「いいね!」と言ってもらえるPRプロデューサーを目指して
ー木村さんの働き方として、今後どうなっていきたいですか?
現在、PRプロデューサーとして2社のクライアントを持っています。どちらも知人が代表の会社で、その方の思いを知り、応援したいと思っています。
企業ごとに、目指しているところやゴールは違っていて、例えば売上を1.5倍にしたい、コミュニティを作りたい、イメージを周知したいなどありますが、企業の目標を応援したいですね。
今は、自社のPRをするのではなくて、外部委託でPR代行業をするスタイルがこれまでと違っています。社員だと自社愛が強くて、時に冷静に見ることができていなかったな、と今なら思うのですが、外部からPRに参加すると、冷静な目を持って意見できますね。
クライアントにはもちろん寄り添いますが、部下でもなく、対等な場で意見できるところにやりがいを感じます。経営者と同じ目線で、クライアントの成長に関わるポジションにいられてすごく面白いです。
ーちなみに、フリーランスになる準備とは、具体的にどんなことをされているのですか?
フリーランスになるにあたって、「自分がどういう人か」を出していく必要があります。わたし自身がどんな人間で、どんな思いで活動するかを語ることで、周りの人たちがわたしのことを「いいね!」と言ってくれると思います。
周りから見た自分はどう映るかも考えて、自分自身のブランディングをしっかりしていくことが大事だと考えています。外部から「信頼できる人だ」と言ってもらえないと、フリーランスとしてお仕事はいただけないと思いますね。
フリーランスでなくても、社会で働く上では、周りから「この人と仕事がしたい」と言ってもらえることが重要だと思います。
ー最後に、U-29世代の読者に向けてアドバイスをお願いします!
自分自身のなりたい姿をイメージして、ゴール設定を明確にすることが大切です。
今後の生き方についてお悩み相談をもらうこともありますが、まずはやりたいことをやってみたらよいのではと思います。何事もやってみないとわからないので、まずやってみることでよりリアルに考えられると思います。
ーありがとうございました!木村このみさんの今後のご活躍を応援しております!
取材:丸山泰史
執筆:ひの
デザイン:高橋りえ(Twitter)