「好き」をベースに生きる。ENABLE代表・矢木悠太郎が持つ探求心とは

20歳に訪れた競馬場が事業のモチベーションにつながっている

ー事業の楽しさ以外にモチベーションを保つ秘訣はありますか?

馬主になりたいという夢です。20歳のときに初めて友人と競馬場に行きました。ギャンブルというよりも、約10万人の観客が2分という瞬間的な時間に熱狂している姿に魅了されました。

そこで私も競走馬が欲しいと思い、ネットで検索したら「馬主になるためには、一定の資産と収入に加えて社会的に信用がおける人物でないといけない」ということがわかりました。。その要件を満たすために「事業を起こしてお金を稼ぎ、馬主になろう」と決めました。

ー馬主になりたいという気持ちが事業を始める根幹だったのですね。

約10万人が同時に熱狂している様子は、スポーツに近くて心が躍りました。しかも馬主は観客とは異なるVIP席で観戦できるらしいんです。私も絶対にVIP席で見たいと思っています(笑)。

ーとても素敵な夢ですね……!では今後の展望を教えていただけますか?

今後は、サウナ不動産の事業をさらに成立させたいです。私自身サウナが大好きなのでサウナ好きの方に喜んでもらえるサービスを作り、笑顔につなげられたらと思います。

またサウナ好きの方のみならず、不動産という切り口から生活を豊かにしていくチャンスを広げたいです。その結果として、いつか馬主になれたらと思います(笑)。

ーでは最後に、ユニーク世代の方々に向けてメッセージをお願いします。

自分の能力でも何でもなく周りの方々が助けてくださった結果、今僕は楽しめています。挑戦する人をかわいがってくれる環境は必ずあります。1人ですべてこなそうと思わず、甘えられるのならばとことん甘えていいと思っているんです。

皆さんが思っているよりも、挑戦することはハードルが高くないと思います。。勇気を出して一歩踏み出してみて欲しいです。。あとは自分に正直でいること。人生は1度しかありません。醜い部分も含めて、自分は本当にどうなりたいのかを考えてみてください。

答えがでたら実現するために動いてみる。そこで動けなかったら、おそらく本当にしたいことではないと思います。

それを繰り返していくうちに、次の一歩が出るはずです。

ーありがとうございました!どうしても試す前は失敗したらと考えがちですが、自分の「楽しい」と感じることを優先していくことで、新たな出会いにもつながっていくのですね。矢木さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:武田健人(Facebook / Twitter
執筆:Risa(Twitter
デザイン:安田遥(Twitter