「人生は誰でも楽しめる」コーチング、武田和磨が伝えたい、人生を楽しむ極意とは

衝撃を受けた、コーチングとの出会い

ー27歳の時に大企業のレールから外れる選択をしました。きっかけを教えてください。

順調にいけば、レールから外れる選択は必要ないと思います。僕自身、早い段階で賞を取ったことで、次の目標が全く見つからなくなってしまったのです。そのときにコーチングに出会いました。

僕自身がコーチングを受けたときに、可能性を信じ、温かく見守って背中を押してくれる感覚がありました。「こんなに応援してくれる人は世の中にいない」と思い、これは僕も提供できるようになりたいと思い、独立を決めました。

ー自分の居場所を見つけたのですね。

そうですね。コーチングの可能性には本当に衝撃を受けました。今の20代30代に対して独立や転職を応援してくれる人って、世の中いないと思いますし、いることが当たり前じゃないと思います。

同期や上司、両親に相談をしても「まだ早い」「大変だからやめた方がいい」と返ってくるのが現状で、それが日本だと思います。

そんな中、誰よりも自分の可能性を信じてくれるコーチは今の日本では偉大だなと思いました。

ーどのような人に、どのような思いでコーチングをしていますか?

過去の僕に届けるかたちでコーチングをしています。パワーはあるけど、何か迷われている方。そういう人の可能性を本気で信じていることを伝える。そして、人生を楽しむ早送りをしてほしい。そんな思いでコーチングをしています。

一緒にいる人で人生は変わる

ー29歳で朝活コミュニティHAYANEを立ち上げました。どんな思いで立ち上げましたか?

前職では、お酒を飲みながら帰り道にがんばろうと思わせてくれる同期がいました。個人事業主になり、それが少し減ってしまったのです。

本気で遊び、帰った後には俺もがんばろうと思える友達を作りたい。そんな思いでコミュニティを立ち上げました。僕にとってコミュ二ティは仕事ではなく、本気の遊びだと思っています。

ーコミュニティを立ち上げてどうでしたか?

今は180人ほどの人数がいて、これだけ仲間がいると、人生が楽しくなるんだなと思いました。もちろん仕事でつらいときもあるのですが、みんなに話すと「がんばって」ではなく「がんばりましょうよ」と表現してくれます。

いつでもみんなに話せる環境があることは、本当に幸福度が高いなと思いました。応援できる仲間、コーチが1人でもいるといないとでは、幸福度は全然変わると思います。

ー仲間と一緒にいる人で人生は変わりますか?

変わると思います。経営者の人達はその経験を乗り越えていて、その界隈では挑戦を後押しする言葉が多いです。僕のような大企業にいた人達の中にはその言葉はありませんでした。

大企業の方達は会社の中でトップになって、そこから挑戦するのが正解だよねと思っていることが多いです。でも、そんなことないと僕は思っています。本気で挑戦の後押しをしてくれる人が1人でもいると、本当に人生が変わると思っています

人生は誰でも楽しめる

ー皆さんに伝えたいこと、届けたいことはありますか?

人生は誰でも楽しめると思っていて、そこに能力は関係ないと思っています。会社員の方は独立や転職が難しいと思っていますが、僕はそんなことないと、独立をして感じました。楽しむことのハードルを勝手にあげないでほしいと伝えたいです。

独立や転職に対しての応援は、なかなか出てこないと思います。それでも、確実に応援してくれる人が日本にはいると思うので、そのような方と接触を増やしてほしいなと思います。

選択肢の1つとしてコーチングを受ける、コミュニティに入ってみる。これらはみなさんの人生を前に進めてくれるなと、最近強く思いますね。

ー最後に武田さんの今年の目標を教えてください。

今年の目標はコーチングの資格を取ること、朝活コミュニティの人数を1000人にすることです。「可能性を信じ、人生を楽しむ人を増やす」が僕のミッションなので、そのためにコーチング、コミュニティを使ってたくさんの人に伝えていきたいですね。

ー本日はありがとうございました!武田さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:とも(Twitter
執筆:吉川幸汰(Twitter
編集者:本庄遥(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter