自分を信じる!テテマーチ取締役兼ブランドプロデューサー・三島悠太が思う決断の大切さ

刺激を求めてテテマーチ株式会社に入社

ーテテマーチ株式会社にはどのようなきっかけで入社されたのでしょうか。

新卒では思い通りの環境で働ける会社に入社できたのですが、刺激が足りないなと感じていました。しっかりと成果を出し、圧倒的に活躍したい気持ちや向上心が徐々に芽生え、転職を決意します。

当時のテテマーチは社員が5名でしたが、ミッションの”サキダチ、ヤクダツ。”という「世の中に先立ち、役立つモノ・コトを生み出し続けること」を少ない人数で体現し、刺激的な会社だと感じました。

ー当時の三島さんはどのような刺激を求めていたのでしょうか。

変化量が大きいかを刺激と考えていました。前職では変化量とスピードで物足りなさを感じていたのだと思います。大きな変化を作りたい、1ヶ月単位で振り返ったときに成長したと思いたかったのが大きいです。

変化を経験すればするほど自信がつくと思っています。変化は決断した数です。変化がないと停滞してしまうので、1ヶ月や3ヶ月、半年と常に振り返りをしています。振り返ったときに「変化が少ない」と感じたときは何か決断をするように心がけています。

今の会社に入社して、変化が足りないと思って実際に起こしたエピソードはありますか。

取締役になる前に会社を離れようと思った時期がありました。変化が足りないと感じ、「やれることはやりきったな」と勝手に思っていたのです。転職活動をしたり、いくつか内定をもらったりもしました。

なぜ今の会社に残ることを決めたのかと言うと、久しぶりに前職の上司に会ったのがきっかけです。前職の上司に「本当にその決断が成長なのか、何も身に付いてない状態もあるのではないか」と話をされ、はっとなりました。

自分ではやりきったつもりでいましたし変化が足りないと感じていましたが、変化を作れていないのは自分の能力なのではないかと気づかされたのです。

自分ごとで考えたときにまだやれることがあるのではないか、逃げるための決断になってしまってないかと考え直しました。残る決意をした後、たまたま取締役のオファーがありました。

変化を起こすときには逃げではないか、やりたくないと思っているだけではないかと問いかけるようにしています。

意思決定の数が自信につながる

ー改めて、三島さんが大事にしている価値観や考え方をお伺いしてもよろしいですか。

どのような環境に置かれても自分で意思決定するのを大切にした方がいいと思います。人は与えられた環境や材料の中でしか意思決定できないので、自分の意思決定を信じるしかありません。自分で意思決定した方が最終的に後悔しないと思います。

決断には2つ段階があります。まずは人に決断してもらうのではなく、自分で決断したと言えるようになる段階です。次に、決断したことを信じて前に進む段階です。

もちろん決断すると後悔もあると思いますが軌道修正はできますし、自分で決めたことなので自分の責任として捉えられます。

ー三島さんの未来のビジョンもお伺いできればと思います。

未来のビジョンを強く持っていらっしゃる方を素敵だと思う一方で、僕は「なくてもいいんだよ」と伝えられたらと思っています。これまでこのような大人になりたい、人生を送りたいという思いが正直ありませんでした。

どちらかというと今を全力で楽しむ、全力で生きるを価値感として重きを置いています。逆算思考も大事ですが、どうなるかわからない時代で未来を予測するのは難しいでしょう。

今を全力で生きていれば経験が糧になるはずです。中長期的に見るより、今を楽しんでいれば明るい未来があると考えています

ー最後に、U-29世代に向けてメッセージをお願いします。

僕は意思決定や、決断した数で自信がつくと思っています。今まで自分で意思決定を繰り返しましたし、人生を決めてきました。「自分に自信が持てない」と思う人は多くいますが、決断の数が足りていなかったり、決断しているのに気づいていなかったりすることが意外と多いです。

振り返ると意思決定の場面は多くあります。大学進学や今の就職先、ポジションを選んだのもすべて決断です。決断の数が自信に変わるので、意思決定を頭に浮かべ、日々振り返りながら前進できるといいのではないかと思います。

ーありがとうございました!三島さんの今後のご活躍を応援しております!

今回のゲスト三島悠太さんへのお問い合わせはTwitterからご連絡ください。
Twitter:mishimaru_tete

取材:黒澤朝海(Twitter
執筆:ひろむ(Twitter
デザイン:安田遥(Twitter

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