「安定を捨てて起業に」IKETEL代表 松本栄祐が目指す地域課題解決の経営ビジョン

人との関わりを大切に、柔軟性を持って主体的に考える

ー起業を経て、大切にしている信念や価値観はありますか?

自分の考えだけに偏った信念や価値観を持たないように意識しています。常に、人のいいところや学ぶべき点を自分にも取り入れていきたいと考えています。

昨日言ったことと今日言ったことが変わるかもしれないけど、それくらい柔軟性を持っていたいです。

それでも、自分で考えることは止めないようにしています。「どうしたら他の人が喜んでくれるか」「自分はどうしたいか」というのは大事だと思っています。これは人から教えてもらった考え方です。

ー今の仕事で楽しいと感じることはありますか?

今は起業して間もないので大変な時期と認識しつつも、毎日楽しいです。成果が出たり、目の前の人が喜んでくれたり、成長を感じることができていたりしたらそれも楽しいです。

同じルーティンの仕事が多くないので、毎日刺激的な生活を送れていますね。

ー今後、会社として目指していきたいビジョンはありますか?

ワーケーションを広めて、個人の多様で豊かな働き方や、地域・社会の活性化につなげていきたいです。

ワーケーションは福利厚生的な面だけでなく、地域内外の様々な人がつながり、ノウハウや人脈などがシェアされることで、共創やイノベーションが生まれます。そして、回り回ってビジネスにもつながるでしょう。

とくに日本の少子高齢化を考えると、交流・関係人口を増やしていく必要があります。極論、ワーケーションという言葉は使わなくても、本質的な価値を理解して、みんなが自分らしく暮らせる社会を実現していきたいと思います。

今は目先の仕事で精一杯ですが、このワーケーションの事業がひとつの形になれば、他にもイケてると思う事業に挑戦してみたいです!

ーありがとうございました!松本さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:冨岡姫菜(Instagram / Facebook
執筆:八巻美穂(Twitter / note
デザイン:安田遥(Twitter