継続は力なり。食文化研究家の長内あや愛が語る、夢を叶える方法

継続は力なり!「好き」を形にすることが、夢の実現へつながる

ー長内さんが今後挑戦したいことについて教えてください。

いつまでも豊かに美味しいものを食べられるように、食べるべき食糧を作っていくことに貢献したいですね。

明治時代に遡ると、日本人はお肉を食べずに植物からたんぱく質を摂っていましたが、外国人の大きな体を見て「栄養を取るためにはお肉も食べないと」と気づき、食べるようになった歴史があります。一方で令和の現在、環境に悪いからとお肉を食べない人も出てきていて。

世間のたんぱく質不足の問題を解決するためにも、納豆菌を持続可能な食として、食卓の上に早く乗せたいですね。食の変化に貢献して、これから先の時代に、持続可能な食文化をもたらしたいという気持ちでいっぱいです。

ー最後に、U-29世代へのメッセージをお願いします!

今、自分がやりたい仕事ができていて、やりたいことを見つけられたのは幸せだと考えています。

小さい頃に抱いていた「食べるのが好き」という気持ちは、私だけでなく多くの人に当てはまると思っていて。その中で「自分だけは他の人よりも食が好きなんだ!」という意欲を具現化することは難しいんですよね。そこをわかりやすく形にして人に説明することが重要だと考えます。

私はブログを書き続けたことが形になって、大学受験のとき「食が特別に好きなんだね」と言われて。ブログを書いて発信する、お店を開くなど、形にして継続し続けることで、自分の実績や熱意の証明になりました。大変でしたが、継続してよかったと思っています。

皆さんもなにか関心を持てるものがあれば、ぜひコツコツと続けて取り組んでみてほしいです。継続すれば、きっと将来の自分の助けになると思います。

ーありがとうございました!長内あや愛さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:戸田光(Twitter
執筆:ひの
デザイン:高橋りえ(Twitter