常に未知との出会いを求め奔走する岸本恭子が語る、行動力の源とは?

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第352回目となる今回は、ジャングルの世界にインスパイアされ、常に新しいものを求め社内外で奔走している社会人3年目の岸本恭子さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

本業だけでなく、心理学、アート、ファッションなど様々な領域で奔走する岸本さん。そんな岸本さんの人生を紐解く鍵となるのが「心理学との出会い」と「ジャングルでの生活」でした。なぜ、この2つが岸本さんの人生を形作ったのか。そして、なぜ現在多岐にわたる領域で精力的に活動できているのか。その理由に迫ります。

 

心理学、アート、ファッション。活動的な日々

ー本日はよろしくお願いします!現在のお仕事やこれまでの活動について教えてください。

岸本恭子と申します。前職は大手企業でしたが、この4/1にベンチャー企業に転職し、採用と採用PRを行っています。そして2歳の頃から心理学に触れており、人の行動に興味があるので心理学の研究やさまざまな社会心理の実験にも携わっています。また、人の行動という観点からアートやファッションにも興味持ち、それらの分野でも副業や社会活動を進めています。

ーなるほど!今まさに心機一転ですね。転職されて2日目ですがいかがですか?

なかなか新鮮といいますか、いろんなインプットも受けて新しくなったなという実感もあります。あとは仕事以前に、会社に入るときのルーティーンになっていることが違った (ICカードや仕様が違うなど) というのも転職したなと実感するポイントですね(笑)

ー今回が初めてのご転職ですか?また、採用と採用PRは未経験なのでしょうか?

そうですね。初めての転職かつ未経験の領域です(笑)

ーなおさら新しいですね!そして、岸本さんはベンチャー企業のお仕事以外にも、様々なことを並行して行われていらっしゃるのが特徴的ですよね。その中でもアートとファッションの活動は具体的にどんなことをされているのですか?

アートの活動は、東京都美術館と東京藝大が主催しているアートコミュニケーターの育成プログラムに入っています。具体的には、美術館と人、作品と人、そして人と人を繋ぐようなコミュニケーターを育て、一緒に活動していくということをしています。

例えば、東京都美術館で開催していた浮世絵展になぞらえて、おうち時間で「浮世絵になりきりアート」をやってみようということをしました。あとは来場者の方に呼びかけたりもしましたね。絵と人を繋ぐために「どうすれば興味を持ってもらえるのか」「もっとアートの新しい楽しみ方はないのか」などを考えています。

あとは今話題になっている「VTS」という作品を見てクリエイティビティーを育てる絵画鑑賞法があるのですが、そのモデレーターもしています。これは、絵画の魅力を伝えたり、絵画をもっと楽しんでもらったりするための活動ですね。

ーすごく素敵で面白そうな活動ですね!今調べてみたのですが「とびらプロジェクト」ですかね?

はい!そうです!

ー今このプロジェクトは10期生までいらっしゃるのですね。

はい。私が9期生で、ちょうど昨年の緊急事態宣言が始まったときにジョインしました。

ー岸本さんのお話を伺っていて面白いなと思ったのが、作る側だけではなくて、どうアートを楽しむか、見る側の学びについての活動もされているのですね。そして今はこの活動は終えて、ご自身でアートを広げるような活動などをされているのですか?加えてファッションの活動も?

とびらプロジェクトのアートコミュニケーターは任期が3年なのであと2年続けますね。それからはひとり立ちして活動していきたいなと思っています。ファッションはそれとは別に活動しています!

ーそうなんですね!ファッションの活動は具体的にどんなことをされているのでしょうか?

ファッションはD2Cのアパレルブランドのお手伝いをしています。企画に参加させてもらうこともありますし、今メインでは海外向けEC強化の部分を担当しています。

ー以前されていた通信系のお仕事とは全然違うお仕事ですね!ファッションにはもともと興味を持たれていらっしゃったのですか?

そうですね。ファッションがすごく好きで、自分のブランドを作りたいと思っているぐらい好きです!中でもビンテージの革製品がすごく好きなんですよね。話し出したら5時間くらいかかっちゃいます(笑) やっぱりファッション全般が好きなのですが、その中でもビンテージファッションに特に熱い視線を送っています!

ーなるほど!そして、これらに加えて研究の活動もされているんですよね。この研究では具体的にどんなことをされているのでしょう?

実験心理学、行動心理学というところをメインに携わっておりまして、今は青少年心理学会にも所属しています。直近のテーマとして「ギフテッド児童」を扱っています。ギフテッドとは、将棋の藤井聡太さんや野球の大谷選手のように、各分野で飛びぬけた才能を持っている人を指しています。

そして、このギフテッドの中でも特に子供達をサポートする団体がいくつかあるので、子供達にどんな支援が行われているのか、またどんな支援が子供達の心理的なサポートになっているのかということを研究しています。昨年の12月には学会で発表もしました。

 

2歳から触れていた、人生の軸となる「心理学」

ーまずは岸本さんの人生を語るうえで切っても切り離せない「心理学」との出会いについてお伺いしたいのですが、2歳で出会われたということで…?

そうですね、2歳です(笑) 親がカウンセリングの仕事をしているのですが、それを始めたのがちょうど私が2歳ぐらいの時でした。断片的な記憶ですが、大体週1回ぐらい、あとは夏のまとまったレクチャーの機会があったのでそれについていっていました。

特に私が何かをしていたというわけではありませんが、絵画療法や色んなテストなどを実際に私が被験者として試していました。あとはそういった姿を見ることが非常に多かったのを思うと、やっぱり2歳ぐらいに出会ってその後関係を構築していくという感じですね。

ーご両親が最初のきっかけだったんですね!心理カウンセリングというと大人になってからや物心ついた後から受けるイメージだったのですが、2歳の頃から受けられるものもあるんですね。

全然ありますね。やはりカウンセリングって大人向けのイメージが強いですよね。もちろん治療目的で使われたりもしますが、自分の心をミラーリングするためにも使われます。どういったことを思うのか、思ったのかというのをテストを通して客観的に見ることができるものなので、年齢や目的を問わずやることができるのかなと思います。

ー当時の記憶は断片的だと思うのですが、2歳の頃に受けていらっしゃった心理カウンセリングがどんなものだったのかは覚えていらっしゃいますか?

定かではないのですが、絵画療法という白い画用紙に決められたお題を描くということはよくしていました。前回描いたものとの違いからどんな心の変化があったのかを見てもらっていました。それは小学校上がる前だったと記憶しています。

ーカウンセリングに通われるというのは、2歳から始めていつ頃までされていたのですか?

広い意味でいうと今もレクチャーを受けています。ただ、学年が上がるにつれて自分も忙しくなってくるので、週1回ではなく夏のまとまったものだけ参加するような関わり方をしています。

ー子供の頃は「心理カウンセリング」というものをどんな風に捉えていらっしゃったのですか?

すごく楽しかったです!母親は教える立場のカウンセラーなので、学びに来る方がいらっしゃるレクチャーだったんですね。そこでずっと聞いてるわけではないものの、自然と話が耳に入ってくるので「この人はこういうところを見ているんだ」という新しい見方を得られました。そういったところが自分的に大きな意味を持っていたのですごく楽しいなと思っていました。

ーもう日常の一環のような感じになってきそうですね。今現在の岸本さんから見て、2歳という早い段階から心理カウンセリングというものに触れていたことは良かったですか?

多分空気として摂取していたというのが近いかなと思います。はい!良かったと思います。

ーやはり岸本さんにとって「心理カウンセリング」や「心理」というものは大事なパーソナリティの1つなのでしょうか?

そうですね。やっぱり自分の心を知るという意味でも大切ですし、「なぜこの人はこういうことをしているんだろう」と思うことも多いので、そんな場面でも心理学という学問は活きてきているのかなと思います。

ーこの頃はまだ心理というものを「仕事にしよう」「何か研究したいな」というようなことは考えてはなかったのですか?

考えていなかったですね(笑) その時はアイスクリーム屋さんになりたいと思っていました(笑)

 

大きな転機となったジャングルでの生活

ー次の転機は12歳、小学校6年生の時にジャングルで生活されたとのことですが、どこのジャングルでなぜ1ヶ月も滞在することになったのですか?

マレーシアのボルネオ島にあるボルネオジャングルというところに滞在していました。それは親に勧められたあるプログラムに参加したからなのですが、そのプログラムは研究者の方と子供が観光地ではなく研究者の方だけに公開されているジャングルに入って、いろんな自然体験を通して学びを深めたり現地の方と交流したりするというものでした。

ーこちらもまたご両親がすごいもの見つけてこられますね…!丸1ヶ月行かれたのですか?

研究者の方と仲が良かったという背景もありましたね。そうですね、夏休み期間だったので大体それぐらいだと思います。

ー最初に行ってこいと言われた時どんな気持ちでしたか?

すごく不安でした。「海外」「ジャングル」「小学校6年生」というところですごく不安でしたね。でもそれまでにも似たようなことがすごく多かったんです。例えば、小学校3年生ぐらいの時に兵庫県を縦断するプログラムに参加して1週間歩き続けたり、「無人島に行ってきなさい」みたいなこともあったり。そんな環境ではあったものの、「今度は海外か」と思って(笑)

ー元からご両親は結構そういう未知の世界に岸本さんをいざなうというか、そういう教育方針だったのでしょうか?ちなみにこの時が初海外になるのですか?

そうかもしれないですね(笑) いえ、ジャングルは初めてですが海外は初めてではなかったです(笑) また、それまではほとんど親と一緒に行っていたので、1人でというのは初めてでした。

ーこのジャングルでの経験がなぜ人生の転機になったのでしょうか?

「未知との遭遇を喜ぶ」「自分が知らない新しいものにワクワクする」という点で、この経験が一番印象的だったからですね。

今も予定不調和がすごく好きなのですが、ジャングルがまさにその宝庫で。一歩歩くだけでまず木の色が変わったり、音が変わったりするんです。あとは3分ほど歩いただけで土の香りが違ったり、かすかに哺乳類の香りがしたり。

あと一番鮮明に覚えているのが、オランウータンの親子と目があったことですね。ちょっと歩いていて何かいると思ってずっと見ていたら一瞬目が合って。動物園では味わえないような出来事にすごくワクワクしたのを覚えています。それまでは虫もあまり好きではありませんでしたが、ジャングルの経験以来大好きになりました。

今も未知の体験や、自然科学、大自然というのは好きですが、そういった自分の中で心理学と同じくらい大切な軸を新しく得られたのはジャングルでの経験のおかげかなと思います。

ー帰国後は元の生活に戻られたと思うのですが、考え方や行動に変化はありましたか?

思い返すとありますね。当時はまだ幼くて「ここへの意識が変わった」ということには気づけていませんでしたが、振り返るとこの経験きっかけで「新しいことにチャレンジしたい」「いろんな自然の取り組みを行ってみたい」と思うようになっていました。チャレンジや科学、自然への興味が芽生えたポイントだったと思います。

 

1度は夢破れた進路。そして編入試験への挑戦

ー次の転機が大学受験とのことですが、この時の経験はなかなか大変だったそうで…。どんな大学に行こうと考えていらっしゃったのですか?

はい、大変でしたね(笑) 大学としては心理学をメインに、かつ自然にも興味があったので、自然×心理学であったり、どちらも学べたりできるようなところに行きたいなと思っていました!

ー過去の経験がまさに生かされているんですね!当時、夢はあったのでしょうか?

大学受験の時は、心理学で何かしたいなと思ったり、研究者にもすごく興味を持ったりしていました。「これ!」というわけではなくぼんやり考えていましたね。

ーなるほど。大学受験はどんな経験でしたか?

絶望的でした(笑) 小さい時から挫折を多く味わってきましたが、その中でも一番しんどかったかなと思っています。

行きたかった大学に行けなかったというのはもちろん、その落ち方が辛かったです。前期・後期を受けたのですが、成績開示をしたら後期の定員+1の順位で…。「あと1点高かったら」「後少し実力を伸ばせていれば」というように、そういった運までも味方にできなかった自分の実力不足に対して、今までかつてないほど苦しみを覚えました。「全然実力が足りませんでした」だとしょうがないなと思うのですが、「あと1位か…」と思うと辛かったですね。すごく行きたかった大学だったので余計に。

ーそうだったんですね…。その後の気持ちの切り替えはどんな風にされたのですか?

引きずりやすい性格なので、あまり気持ちは切り替わっていなかったんです。でも「ずっとこうしてもいられない」「行動を変えよう」と思い2つの決断をしました。

1つ目は、その行きたかった大学の編入試験に挑戦してみようということでした。倍率は20倍ほどで大学受験より高いのですが、もし合格できれば3年生から編入ができるんです。それとまだ諦められない気持ちを踏まえて、とりあえず挑戦してみようと思いました。

2つ目は、浪人せずに別の合格した大学での勉強と編入試験の準備を両立させようということでした。浪人という選択肢が自分的にも、ハウスルール的にもなかったので「今の大学の勉強だけではなく、編入試験の勉強にも全力を注ぐような大学1、2年生を過ごそう」という気持ちでいっぱいでした。

 ー2年後を見据えて動かれていたんですね。ちなみに編入試験は受けられたのですか?

はい!受けて合格しました!

ーえええ!すごい!倍率相当高いですよね!それは大学受験をよりもさらに頑張った経験でしたか?

そうですね!高校の時なぜ点数が取れなかったのかというのを考えて、 PDCAを回しまくりました(笑)

私のタイプ的に、8割まですごく頑張るけど残り2割のところで力尽きてしまうというのが結構あって。例えば小学校の時の夏休みの宿題も、8割完成するものの2割残して、その2割を最後の2日間でやることが多かったです。やっぱりそういったところが良くなかったなと思いましたね。

あと他に良くなかったところを高校の先生や周りの人に聞いてPDCAを回しまくりました(笑)本当に行きたいところに行ける最後のチャンスは逃したくないなと思って頑張りました。 

ーそうだったんですね。2つの大学で2年間ずつ心理学と生物学を学んで過ごした大学生活は、岸本さんの人生にとってどんな位置付けになるのでしょうか?

まずはすごく楽しかったです!心理学やジャングルのように既に幼少期からあった自分の軸と相当するような軸や自分の発見はなかったものの、それらを醸成できるような環境だったので楽しかったですね。

また、心理学についても実際にちゃんと勉強したのはこの大学時代でしたし、そこで自分の興味や思考を広げられたと思います。あとはいろんなジャングルに行くこともしていたので、自分の軸を醸成させるという意味で楽しく、人生の中で大事で温かい時期だったかなと思います。

 

慣れない社会人生活。初のキャリアチェンジ

ー前職はそれまで学ばれてらっしゃった心理学や生物学とは違う領域かなと思ったのですが、就職活動をされる際はどんな基準で企業を見ていらっしゃったのでしょうか?

新しいものに出会うことが好きなのもあって「いろんなものに出会い、作り、発信する」ということをしたいと思っていたので、まずはその土台となる部分に携われる会社を選んでいました。そして、これから何が生まれてくるのかという文脈で産業について学んだり発信できたらいいなと思っていました。

また、興味範囲が広かったので「院に行こうか」「最初から興味がある所に行こうか」とも考えましたが、やっぱり自分の社会人のベースとなる社会の産業の土台を学びたいと考えました。

ーなるほど。魅力を発信するというように、誰かに伝えること興味を持たれたんですね。前職との出会いはどのようなもので、最後入社の決め手になったのはどんなところでしたか?

ふらっと出会って「いいかも」と思って。ほんとそんな感じの何気ない出会いでした(笑) そして入社の決め手として一番大きかったのは、これからの産業を知れるというところでした。

ーつい最近ベンチャー企業にご転職をされたということですが、初めてのキャリアチェンジを考えるきっかけは何だったのでしょう?

産業に近い所に触れて仕事をしていたのですが、やっぱり新しいものに出会ったり、カルチャー寄りのところを作って発信したりしていきたいという思いがより強くなっていったことが背景にあります。そして「自分が一番鍛えたいスキルは何だろう」と考えときに発信する力やPRが思い当たり、そういう軸で次の会社さんに目を向けていこうかなというのがきっかけで動いていました。

ー実際に新卒で就職をされた時は「発信」に携わるのは難しかったですか?

そうですね。やっていたことはあるものの、がっつり発信するわけではなかったですね。

ー入社後のギャップっていうのはありましたか?

良くも悪くもありました。前職もすごくいい会社で、特に一緒にいた同期は志が高くてビジョンを持っている方が多かったので、「人との出会い」という点では良い意味で予想以上に恵まれたギャップだったかなと思います。

逆に「社会人って大変だなぁ」と思う部分もありました。会社へのギャップというより社会へのギャップです。やっぱり労働時間が長いのでそこに慣れるのも大変でしたね。加えて、研修が私にとってハードなものも多く、ぜんそくになるくらい身体的に合わないところがあったので、新卒1年目は良い意味でも悪い意味でも色々あったかなと思います。

あとはそれまでずっと住んでいた関西を離れて、東京配属になったことが結構辛かったです(笑) ずっと関西がいいと思っていたので寂しさもありました。

ーそうだったんですね…。ちなみに新卒1年目からアートや研究の活動もされていたのですか?

新卒の頃はやっていなかったです。でも「何かやりたい」と思っていたので模索しながら動いてはいました。当時は単純に何をしていいか分からなかったんですよね。「どこに行って何をすれば自分のしたいことに繋がるのか」が本当に分かっていなかったので、いろんなコミュニティに参加したり、若手の社会人で一緒に何かをするというコミュニティーを作ったりもしていました。「何かをするために、とりあえず一歩前に進んでみよう」と思っていました。やりたいことがひとつじゃないからこそいっぱいやっていますね (笑)

 

「何でもすぐにチャンスだと思う」ことが行動の鍵

ー岸本さんのお話を伺っていると、やってみようと思ったことをまず怖がらずにできている印象があるのですが、なぜそのようにできているのでしょうか?

ポイントは2つありますね。1つ目は「行動せざるを得ない体質を作ってしまう」ということです。私は新しいことを始めるのに迷ったり、怖いからやめる、躊躇したりするということがあまりないんです。それは多分、自分の中での癖付けというか、「何でもすぐにチャンスだと思ってやってしまう」という思考が小さい時からあったからで、今思うとそういった体質を作るというのがよかったのかなと思います。

2つ目は「迷惑かけたり自分が傷ついたりしても、とりあえず死ななければOK」というマインドを持つことです。私はこれまでいろんな所でズタボロになりながら生きてきましたが、何があっても失敗しても、死ぬこと以外はかすり傷だと思っています。

ー今後やってみたいことやありたい姿、これからも大切にしていきたい価値観はありますか?

やりたいことは本当にいっぱいありすぎてどうしようかなとプチパニックですね(笑) でも、やっぱりまずは本業をしっかり頑張りたいです。あとは副業も頑張りたいですし、自分のブランドも作りたいのでそれに向けても邁進できたらなと思います。

そして、ゆくゆくは大好きな心理学やジャングルという部分の経験も増やしていきたいです。また、ジャングル駆け巡るのが本当に大好きなので何歳になっても駆け巡っていたいですし、現地で面白い人に会ったらそういう人たちを調査してみたいですね。

ー最後に、U-29世代の人に対してメッセージがあればお願いします!

私は人の行動を見ることや、マーケティング調査などが大好きなので、「一緒にそういうことをやりたいな」「興味あるな」という方がいらっしゃったらぜひ一緒にできたら嬉しいです!そしてもし、テストなどに答えてくださる方がいらっしゃいましたら一緒に何か面白いことができたらなと思います。

また、U-29の方々は本当に色々なことをされていて、どういった思考をされているのかすごく気になるので、ぜひもっと一緒に話をして私も何か価値提供できたらなと思いますのでよろしくお願いします!

ー岸本さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!今後の更なるご活躍を楽しみにしています!

取材者:あおきくみこ(Twitter/note)
執筆者:庄司友里(Twitter
デザイナー:五十嵐有沙 (Twitter