日本×デザインの力で世界のエンパワーを目指す!サービスデザイナー 前田瑞歩の原動力

どんな経験も未来につながる!好奇心と欲を大切に。

ー最後にU29世代に向けて、メッセージをお願いします。

2つほどメッセージを送れたらと思います。私の場合、一歩踏み出してなにかやってみたらそれが結構良かったり、逆に悔しい経験になったり……。でも全部未来につながっていると思います。

例えばイギリスの語学研修も、正直自分がすごく行きたかったというより「周りが何人か行くしちょっと面白そうだから行ってみるか」くらいの気持ちでした。「世界青年の船」も、はじめは周りの人からおすすめされて「人生が変わる船だ」と言われたからちょっと行ってみようかな……くらいの気持ちから始まりましたね。

結果、一生につながるような体験ができて、自分がキャリアを切り開く経験につながりました。いろいろと考えるのも大切ですが、好奇心が湧くものは何でもやってみるということが良かったなと思います。

もう一つは、過去や失敗など自分にとって悪い経験も自分のためになるとお伝えしたいです。私の場合はイギリスでの悔しい経験や、性被害にあった経験をきっかけに新規事業をやるエネルギーが湧くことにつながりました。

マイナスなことやすごく辛いことが人生にはあると思います。ただその点が人生の原動力になって、何かに繋がることもあると思います。嫌な経験もいつか自分の糧になると思って自分を励ましたり、向き合える元気が出た時にはその経験をばねにして高みをめざしたり。すべての経験をうまく受け入れながら、より自分らしい人生が歩めるようになったらいいのではと思います。

ーどのような行動をとれば、最初の一歩を踏み出すことにつながりますか?

「欲を持っていいよ」ということを認めることが、ファーストステップだと思います。これは過去にパナソニックの若手社員ブランドアンバサダーをやっていたとき、このテーマについて対談した際に聞いて、とてもいいなと思った考え方です。

やりたいことがない、やりたいことが見つからないことの一つに、「そもそもこれまで選びとれる状況になかったから、どう手を伸ばしていいかわからない」ということがあると思います。

経済的な理由、プレッシャーに抑圧される環境などによって、「自分がやりたいと言ってはいけない」という思いが無意識にあったり、自分には無理だと感じていたりするかもしれません。まずは「夕食はこれを食べたい」レベルでいいので、欲を持つこと。そして欲があってもいいことを認めることが大事です。

それができるようになったら、「夕食はこれを食べたいから、あれ買ってみたい」につながり「ちょっとここ行ってみたい」に広がり、その延長線上に「海外行ってみよう」「プログラムに参加してみよう」といったより大きい挑戦への欲求が繋がってくると思います!

ーありがとうございました!前田さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:あすか(Twitter
執筆:長瀬ちか(Twitter)
デザイン:高橋りえ(Twitter