自分らしく歩むために。マネージャー 澤田拓真が踏み出してきた一歩とは

給付金の使い道はコーチング!自分軸で人生を語れるように

ーキャリアの選択について、教えてください。

新卒の就職活動時は、やりたいことがみつかりませんでした。そのため、新卒でしか入れない会社に入っておくこと・就職難易度が高い会社に入社しておきたいという軸で就職活動をしていました。結果、業界ナンバーワンといわれる東京海上日動に入社することに。

東京海上日動は、挑戦する企業だと感じたこと、海外のビジネス展開があったことを魅力的に感じました。ベルギーにいた時に思った「日本の認知を海外に広げること」に東京海上日動に入社すれば寄与できると考えたのです。日本を盛り上げていきたいという自分の思いとマッチしていると思い、入社を決めました。

ー現職に転職したきっかけは何でしたか?

新型コロナウイルスの流行で、自宅にいる時間が増え、自分を見つめ直す時間が増えたのがきっかけでした。自分について考えた時、大手企業には人・お金・サービスの全てが揃っている良さがある一方で、自分でなくてもできる仕事をやっているのではないかと思うようになったのです。社内で評価されたとしても、社会に出た時にどうなのかという疑問がでてきました。

「何かしら自分を変えたい」と思っていたとき、ちょうど政府から新型コロナウイルス給付金が配られることとなりました。何かしら自分のために使おうと思い、自己内省の伴走をサポートしてくれる、コーチングサービスを利用することにしました。

ーコーチングを通じて、どのような気づきを得ましたか?

海外に住んでいたころに経験した「自分が自分らしく、やりたいことができる環境に身をおきたい」ということ、「自分らしく表現できていない人の助けになりたい」と思うようになりました。コーチングを通じて、自分軸で人生を話せるようになったことは大きな成果でした。

また転職の意思を固めたタイミングで、たまたま現職の上司と縁があり、「あなたがやりたいと思っていることが、私の会社でできるよ!」とお声がけを頂くことに。内定をもらっていた他の会社も含めて検討した結果、株式会社BOXに入社を決めました。

ー入社の決め手となったのは何でしたか?

今後日本を盛り上げていく、スタートアップやベンチャー企業を支えることに特化するサービスを提供していることです。また、以前の私のようにモヤモヤを抱えながら働いている人に対して、スタートアップやベンチャー企業のような、より柔軟性のある環境を紹介していることです。たまたま自分がやりたいこと思っていることをビジネスとしてやっている会社があった。本当に良いご縁があったと思っています。

挑戦を支える自分も挑戦者でいたい!今後の展望とメッセージ

ー自分の環境を変えて挑戦することは、とても勇気がいると思います。澤田さんが一歩踏み出せた理由は何でしょうか?

私は親の転勤があったので、一歩踏み出さなければいけない経験が多かったからかもしれません。一歩は大きくなくて良いと思っていて、自分の中で小さな変化を作っていって、一つひとつ自分のものにしていく。それが、大きな一歩を踏み出す勇気に繋がるのではないかと思います。

小さい一歩を踏み出すと、見える世界は変わっていきます。元々は大企業にいた私が今はベンチャー企業にいますし、髭も髪色も厳しかった業界にいましたが今は自由にしています。踏み出すことに迷っている人がいれば、小さくてもいいので一歩を踏み出してみてほしいです。

ーこれからの展望を教えてください!

株式会社BOXでは、今はベンチャー企業の多い東京を中心に支援しています。しかしベンチャー企業は全国にあります。これからはいろんな地域にある、成長していく・時代を変えていく企業を支援したいです。

また、常に挑戦者でいたいと考えています。支援をしている企業や転職者は、誰よりも挑戦している方々だと感じています。その方々の挑戦を支える立場の私や会社も、一番の挑戦者でいなければならない。この気持ちは今後もぶらさずに、大切にしていきたいです。

ーありがとうございました!澤田さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:丸山泰史
執筆:長瀬ちか(Twitter)
デザイン:高橋りえ(Twitter