日本の教育を変えたい!青楓館高等学院代表 岡内大晟が考える教育の大切さとは

日本を世界一の教育大国にしたい

ー最後に、今後の目標をお伺いしてもよろしいでしょうか。

僕にとって学校を作ることは人生をかけた夢でした。27歳で達成できたので、次は「日本を世界一の教育大国にしたい」です。

日本は世界一平和な国で、平和と教育は親和性があると思っています。平和な国に自分の子供を預けたいと世界中の富裕層は思っているはずですが、日本には来ません。理由は、日本の教育水準が低いからです。

日本は教育において育てやすい文化がある国なので、教育水準を整えれば人が集まり、世界一の教育大国になれる可能性があると思います。そのために「先生の質を上げる」「学費の無償化」の2つができればいいのではないかと考えています。

具体的には、青楓館高等学院では先生の年収を1000万円にしたいです。今の日本の教育では、1000万円の先生にできません。なぜなら、生徒数の上限があるからです。

学校は定員があるため、売り上げが決まっています。売り上げが決まっている状態では先生の給料は上げられません。青天井に生徒数を増やせる学校であれば年収は上げられると思うんです。最終的には1000人や2000人、何万人と日本一の生徒数を目指していきたいです。

ー若い世代にむけてメッセージをお願いします。

選んだ道を「正解」にしてほしいです。僕自身、エリート街道とはかけ離れたキャリアを刻んでいます。「学校をつくるの?どんなキャリアの人なの?」と聞かれるので、正直コンプレックスはあります。

ただ、会社の箔やネームバリューで選ばず、自分のキャリアから逆算して会社を選びました。だからこそ最短で学校設立に近づけたと思いますし、多くの方に助けてもらいました。

大手だから、ベンチャーだからみたいな考え方は今でもありますし、給料の高いところに行く考えもあります。それでも、自分の心に従ってやりたいことを言い続けた結果、いろいろな人に助けてもらいながら花開くこともあるのではないかと思っています。

ーありがとうございました!岡内さんの今後のご活躍を応援しています。

取材・執筆:ひろむ(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter