現役大学生の旅行系Youtuberケージーに聞く!人生の可能性を広げる方法とは

Youtube活動休止を経て見つけた新たな楽しみ

ーバックパッカー中に、新型コロナウイルスの流行で帰国を余儀なくされたそうですね。

Youtubeに手ごたえを感じ始めた時期に緊急帰国となってしまいました。今までの積み重ねもゼロに戻り、やりたかったこともできなくなってしまい……。モチベーションが落ちて、2ヵ月ほど引きこもりのような状態になっていました。

ーYoutuberの活動ができず落ち込んでいた時期から、どうやって立ち直ったのですか?

大学生の可能性を広げる総合メディア『Z大学』に偶然出会い、運営担当として携ったことが、気持ちを切り替えるきっかけになりました。休学中に得たさまざまな経験をアウトプットする場所として、最適だと感じたんです。

海外を旅するという軸が失われたからこそ、Z大学を通して新たな自分を表現する方法を真剣に考え、1日10時間近くメディアに向き合う日々を送りました。

ー海外インターンやYoutuber活動での経験は、メディア運営にも役立ちましたか?

海外インターンやバックパッカーで経験したアウトプットを考える方法は、Youtubeでもメディアも同じですし、どちらもやっていて楽しい点も共通しています。

生き方に悩んでいる学生の方々に対してどんな貢献ができるか、課題解決の方法を考えることが今の僕の楽しみになっています。

ーメディア運営をやってみて、大変だったことはありますか?

メディアをどう成長させるかは難しかったですね。幸い、運営に携わってくれたライター仲間がいい人たちばかりで、助けられました。

目標とする数値を達成して運営メンバーのモチベーションを上げられるように、彼らと向き合いながらメディアを伸ばす方法を考えていました。

興味があることを突き詰めればやりたいことに辿り着ける

ーケージーさんは大学生活でさまざまな経験をされていますが、特にやってよかったと感じることは?

旅と情報発信ですね。大学に入学して、生きる目的ややりたいことを見つけるためにバックパッカーを始めました。初めて行った場所でいろいろな景色を見て、現地の人々から話を聞く過程を通して、自分の人生の価値観が形成されたと感じています。

情報発信においては、自ら情報を発信をすることで新たな情報を得て悩みを解消できたり、人脈も広がったりしたので、やってよかったと感じています。

ー情報発信を始めるときに、おすすめの方法はありますか?

Twitterから運用を始めてみるのをおすすめします。Twitterは拡散性があるメディアで、フォロワーと交流することでつながりが生まれやすいメディアです。

僕自身もTwitterからSNS運用を始めて、いろいろな方と出会う機会があり、休学制度などの役立つ情報も知ることができました。Twitterで情報発信の方向性を定めてから、YoutubeやTikTokなどへ方向転換すればいいのではないでしょうか。

ーケージーさんの今後の展望についてお聞かせください。

Youtubeのケージーチャンネルを復活させたいと考えています。2022年5月からタイへの渡航が解禁されたので、海外でいろいろな企画に挑戦したいです。

歴史や自然が豊かな国にも行ってみたくて、ウズベキスタンやタジキスタン、トルクメニスタンなどシルクロードで栄えた中央アジア地域にも興味があります。日本全国の都道府県も制覇したいですね。

ーさいごに、U-29世代の読者へアドバイスをいただけますか。

人生は1回きり。せっかく授かった命を無駄にするのはもったいない。インドでそのことに気づいてから、人生を変えたいという思いでいろいろなチャレンジをしてきました。

「大学でやりたいことがわからない」と悩む方は結構多いと思いますが、興味があることを全力で突き詰めていくことが大学生には大切です。興味があることは全部やって、興味がなくなったらやめる。これを繰り返していけばいいんです。

もし海外旅行に興味がある方は、海外旅行再開の目途がたったらすぐに行きたい国に行ってみてください。大学時代は時間を自由に使えることも多いので、何か新しいことを始めたいなら、休学という選択肢もおすすめですよ!

ーありがとうございました!ケージーさんの今後のご活躍を応援しております!

取材:和田晶雄(Twitter
執筆:石崎リカ(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter