【ユニーク設立記念 公開インタビュー】バトンを受け継ぎ、ユニークネスが発掘・発揮できる場を提供していく

2021年4月23日、コミュニティ&メディア「U-29.com」の創設者である西村 創一朗(にしむら そういちろう)と、その運営に携わってきた山崎 貴大(やまざき たかひろ)が、株式会社ユニークを設立しました。

今回はユニークの設立を記念し、お二人に「これまでのU-29」、そして「これからのU-29」について対談形式でお伺いします。

山崎がユニークの代表を受け継ぐことになった経緯や、今後ユニークで挑戦していきたいこと、また、U-29が考えるユニークネスの定義についてお話しいただいたので、少しでも興味のある方はぜひご一読ください!

山崎貴大 / 株式会社ユニーク 代表取締役
2015年に旅行会社へ就職。退職後はリヤカー生活を約半年間続けた。2018年、株式会社オンリーストーリーでインターン後、正社員として入社し、現在は「U-29.com」の運営や「U-29クリエイターズ」での活動に携わっている。
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西村創一朗 / 株式会社ユニーク 取締役
2011年に新卒でリクルートキャリアに入社し、在籍期間中に株式会社HARES(ヘアーズ)を設立。その後、2018年10月に「U-29.com」をリリースし、「二兎を追って二兎を得られる世の中をつくる」ために日々奮闘するパラレルアントレプレナー(複業起業家)として活動中。
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“やりたいこと” を優先し、自己実現の場を志向する

ーまずはお二人から簡単に自己紹介をお願いします。

山崎貴大(以下、山崎):株式会社ユニークの代表取締役として活動している、山崎と申します。株式会社オンリーストーリーで会社員として週3日働きつつ、4月23日に西村さんと一緒に株式会社ユニークを設立しました。本日はよろしくお願いします。

西村創一朗(以下、西村):コミュニティ&メディア「U-29.com」を設立した、西村と申します。28歳でU-29.comを立ち上げてから4年経ち、この度、山ちゃん(※山崎の愛称)にバトンを受け継ぐことになりました。今回は、ユニーク設立に至るまでの様々なストーリーについてもお話しできればと思いますので、よろしくお願いします。

ー西村さんが28歳のときにU-29.comを立ち上げたとのことですが、設立した経緯を教えてください。

西村:20代終盤に、1988年生まれの仲間と「同世代で盛り上がるイベントを開催しよう!」と話していたことが始まりです。

なぜU-29という名前になったかというと、話をしていたメンバーが全員サッカー経験者で、よく言う「アンダー◯◯」になぞらえて名付けたからです。「アンダー29、U-29……あれ、これユニークって読めるね!」と気づき、29歳以下と、ユニークネスのダブルミーニングにしました。

U-29.comドメインの取得後にイベントページを作成して、いざ集客を開始しようというときにメンバーの都合が合わず、なんとイベントは中止になってしまって……。しばらくは僕の気が向いたときに記事を更新していたのですが、せっかく作ったサイトがもったいないと思い、29歳以下でユニークな生き方をしている人たちにインタビューするメディアとして、2018年の10月にU-29.comをリリースしました。

ーメディアとしての立ち上げは、偶然の産物だったのですね。インタビューはどのように行なっていたのでしょうか。

西村:当時はシェアオフィス「WeWork」の会議室で集まって、週に1~2回インタビューを実施すると同時に、参加できない方のためにFacebookライブ動画での配信も行なっていました。今は完全にオフラインになってしまいましたけどね。

ーオンラインになったのはコロナの影響ですか?

西村:まさにその通りで、緊急事態宣言後は実際に会ってインタビューすることが物理的に難しくなり、一時は休止していました。ただ、ゴールデンウイーク中に「オンラインであれば毎日インタビューできるのでは?」と思い、2020年のゴールデンウィーク明けから今に至るまでほぼ毎日インタビューしています。

ー山崎さんがU-29.comに加わることになった経緯を教えてください。オフライン時代から関わっていたのでしょうか。

山崎:そうですね。2019年の10月に、U-29.comの社会人インターン募集ページを見つけて「ずっとこういうことがやりたかったんだ」と心揺さぶられ、文字数制限いっぱいまで想いを綴って応募したことが始まりです。

すると西村さんからすぐに返信が来て、タリーズで会うことに。僕は編集経験があったので、「編集でお役立ちできます」と言うと、「できることより、やりたいことは?」と聞いてくださったのです。やりたいことを聞かれることはあまりなかったので一瞬困惑しましたが、「じゃあ……カメラマンとして活動してみたいです!」と言ったことで、その日から西村さんのカメラをお借りして撮影することになりました。

西村:基本的には僕は、できることよりやりたいことを重視していて。U-29.comは、みんなの自己実現の場にしたいんですよね。

U-29世代へバトンを渡す決断。そしてバトンを受けて走り出す決心

ー西村さんが、自己実現の場として築き上げてきたU-29.comを、山崎さんへと受け継ぐというのは大きな決断ですよね。

西村:実は、U-29.comを立ち上げた頃から自分自身が代表であることにこだわりはなく、意志ある人が現れたら託すべきだと思っていたのです。

ー西村さんは、U-29.comを立ち上げた頃から株式会社ユニークの設立を見据えてたのですか?

持続可能な事業にしたいと考えていたので、見据えてはいましたね。U-29.comは今までマネタイズを一切せず、僕が本業で稼いだお金を未来への投資として運営費に充てていました。ただ、赤字のまま運営していくのはサスティナブルではないですよね。

U-29.comで得た収益でメディアやコミュニティを運営するために、メディアのPV数やコミュニティの人数をもっと増やすことで、影響力を高めないとな……と考えていたときに、山ちゃんがバトンを受け継げるマインドセットになってくれたので、この時期に株式会社ユニークの設立を進めることができました。

ー山崎さんは、西村さんからユニーク代表の打診を受けて、どのような心情の変化があったのでしょうか。

山崎:最初からいきなりユニークの代表を受け継ぐお話をされたわけではなく、西村さんからいろんなアイデアや提案をいただきました。そこから「こういうこともできそうだな」と、どんどんイメージが膨らんでいって。

ただ、「アイデアはたくさんあるけど、 “誰が” 実行していくのだろう……?」と思ったときに、急に当事者意識湧いてきたのです。それと同時に、みんながユニークに生きられるよう支援したり、ユニークに生きている人たちがつながったりすることができる場所があったら……と妄想しはじめました。

西村さんとお話する中で、「いろんな方のユニークネスの実現を支援することが、僕にとってのユニークネスにつながるのではないか」というほんの少しの希望が湧いてきたんですよね。

ーアイデアの種が、ご自身のキャリアにも結び付いていったのですね。

山崎:僕自身、20代のうちに自信をもってユニークな生き方をしたいと思っていたので、自分が必要だと思ったアイデアを出しつつ、周りから発想を得ながら進めていけば、代表としてU-29.comを運営していけるのではないかと思いました。その段階で西村さんに、本気で決意を固めたことをご報告したのです。

ユニークではない人はこの世に1人としていない

ー「ユニークネス」というお言葉が出てきましたが、U-29が考えるユニークネスの定義を教えてください。

山崎:人にとっての何かではなく、自分にとって気になるものや、心が動くものがあればそれはまさにユニークだと思います。

西村:自分自身のユニークネスに本人が気づけている状態を “発掘” 、本人だけでなく周りにもユニークネスが伝わっている状態を “発揮” と定義すると、発掘や発揮ができていない人はいても、ユニークじゃない人は1人もいないと思います。

その人を、その人たらしめている、その人ならではの才能は必ずあるので、誰もがユニークなんですよ。

ー自分のユニークな部分をまだ発掘できていない方はどうすれば良いのでしょうか。

山崎:きっと、1人で悶々と考えていても見つからないですよね。U-29.comでインタビューしてきた方々の記事を読むと、たくさんのロールモデルを知ることができるので、発掘するきっかけにはなると思います。

それに加えて、気づいたことを話し合うことで発掘・発揮できることもあると思うので、意見交換する場も作っていきたいです。

ーたしかに、記事を見てインプットするところから一歩進んで、アウトプットまでできると素敵ですね。

山崎:自分のユニークネスを発掘・発揮することで自信につながり、人のユニークネスにも気づくことで刺激を受けて前向きになれるはず。僕自身も学びの途中ではあるので、みんなで一緒に学びながら自己実現していきたいです。

西村:実は今、自分のユニークネスを発掘・発揮したい方向けのスクールを準備中なので、期待していてください!

1人ではなくみんなで。 “全員参画” のコミュニティ型メディアを築いていく

ースクールを準備中というお話がありましたが、今後U-29.comでやりたいことについて教えてください。

山崎:西村さんの意志や想いは引き継ぎつつ、U-29世代のエッセンスを加えていきたいです。まずメディアに関しては、朝のインタビューの他にも企画を立てて、もっと楽しくコンテンツ作りをしていけたらいいなと思っています。

一方でコミュニティでは、登録してくださっている方々が出会える仕掛け作りをしていきたいです。お互いのユニークネスを見つけ合って、磨き合えるようなワークショップもしたいですし、本当にやりたいことが山積みですね。

最も重要なのは、メディアやコミュニティに関わる方々がユニークでいられること。何かを押し殺して活動するのではなく、「ここにいるとユニークでいられる」と思ってもらえるような居場所にしたいですね。

ー山崎さんがトップダウンで伝えるのではなく、みんなでU-29.comというコミュニティを作り上げていくイメージでしょうか。

まさにその通りで、僕の役目は、みんながやりたいことができる場を作ることだと思っています。「何をやりたいですか?」と聞いて回りたいくらいです。こういう企画をしたいと手を挙げて発言すれば実現できますし、持ち込み大歓迎です!

ーみんながやりたいことを持ち寄って、すべて実現すると「テーマパーク」のような世界を作れそうですね。西村さんは、今後U-29世代とどのように関わっていくのかお聞かせください。

西村:今までとあまり変わらないのですが、部活の顧問の先生のような感じで、「試合がしたいです」と言われたら練習試合をセッティングしますし、何か困ったことがあれば何でもするので気兼ねなく相談してもらえればと思います。

最近の例で言うと、2023年卒の就活生から「全面リモートの影響で就活友達ができない」という相談を受けたので、23年卒のコミュニティを作りました。今では毎週末、23卒の就活生が集まってゼミのような形で話し合いをしているみたいです。

自分の叶えたいことが見つかって、叶えるために必要な仲間と出会って、実際に叶って発揮される。この3つの要素を実現するためには、どんな手を使ってでも支援します。

ー最後にお二人から、U-29メンバーへのメッセージをいただきたいです。

西村:ユニークネスの発掘・発揮、そして仲間と出会うために、U-29.comのメディアやコミュニティをフル活用していただきたいです。活用の仕方がわからない方は、僕や山ちゃん含め、他のU-29メンバーに聞いてもらえればヒントが得られるはずです。

U-29.comの新章に、乞うご期待ください!

山崎:僕はこれから、やりたいことがある人と改めて知り合って、実現に向けて一緒に作りあげていきたいと思っているので、ぜひいろいろお話しましょう。どんな意見でもお待ちしています。

ーメンバーが手を挙げて発言することで、勢いを増していく「新生ユニーク」の姿を見るのが楽しみです!本日はありがとうございました。

■コミュニティ型メディア「U-29.com」
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取材者:えるも(Twitter/ブログ
執筆者:Moriharu(Twitter
デザイン:藤井蓮(プロフィール