20代でも働く環境は自分次第!在宅OL・辰己 花里奈の人生設計とは

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第730回目となる今回は、辰己 花里奈(たつみ・かりな)さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

マーケティング・プロデュースカンパニーのライフェックスで、CRM/SNSチームリーダーを務める辰己さん。学生時代のエピソードや、化粧品会社でのお仕事、転職してからの働き方などについてお話していただきました。

新卒から一貫してベンチャー企業での勤務を選ぶ

ー簡単に自己紹介をお願いいたします。

ライフェックスで、CRM/SNSチームリーダーをしている辰己 花里奈(たつみ かりな)です。出身は宮崎で、大学進学を機に上京しました。大学へ講演に来た方が社長を務める化粧品会社で、大学2年からインターンを始め、そのまま新卒入社しました。

その後、培った美容系商材のノウハウを生かして、EC、D2C企業のマーケティング支援を行うライフェックスに転職しました。転職後は、リモートワーク生活を機に、湘南へ移住しました。

ー化粧品会社に勤めていらっしゃったんですね!具体的にはどんなお仕事をされていましたか?

通販事業をしている会社だったため、メールやコールセンターなどを通じた顧客対応、お客様に送る商品の梱包作業をしていました。

私自身、前職の商品はとてもいいものだと思っていたので、お客様から「肌が綺麗になった」「生活がしやすくなった」との声をいただけたときは嬉しかったですね。世の中に提供すべきものをできているという実感がありました

お客様との顔の見えないやり取りでも満足していただける、人のためになっていると思い、会社の存在意義を感じました。

ー​​インターンからそのまま入社されたんですね。

前職の規模としては、ベンチャー企業といえるかと思います。

昔は大きい会社にいれば安泰と考えていましたが、実際にインターンでベンチャー企業の中に入ってみると、そうでもないなと考え方が変わりました。仕事における価値観は、インターンのおかげで変わりましたね。

インターンのときは自分で仕事を見つけたり、社員の仕事に興味を持って触れたりするように心がけていました。自分から社会に触れていったほうが、世界が開けると考えています。

企業でインターンをしようと考えている学生は、そのモチベーションを活かして、自分で仕事をみつけたり、社会人に質問したりできるといいと思います。

ー前職ではどんなことを達成されましたか?

企業としてはスキンケア系の化粧品メーカーといえるのですが、ヘアケア(シャンプー)、育毛などを扱う他の企業のコンサルティングもしていました。美容系のさまざまなジャンルに触れて、売上を伸ばす基礎を学べました。実際に、担当していた化粧品の売上を、月間30万円から月間900万円までに、1年で伸ばしたこともあります。

現在はライフェックスで、他のメンバーたちと強みを合わせて、実績を伸ばせるよう励んでいます。

転職後は湘南へ移住、在宅OLに

ー辰己さんの学生時代を振り返って、印象的だった出来事はありますか?

浪人時代、二浪の生活がつらかったですね。

最終的には志望校に合格できたので、今振り返ると二浪してよかったと思えますが、当時は周りとのシャットダウンや、習熟度を8割、9割から10割にまで上げることが難しかったです。1人きりで100%の理解度を目指すのは、何が足りていないのかも掴めず、苦しい思いをしました。今思うと、勉強の仕方が掴めていなかったのかもしれないです。

浪人時代、同じ状況下で苦楽を共にした友人たちに出会えたことは良かったですね。

ー目標のために努力されていたんですね!大学時代から化粧品会社にジョインされて、そこからどうして転職されたのでしょうか?

前職はあくまで化粧品のメーカーだったため、ブランドマターでしか製品、業界を見れなくなってしまったんです。化粧品業界をいろんな角度から見られる、支援できる会社に入りたいと思うようになりました。

より広い視野から業界を眺めることで、考え方もより柔軟になるかもしれないと考えました。前職のスキルを生かしての転職なので、自分のキャリア形成の軸はズレていないと思っています

ー転職後の働き方はどうですか?

ライフェックスへの転職後は、週1回、所属するチームで出社する日がありますが、基本的にそれ以外は在宅勤務をしています。タスク管理を自分自身で行う必要のあるスーパーフレックス制度が導入されていて、社員全員が自己管理を当たり前にできていると感じています。私も、自分のプライベート、ライフスタイルを重視しつつ、自分のペースで、負担のない程度に働いています

あとはフルリモートを生かして、湘南へ移住しました!ちょっとした空き時間に海へ足を運んで、自然の良さを感じられることが何より魅力的です。自然が近くにあると、故郷の宮崎を思い出しますね。