自分だけの“利他”を見つけるために。お金も時間も、妥協しないと決めた

はじめまして。ライターの半蔵 門太郎と申します。名前は門太郎です。本名は丸山です。

現在大学を休学しライターとして活動しつつ、フワッと生きています。
今回のコラムでは「休学期間になにするの?」をテーマに、自分のなかで考えたことを書かせていただきました。若輩者ではありますが、少しだけお付き合いください。

 

「ライターを志したきっかけってなに?」とよく聞かれますが、とくに明確な理由があったわけではありません。しかし、昔から「発信すること」への興味がありました。最初の出来事は、ラジオ番組へのメール投稿をした、中学校時代。

中学時代、文化祭や体育祭、班活動に馴染めず、姉妹3人に囲まれて育ってきた私は、それはそれは偏屈な性格に仕上がっておりまして(いまもだけど)。現実世界の「陰力(いんぢから)」をラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に放ち続けていました。

読まれた回数は10数回ほど。“ハガキ職人”には程遠い成績ではありました。しかし、超有名人の有吉さんがぼくのメールで笑い、コメントし、会話を広げるきっかけにしてくれている…!!!嬉しすぎる事実を抱きしめつつ、来週のネタを考える毎日を過ごしていました。

 

当時所属していた編集チームのマガジンでは、ラジオ投稿への愛を語っています。

ラジオ投稿の原体験から、自分の“オモシロ”を発信することに活路を見出した「陰キャ・ワイ」。大学1年時のインターンにウェブメディアを選び、現在の道へと進むことになったのです。

足掻きながら生まれた“自己中心的利他”の輪

これまで1年半、何本もの記事をさまざまなメディアで執筆させていただきました。ここまでの1年半をざっと振り返るとこんな感じ。

 

半年ごとに環境が変わっていますね。そろそろ環境を変えるときかも…と思いつつ、今回のコラムで紹介するのはこの1年半で一番自分にとってやってよかったこと。

それは表の③〜④の間で立ち上げた個人メディア、もといブログ。依頼があった“何者でもないひと”の話をタダで聞きそれっぽく記事化する「しょぼいインタビュー」です。

当時のぼくはインターンやアシスタントといった相手の見えない“工程の一部を担う”業務から解放され、自由になった(つもりでいた)立場。せっかくの学生時代、お金にならなくてもいいから“End-to-End”で心が躍ることをにやってみようか…との軽い気持ちから、初めて自分でメディアを立ち上げたのです。結果的に言えば、「しょぼいインタビュー」を通して多くの学びを得ることができました。

一番の学びは「自己中心的利他」の輪が生まれ始めたこと。

はじめこそなんとなく「暇つぶし」だった個人メディアでしたが、地味に更新するうちに拡散され、コツコツと取材依頼が来て…。のべ30人の方へのインタビューをさせていただきました。

それだけでも驚きなのに、めちゃめちゃ驚いたのが、感謝されること。自分自身は好きで得意なライティングをしているだけなのに、めちゃめちゃ感謝される。

当たり前やん、と思うかもしれません。でも、今まで記事作成の“ライティング”という工程の一部のみを担当して来た自分にとり、取材対象者の反応はなかなか見れないもの。アポから記事のローンチをすべてやってみることで、多くの嬉しい反応を頂くことができたのです。

ああ、ライティングしてて本当によかった。そう思えるようになったのは、“ライター”になって1年が過ぎた頃のことだったのでした。自分でやって初めて気づく感じ、なかなか想像力がないなと自分でも思います。

“お金のために”が邪魔をして

そんなしょぼいインタビュー、現在では更新が滞っています。

どこまでいっても言い訳になってしまいますが、1番の理由はお金がなくなってきてしまったから。交通費や仕事時間の配分も含めたマネジメントの方法が確立できず、だんだんとお金の発生するライティングに時間をかけるようになっていきました。

また、“お金のため”“実績のため”のライティングを続けた結果、誰にも幸せにならない(感覚に陥る)記事を書くことへの焦燥感を感じるようにもなりました。だんだんと、ライティングから離れたいとも思うようになっていったのです。

 

先日、1年前から親交がある起業家・堀元見さんが以上のようなツイートをされていました。ツイートをされていた時点ではピンときていませんでしたが、いまではめちゃめちゃ刺さる言葉。やりたいこととお金の両立ができず、迷走していたのがここ半年でした。

誰のために、なんのためにじぶんは書くのか。ライティングのエンジンとなる大事な“WHY”を考えず、文字通り漠然と「ライター」を名乗っていた矢先、既にコラムを寄稿しているオバラさんから執筆の話をいただきました。

そしてこれまでのキャリアを振り返り、やるべきことは何か考えました。考えた結果、じぶんはもう一度「しょぼいインタビュー」と向き合うべきなのではないかと思っています。

“誰のために仕事をするのか”、考える1年に

そうなんです。お金ってマジでダルいんです。

だれのために仕事をするのか。じぶんは何が好きで、どういう時に幸せを感じて、どんな風な未来を紡いていきたいのか。

その答えに最も近づいていたはずの機会を“お金”によって逸しようとしていた。コラムの内容を考えながら、薄っぺらくなろうとしていた自分に気づくことができました。さまざまなメディアで書かせてもらうことで生まれた「整理されたポートフォリオ」が、自分の本当にやりたい“仕事”ではないことに、気づくことができました。

さてさて、締めに入りましょう。僕がこれからやっていくことはたった1つ。

もう1度、自分のやりたいこと=“自己中心的利他”と向き合うこと。

自分の納得できる利他を突き詰めていけば、必要なスキルや自己表現はあとからついてくる。きっと共感者もついてくる。やりたいことに“ハマり”かけていた自分のメディアを積極的に動かしていこうと思っています。

気づくまで遠回りしてしまいました。これからは、お金にも妥協せず、自分だけの“利他”を突き詰めていきます。

“僕自身、就活時に、自分の「好き」を見つける努力を徹底的にしました。就活は、ともすれば“好きを見つめる生涯一度きりの旅”です。自分を、自分の“好き”をここまで深く見つめる機会なんてそうそうないのですから、この一度きりのチャンスを逃してはいけません。”

NewsPicks、『【前田裕二】22歳だったら、“好き”を見つける旅に出る』より

来年に控えた就職活動(するかは謎)。自分の好きが何か見つけるための旅に出ていこうと思っています。やると決めたら、あとはやるだけ。

Image:rawpixel


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