「人とのつながりは無限大」カレーしか勝たん唐津店オーナー宮﨑昂聖

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第776回目となる今回は、『カレーしか勝たん』唐津店オーナー宮﨑 昂聖(みやざき・こうせい)さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

地元佐賀県唐津市で、鍋で食べるカレー屋さんをしている宮﨑昂聖さん。人とのつながりの大切さやこれから挑戦していきたいことを語っていただきました。

早起きのきっかけは『モンスターハンター』

ーまずは簡単に自己紹介をお願いします。

宮﨑昂聖22歳です。『カレーしか勝たん』のフランチャイズに加盟して、7月1日から佐賀県唐津市でカレー屋を経営しています。朝活コミュニティ『HAYANE』副代表と『九州テスラオフ会』の主催もしています。

ーそんな宮﨑さんはどんな学生時代を過ごされましたか?

中学生のころは、野球のクラブチームに所属していました。夜9時まで練習があって、家に帰ったらご飯を食べてすぐ寝る生活でした。

そのころ夢中になっていたのが『モンスターハンター』です。朝5時に起きて2時間ゲームをして、7時から学校の宿題をしていました。生活が朝方に変わって、早起きが定着しました。

中学を卒業してからは高等専門学校に進学しました。中学までは野球部でしたが、今までと違うことをやりたくてバスケ部に入りました。好きだった漫画『黒子のバスケ』がきっかけです。楽しかったですが、高専の出れる大会が少ないので3年生で辞めました。

それからは筋トレばかりやっていましたね。筋トレをすると身長も伸びて、体つきもがっしりしました。よく「筋トレをすると自信がつく」と言いますが、その通りでした。負ける気がしないと思っていました。

コミュニティや様々な人との出会いから独立を決意

ー就職されたのも九州だったんですよね。そこでの社会人生活はどうでしたか?

就職は北九州のエンジニアリング会社でした。一言でいうと最高でした。福利厚生がしっかりしていてQOLが高かったです。

フレックスタイム制度があったので、朝5時半に出社して14時には家に帰る。それから筋トレに行って、カフェに行って、勉強や今後やりたいことを考える時間に使っていました。それを毎日のルーティンにしていました。

僕は22時半には寝たいので、理想的なライフスタイルでしたね。

ー居心地の良い会社から、独立しようと思ったきっかけを教えてください。

実は入社前から考えていました。

内定が出てからビジネス系YouTubeを見るようになり、ずっと会社員でいても安定できないなと思ったんです。動画で様々な価値観を知って、ずっと会社員でいるのは面白くなさそうだなと思いました。それから新しい事業をすることを前提に、勉強や情報収集を始めました。

複数のコミュニティに所属したことも大きかったです。朝活コミュニティ『HAYANE』の武田和磨さんとの出会いは、InstagramのDMがきっかけです。

「コーチングを受けてみませんか」とメッセージが来ました。そこからHAYANEに興味を持ち、武田さんと共同でコミュニティを作り上げました。今では副代表をしています。

HAYANEではアイディアが飛び交い、新しいものが生まれたり、つながりが生まれたりするところがおもしろいと思っています。

もうひとつは、電気自動車テスラのコミュニティです。普段は出会わないような、おもしろい人とつながれると思い、投資感覚でテスラの電気自動車を購入しました。九州のコミュニティがまだなかったので、『九州テスラオフ会』を主催しています。

テスラを20代で持っている人が少ないので、みんなおもしろがってくれますね。コミュニティでは、様々な業種や価値観を持っている人と出会えます。まだ社会人になりたてでお金も人脈もないので、コミュニティの存在に助けられています。

独立が決定的になったのは、Instagramでつながった車好きの方で、『カレーしか勝たん』のフランチャイズを作った永島会長との出会いでした。

永島会長がストーリーで、カレー屋の運用を発信されているのを見ていました。「面白そうだから話だけでも聞いてみようかな」と、軽い気持ちで連絡を取ったのが始まりです。話を聞くうちに会社員以外の働き方を考え、会社を退職しました。