フリーランス保育士安代花音が考える、幸せの価値観と自分を大切にすること

自分の心に隙間ができるように自分を大切にする

ーベビーシッターの他にもいろいろな活動をされているそうですね?

引っ越しによって自然が身近になり、環境問題のことを前よりも考えるようになりました。環境や子どもたちの未来を考えたときに、この場所でできることがきっとあるだろうなと感じました。

ベビーシッターとして動きながら、親子イベントを海で開催して、自然の中で遊べる企画をしています。砂浜で本を読んだり自然物に触れたりして、笑顔が生まれたり体が動いたり、自然の中で発散することって大事だなと思います。

コロナ渦で制限されることも多いですが、自然の中でリフレッシュするのは、お母さんたちも子供たちにもとても大事なことです。心に余裕ができることで、小さな幸せに気づけるようになったり、いろいろな繋がりができたらいいなと思っています。

優しい行動は、自分に余裕がないとできないです。それはママに対してだけではなく、環境問題や社会問題をどうにかしたいと思っても、余裕がないと何も取り組めません。

だから子供たちも大人も、まずは自分の心に隙間ができるように自分を大切にすることが大事なんだと考えています。

それからベビーシッターの文化を広めていきたいし、知ってもらいたいです。シッター文化を知った方が知らない方に伝えていく。少しずつでも広まっていくと、社会に繋がっていくのかなと思います。

ライターやマルシェやイベントなど、いろいろな方面から伝える活動も続けていきたいと思います。大人の方に向けての環境や社会のことに触れられるようなイベントもしたいです。

子どもと直接関わることがなくても、お仕事や日々の生活がきっと全部繋がっていると思うので、ママさんや子供たちのことを考えて1つ案を増やす。そういう小さな積み重ねが、社会みんなで子育てをしていくことにも繋がるのかなと思っています。

ー安代さんは今後、挑戦したいことや目指したいことはありますか?

私が持ち続けている想いは、子供たちの今と未来をわくわくドキドキできるものにしたいです。子供たちだけではなく、大人も自分のやりたいものを実現できる場所ができたらいいなと思っています。その場所を今後は作っていきたいと考えています。

インタビューでたくさん言葉にさせていただいた、社会みんなで子育てをしていくことを、1人でも多くの方に自分ごととして捉えていただけるような発信や活動を考えていきたいなと思っています。

ーステキなお話をありがとうございました!安代さんのこれからのご活躍も応援しております!

取材:和田晶雄(Twitter
執筆:後藤ちあき(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter