ROYが旅を通して学んだ、自ら意思決定し、何事にもポジティブに挑戦する生き方とは

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第707回目となる今回は、ROYさんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

オーストラリアの自転車旅をきっかけに旅を広めたいと活動し、現在北海道安平町の地域おこし協力隊として人との繋がりや出会いを大事にしたゲストハウスをオープン予定のROYさんにお話をお伺いしました。

オーストラリアでの1万㎞の自転車旅で旅に目覚める

ーまず簡単に自己紹介をお願いします

北海道の安平町で地域おこし協力隊として活動しています。安平町にゲストハウスをオープンする予定です。フリーランスとして写真や映像のカメラマン、北海道の観光業を盛り上げるためにInstagramの発信を行なっています。

ーオーストラリアで自転車旅をしようと思ったきっかけを教えてください

偶然、居酒屋でお話したおじさんが旅人で、海外の楽しい話や旅のことについて教えてもらったことがきっかけです。

それからワーキングホリデーでオーストラリアに行くことを決め、こんなに大きな国に行くのであれば、自分も何か大きいことをしたいと思い自転車旅をしました。

ーオーストラリアでの自転車旅について教えてください

自転車で1日約100㎞走り、日の出と共に出発して日の入りとともに野宿しての繰り返しでした。移動ばかりではなく、町に寄って仕事をすることもありました。約1年半オーストラリアに滞在したのですが、旅自体はトータル約4ヵ月1万㎞の旅でした。

ー自転車旅をして気づいたことや感じたことはありますか

自分で意思決定をすることの面白さに気づきました。今までは周りのほとんどが「普通に大学に行って卒業して就職するのが当たり前」という環境にいたため、自分も周りと同じように歩んでいくのだと思っていました。しかし、旅をしたことで自分で物事を決めて進んで行くことの楽しさに気づいたのです。

帰国後旅を広めるため就職、そして独立

ーオーストラリアからの帰国後はどうしたのでしょうか?

帰国後TABIPPOという会社でインターンとして働きました。自分がオーストラリアで自転車旅を通していろいろな人に出会った経験から、他の人にも海外に行って多様な体験をしてほしいと考えるようになりました。

そこで縁あって「旅で世界を豊かにする」を掲げているTABIPPOという会社に出会いました。その考えに共感し北海道からリモートでインターンとして2年、東京で契約社員として1年働きました。

ベンチャー企業ということもあり、イベントの企画や集客マーケティングなど多岐にわたる業務を経験したことが、現在のゲストハウス開業に非常に役に立っています。