人とのつながりには無限の可能性がある
ー事業を始めてからも、人とのつながりの可能性を感じたことがあったそうですね?
はい。佐賀県のサッカーチーム『サガン鳥栖』の選手のコミュニティに入ったときです。
実際にコミュニティで選手と繋げてもらい、お店に来てもらえるようになったんです。店舗でもサガン鳥栖を推していて、サポーターにも来店していただけるようになりました。
コミュニティに入っていなかったら、サッカー選手とつながることはなかったと思います。これもつながりの力ですね。
事業を始めてからは、地元とのつながりも大事になってきました。ちょっとしたイベントやマルシェにも積極的に顔を出しています。
知り合いから知り合いを紹介してもらい、新聞社の方が取材にきてくれたこともあります。最近だと、SDGsに取り組んでいる団体から声をかけてもらって、「何か一緒にやりませんか」と誘われることもありました。
人とのつながりって永遠に広がっていくんです。
ー人とのつながりを生かすにはどんなことが大事だと思いますか?
どれだけ行動を起こすかが大事だと思っています。行動したからこそ、そこに参加している人たちとつながれる。人とのつながりには無限の可能性があると思います。
それから、応援される人になるのも大事だと思っています。挑戦し続ける姿を見せることが大切です。
若い人の力で地元を盛り上げていきたい
ー今後挑戦したいことはありますか?
マーケティングに力を入れて、『カレーしか勝たん』の常連さんを作っていきたいです。1店舗目が安定したら、2店舗目も作りたい。新規事業も立ち上げたいと思っています。
それと、僕が25歳になる年に市議会議員選挙があるので、市議会議員になりたいと思っています。市議会議員は25歳以上にならないと出れないんですよね。
市議会議員になって、若い人の力で地元を盛り上げたいです。唐津市に店舗を出したのも、その思いが強かったからです。地元や外部の人を取り込んで、盛り上がれる事業をやりたいと思っています。
ー最後に読者の方にメッセージをお願いします。
自分で考えて決めたことで後悔することってほとんどないです。もし悩むようなら、やったほうがいいと思います。一歩踏み出す勇気や行動が全てです。
ーステキなお話をありがとうございました!宮﨑昂聖さんの今後のご活躍も応援しております!
取材:丸山泰史
執筆:後藤ちあき(Twitter)
編集:杉山大樹(Facebook / note)
デザイン:高橋りえ(Twitter)