「GAT」を設立し、新たな目標へ
ー辻本さんが代表を勤めている「GAT」の活動はいつ頃から、どのような取り組みから始まったのでしょうか?
GATの活動はネパールから帰国後、少し時間を経てゴミ拾いから始まりました。
ーゴミ拾い?
帰国後、改めて世の中のためになにか行動をしたいと考え、まずはゴミ拾いを始めました。発端はSNSでインフルエンサーが毎日、ゴミ拾い選手権をしているのを見つけて。
「これだ!これなら僕も始められる!」そう思い、その方に連絡を取りました。早速、自分と友人でゴミ拾いを始めて、その様子を発信したところ、周囲が反応してくれて。
正直最初は、SNSでの発信なので、承認欲求からはじめました。しかし続けていくと、どんどんいろいろな方が参加してくれるようになったんですよ。
一人でコツコツ活動することも大事です。しかし周囲を巻き込み、興味を惹くような取り組みをする方法を見つけることができて、活動をする上でとても勉強になりました。
ーゴミ拾い選手権はとても楽しそうですね!ちなみに、現在のGATで特に力をいれていることはありますか?
「オンラインゴミ拾い」を一緒に発信した友人と「GAT」を立ち上げた後、現在はオンラインコミュニティを週に1回開催。社会問題や環境問題について情報をシェアしたり、不定期にイベントを企画しゲストを読んでいます。
ーオンラインならではの活動ですね!
そうですね。オンライン以外にも、ときどきワークショップや、現地に集まってのフィールドワークも開催します。以前は仙台の石巻でフィールドワークをやったりと。
GATを通して、同じ価値観を持っている人とつながることは、すごく大事だと思います。全国各地でつながれる場を、これからも大切にしたいと思います。
ーこれからのGATはどうしていきたいですか?
社会問題や環境問題は、とても大きな問題です。真剣に向き合おうとするほど、苦しい。つらく、しんどいと感じる人が多いかもしれません。
「だからこそ、真剣に向き合っている人が、楽しめる社会をつくりたい」やさしい人こそが、生きやすい世界にしたいです。
そのためには、さらにたくさんの方に「GAT」を周知してもらいたいです。社会問題や環境問題に興味を持ってもらうためには、オンラインコミュニティの開催や現地での活動を頻繁に行い、積極的に活動をしていきたいと思います。
例えば、これから社会問題を中心に活動していきたい若者に対して、企業側とプロジェクトを組み、「共創」というテーマを掲げながら、積極的に取り組んでみたいなと。若者に向けてきっかけを作ってあげたいです。
ー最後にU-29へ向けて、コメントをお願いいたします!
僕自身も「ずっとなにか活動したい」と思い、バックグラウンドを常に探していて。社会問題に関心を寄せたのも、そんな理由だからです。
「自分がこうしたい」と思ったら、素直に行動すればいいと思います。理由は後から付いてきますから。社会のために、小さなことから行動してみましょう!
ーありがとうございました!辻本さんのこれからのご活躍を応援しています!
辻本さんが代表となって活動している、「GAT」のホームページはこちら