人との出会いが人生を変える。福島香里が夢を実現させた方法

伝えつづけて実らせたラジオパーソナリティになる夢

ー鉄道会社を経て、いろいろなお仕事に挑戦したそうですね。

はい。保険会社の営業やテレビ局、人材派遣会社で電話営業などを経験しました。

ーたくさんの職業を経験されているんですね!仕事を辞めた後はどんなことをされたのですか?

フリーランスのスクールに通いました。学びはあり、やりたいこともあったのですが、今後仕事として何をしていこうか方向性に悩んでいました

ーやりたいこと、ですか?

ラジオパーソナリティです。高校生の頃からずっとなりたいと思いつづけてました。

ーラジオパーソナリティになりたいと思ったきっかけは何でしょうか?

ラジオの放送を聴いているうちに、リスナーに自分の声を届けてみたいと思うようになりました。

家にはネット環境がなかったので、情報を得る機会がありませんでした。そんな時にラジオを聴けば、最新の音楽や神奈川のおでかけ情報が知れました。いつの間にか、私にとってラジオは生活の一部になっていたんです。

ーどのような方法で、ラジオパーソナリティを目指されたのですか? 

フリーランスのスクールを卒業後、色んな方にお会いするたびに「ラジオパーソナリティになりたい」と伝えていました。

そんな中ラジオ番組を持たれてる経営者の方にお会いして、ラジオパーソナリティになる夢が叶えられました。

ーすごいです!自分で発信してご縁を引き寄せられたのですね。

自分で発信しないと、相手に何がしたい人かわからないと思っていました。タイミングが良かったのもありますが、伝えづつけてお声かけをいただけました。話さなかったら叶ってなかったでしょうね。

ー ラジオパーソナリティをされて、新たな発見はありましたか?

想像以上に頭を使う仕事でした。局や番組で異なると思いますが、担当した番組ではトークテーマを毎回考えなければなりませんでした。

リスナーのときは、パーソナリティが台本通りに進行するイメージが強くありました。いざ、実際にやってみると全く違いましたね。裁量の大きさに衝撃を受けました。

あと常に発信したい気持ちはありましたが、自分が知識のある分野や語りたい話題は意外と少ないことに気付きました。半年間パーソナリティを務めましたが、内容自体は濃くなかったので、振り返ると恥ずかしい部分もあります。

コミュニティ運営として今度はつながりをつくる側へ

ーラジオパーソナリティを務めながら、メインのお仕事でオンライン秘書やコミュニティ運営も始められたそうですね。オンライン秘書は自分に合っていると感じますか?

正直合ってないと感じました。お声がけをいただき始めてみましたが、パソコンを上手く使いこなせなかったりして。

ーオンライン秘書のほかにコミュニティに携わられていますよね。福島さんはどのようなコミュニティを運営されてるのですか

2つのコミュニティの運営をしています

ひとつは「FreelanceNow」という日本最大級のフリーランスコミュニティです。現在約7500人以上の登録者がいて、エンジニアやマーケターなど色んな職種の方がいます。フリーランスの横のつながりをつくるきっかけや、相談や勉強会の場になっています。

もうひとつは遊びを通じて交流をする「大人が本気で遊ぶ会」というコミュニティです。フリーランスや会社員など、さまざまな方がいます。人とのつながりをつくりたい方がボードゲームやアート、お出かけイベントなどを通じて仲を深めています。コロナ禍もあり、現在はオンラインサロン化をして運営しています。

2つのコミュニティは、規模もコミュニティの目的も違いますが、大人が本気で遊ぶ会については、小規模なこともあり、メンバー1人1人に焦点を当ててイベント作りを行なっております。

ー人との交流を大切にされてきた福島さんの経験が生きるお仕事ですね!これまでの経験からご自身の考え方に変化はありますか?

今まで会社員思考が強かったのですが、最近はフリーランスで働く思考が身についてきました。

約3年半の会社員生活では、会社に行って働いてお金をもらう価値観を持っていました。フリーランス的に働くようになってからは、「数字や売り上げを上げるからこそお金をいただける」と少しずつ感じるようになりました。

ー今後、挑戦したいことを教えてください。 

仕事面では、売り上げを伸ばしてさらに会社に貢献できる存在になりたいです。ラジオパーソナリティとしては、FMヨコハマの番組に出演したいです。

まだ行動に移せてないですが、新たに挑戦したいこともあります。自分と同じ悩みを抱える方のニーズを汲み取るサービスやブランドづくりをしてみたいです。

ーありがとうございました!福島さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:渡邊眞雪
編集:杉山大樹(Facebook/note
執筆:naoko(Twitter/note
デザイン:安田遥(Twitter