、推しプロダクトの「使う側」から「創る側」の仲間になりたいと思い、採用面接を受けて入社を決めました。 人前に出てお話をするのは塾講師のバイト以来で、本当に苦手でしたし、どうなるかとても不安でした。先輩方の親切なご指導や技術コミュニティの方々のサポートのおかげで、最初は本当にビクビクだったのですが、どうにかこうにか今に至ります(笑) ー 2人とも最初は断っていたんですね。チャンスはどこに転がっているのか、本当にわからないですよね。いざ人前に出始めたときはどうでしたか? ちょまど:最初は机の下に潜って「無理無理無理」と震えていました。登壇する時にも、恥ずかしくてマスクをつけていたこともあったぐらいで…。 (↑当時の写真。共演した池澤あやかさんにもツイートしていただきました。) しかし、何度か登壇することで徐々に慣れてきました。聴衆が技術大好きな技術オタクの方だったので「自分と同じ属性の人たちか」と思うようになってから、仲間意識が芽生えたというか、気が楽になったんです。 本当に私はコミュニケーションが苦手なので、技術オタク以外の方と話をすると今でも緊張してしまいます…。 ーぜんぜん緊張しているように見えないですよ!話すことに自信を持ったきっかけはありますか? ちょまど:じつは、2017年に3000人程の開発者が集まる大きな ITカンファレンスでベストスピーカー賞をとったんですよ。 セッション中に、ライブコーディングのデモをたくさんやった結果、来場者アンケートでとても良い結果をいただけて。それが大きなきっかけですね。自分の技術セッションに対して客観的な高評価をいただけたことが大きな自信につながりました。 ープログラミングが好きなちょまどさんならではの表現ですね。小柳津さんはビジネスから芸能という分野に進んでみてどうでしたか? 小柳津:もともと学生時代に演劇をやっていたので、みんなで物づくりをすることには慣れていました。表舞台に出ることも、そこまで抵抗はありませんでしたね。 3ヶ月の間、1つのことだけをやり切る経験は、大人になるとなかなかないので非常に新鮮でした。ドラマを次のシーズンに繋げることを意識していたので、役者としてだけではなく、番組全体のことも考えて行動するようにしていました。 今まで出会えなかった人に出会えるようになった ーバチェラーに参加したことで、何か変化はありましたか? 小柳津:まず、街中で声をかけられるようになりました。あと、芸能人やスポーツ選手など、今まで出会えなかった人たちに出会えるようになりました。これは影響力を持ったことによるメリットですね。 一方で「次はもっと大きなチャレンジをしないといけないのでは?」と不安になったことがあります。一旦AbemaTVに異動したものの、タレント活動も継続していたので「自分は何がしたいんだろう」と悩んでいました。しかし、どっちつかずになるのが嫌だったので、いったん会社をやめようと決断したんです。 悩むことは生産的ではないので「会社を辞めたらきっと何か考えるでしょう」と思い、とりあえず行動に移しました。 ーなるほど、思い切りましたね。サイバーエージェントを辞めて、今はタレント活動だけではなく会社経営もしていますよね? 小柳津:そうですね。最近はとくにコロナの影響で芸能関係の仕事が減ってしまったので、ビジネスに集中しています。きっと天が「本業のビジネスに集中しろ」と言っているんだと感じました。 メリットがある反面、言動には気をつけなくてはならない ー影響力を持ったことによって、他にもメリット・デメリットはありましたか? 小柳津:基本的にはメリットしかないです。経営者としてPR能力が高いと、クライアントに認識してもらいやすいですし、採用力も強くなるので。 ただ、自分の言動には気をつけなくてはいけないと感じていますね。特にお酒飲んでいる時はSNSをいじらないようにしています。あと、仕事の選択肢が広がったので「自分が何をしたいのか」「どこに集中するべきか」決めにくくなってしまいました。ありがたい幸せな悩みですけどね。 ーお仕事のバチェラー状態ですね(笑)ちょまどさんはいかがですか? ちょまど:小柳津さんと同意見です。うかつな発言は本当にできないですよね。昔はTwitterには「眠い」「お腹すいた」「あの製品意外と使いにくかった」など、思ったことをほぼそのまま自由に投稿していたのですが、今の会社に入社する前にすべて削除しました。今でもツイートボタンを押す前に「本当にこれを送信してよいのだろうか」と何回も確認しています。 一方でメリットは、人脈が広がったり、いろんな方面から仕事のお誘いをいただいたりすることです。たとえば私は、たくさんお声がけいただいた結果、本業のエンジニアの他にも、何回かラジオに出演させて頂いたり、テレビ東京の YouTube 番組にゲストコメンテーターとして出させていただいたり、インスタグラムでモデルをさせていただいたり、大学の客員教授をしたりなど、色々仕事の幅を広げています。 その結果「ちょまどさんはどこを目指しているのですか?」と、よく聞かれるのですが、正直自分でもわからないです。小柳津さんが『仕事の選択肢が広がったので「自分が何をしたいのか」「どこに集中するべきか」決めにくくなってしまいました』とおっしゃっていましたが、本当にその通りですね。ありがたい話ではあるのですが。 ー「何を目指しているのですか?」と聞く人は、人間は1つの枠にしかおさまらないと思っていますよね。ちょまどさんのような人を見ると、自分の思考の枠を超えた働き方をしているので、そういった質問をするのかもしれないですね。 ちょまど:漫画と同じかもしれません。みんな、一言で説明できるラベルを欲しているのかも。ツンデレキャラや学級委員長キャラなど、わかりやすいラベルがあった方が人を認識しやすいので。 影響力を持ったことで、かえって親友の大切さに気付いた ーみんなに見せている自分と、本当の自分の間に解離を感じるときはありますか? 小柳津:自分の出してはいけない側面を制御する時はあります。本当は親父ギャグが好きなんですけど、イケメン風なキャラに設定されているので素は出せないですよね(笑) 設定されたキャラに合わせるというよりは、むしろ割り切っています。最初は「なんでこんなイケメンキャラで通さなきゃいけないんだ」と、戸惑っていました。でも世の中から求められているのであれば、そう演じようと思うようになったんです。 ちょまど:そうなんですね!私は、普段はまったく解離を感じないです。「プログラミング楽しいー!」って感じなので(笑) ただ、もちろんいつも楽しいわけではないんですよね。ネガティブなことがあってもSNSには投稿しないようにしています。投稿したらフォロワーさんが心配してくれると思うけど、心配させてしまうのはよくないので、やらないようにしています。その点では孤独を感じてしまうことはありますね…。 ー弱音とか悩み事は誰に相談しているんですか? 小柳津:ぼくは親友や家族にだけ話しています。身近な人と飲みながら相談することが多いですね。 基本、表向きには愚痴とかは言わないようにしているのですが、やっぱり人間なのでストレスを感じるときもあって。 悩みを聞いてくれるだけでも本当にありがたいので、かえって親友の大切さを実感しました。 ちょまど:とってもわかります!私も仲が良くて信頼できる人だけに相談しています。たとえば、定期的に集まっている女子会メンバーがいるんですけど、その子たちとか。 目の前のことを頑張れば、それが将来に繋がる ーこれから一歩踏み出そうとしている方に向けて、何かアドバイスをください。 小柳津:note、Twitter、Instagramなど、SNSは無料で使えるので、誰かに何かを伝えることから始めるのがいいと思います。 発信をすると反響がくるので、それに応じて「もっとこういう発信の方がいいのかな」と、PDCAを回せます。とにかく始めてみると次のアクションに繋がるので、とりあえずやってみるべきですね。 ちょまど:自分の考えていることを発信しないと、他者から見て、あなたがどういう人なのかわからないです。なので、相手に自分を知ってもらうためにも、発信はするべきだと思います。 フォロワーを増やしたいなら、有益な情報や応援したくなる発信など、フォローしたいと思ってもらうきっかけづくりが必要ですね。楽しいツイートとか、気になるプロフィール文とか、有益な情報発信とか「この人をフォローしたい!」「この人をフォローするとメリットがある」と思っていただけるような発信をするように、私は心掛けています。 ー最近はSNSを使えば誰でも影響力を持つことができるので、かえって何をテーマに発信すればいいのかわからず悩んでいる人も多そうです。 小柳津:発信する内容は、ぜんぜんニッチでもいいと思います。僕も外出自粛期間中に、Instagramに料理の投稿をしたらフォロワーが増えました(笑)いろいろ実験をしながらやるといいかもしれないです。 ちょまど:ポジティブな発信をしている人には、ポジティブなフォロワーさんが増えやすいです。一方でネガティブな発信ばかりしていると、ネガティブなユーザーさんとかアンチの方々が増えやすいように思います。 自分の好きなことを楽しそうに発信すればそれで良いんです。興味のあることはどんどん発信していきましょう! ー最後に、10代・20代へのメッセージをください 小柳津:みなさんは、まだまだこれから可能性が広がります。役者に憧れた学生時代の自分が、まさか10年後に夢がかなっているとは想像できませんでした。 大切なのは、今頑張っていることに熱中することです。そして、基本的に誘いは断らない。誘われているということは、求められているということなので。 ー軸を持ちつつも周りに流されることが大切ということですね。 小柳津:そうですね。流された結果、行き着いたところが魅力的なこともあります。多くの場合、若いうちは自分の本当の可能性に気づけません。第三者の方が、その可能性が見えている場合も多いんです。 ちょまど:私も、なんでもチャレンジしてみるのが良いと思います。好きなこと、熱中できることに全力でいてほしいです。 私は、大学に入学してから漫画ばかり読み漁っていました。そして次にプログラミングに熱中して、寝る間も無くパソコンに向き合っていました。文系の大学でしたので、当時は家族に「大学の成績に繋がらないのに何やってるの!」と怒られていましたが、今ではそれが仕事につながっています。 将来のことは考えてもわからないので、目の前にあることを頑張れば、それでいいと思います。まずは何か始めてみることが大切だと伝えたいです。 ー皆さんがご自身の体験を積み重ねてきたからこそのお話を聞くことができました!本日はありがとうございました。 ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ「ユニーク大学」を運営中。29歳以下ならどなたでも無料で参加できます。 ユニーク大学に参加してみる === イベントモデレーター:西村創一朗・西舘聖哉 執筆・編集:下出翔太 デザイン:五十嵐有沙

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