喜ぶ人の顔を想像して映像制作に挑戦
ー大学卒業後は何をされたのでしょうか。
大学卒業後は一般企業に入りました。石油製品を取り扱う商社でしたが、環境問題の観点から石油製品の需要は今後落ち込む一方です。なので、新たなビジネスをやらなければならないという課題があり、その中でベンチャー制度というものがありまして、私は新規事業提案をしていました。
あとは、障害福祉の団体を立ち上げた友人が障がい者の方と交わるイベントをしていたので、そこに参加をしていました。
ー一般企業に入られてから福祉に携わるきっかけは何だったのでしょうか?
友人が障がい者の支援をしていて、その友人は「健常者と障がい者の隔たりを少なくしたい、障がい者の居場所をつくりたい」という思いがありました。社会のためになるところに自分も共感したので参加しました。
障がいを持った子たちが楽しめる動画や、携わっている人たちがためになるような動画の作成、一般の人たち向けに「こういう福祉活動をしているんだよ」などの発信をしていました。
ー映像や写真を好きになったきっかけはあるのでしょうか。
イスラエルに行ったときに、建造物や歴史的な建物がいっぱいあったので、写真を撮って残していました。映像は大学で編集の授業を受講していたので、妻と旅行に行った動画などいろいろ撮影し編集してたのがきっかけです。
編集して彼女に見せたときにすごく喜んでくれると作りがいがありますよね。SNSにアップしたときに嬉しいコメントがあると、これも作りがいを感じます。喜んでくれる人がいるのがきっかけで「動画を作ってみようかな」と思いました。
ーその後、ソサイチとはどのように出会ったのですか。
自分の動画を含めていろいろSNSに投稿していたとき、保育園からの友人の目に止まったのがきっかけです。彼がソサイチの『エルアグア東京』の選手としてチームに携わっていて「プロモーションビデオを作ってほしい」という話になり、撮影と編集をし、作品にしました。
2本プロモーションビデオを作って、公式戦の動画をかっこよく作ったりした時に、チームでYouTubeをやろうと思っているんだけど手伝ってくれないか、と声をかけてもらい、やることとなりました。最近はドラマを制作したり、Jリーグの選手やサッカー系やスポーツ系のユーチューバーとのコラボを企画したりしています。
また、今後はアパレルや他のスポーツや団体とイベントを企画したりと、YouTube以外の活動も考えています。
ソサイチを有名にしたい
ー今後の展望はありますか。
『ソサイチ』がもっと有名になってほしいです。ソサイチはサッカーの良さとフットサルの良さが掛け合わされたスポーツで、毎回本当に熱い試合が繰り広げられます。
エルアグア東京はいろんな年齢層の選手がいて、スポーツに対して真摯に向き合い、毎回熱い試合を繰り広げています。もっと『ソサイチ』や『エルアグア東京』を有名にしていきたいと考えてます。スポーツを見に行く選択肢に『ソサイチ』があれば嬉しいです。
また、ソサイチ以外の作品では、映像を見た人が「自分も何かしてみようかな」と思えるものを作っていきたいです。映像の撮影では、人の顔の表情を撮影して、感情が伝わるような動画を撮るように意識しています。制作した映像を見た視聴者が、何かを感じ取ってくれたり、行動を起こしてくれるよう工夫しています。
「こんな考え方や世界があるんだな」と見た人が受け取ってくれるものにしたいです。
ーMiliyahさんにとっての「ソサイチの魅力」は何でしょうか?
男たちの熱い部分が見れるスポーツだと感じます。サッカーですとスタジアムの高いところや選手から離れたところから観戦しますが、今、『ソサイチ』が公式戦をやっている会場では、試合している選手からすごく近い位置で観戦ができます。
選手一人ひとりの熱い部分が間近で見れるところが魅力です。
ーありがとうございました!Miliyahさんの今後のご活躍を応援しております!
取材:渡邊眞雪(Twitter / Instagram / Facebook)
執筆:ひろむ(Twitter)
デザイン:安田遥(Twitter)