Sooon・COO黒山結音の自分の可能性を信じ、後悔のない道を進む生き方

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第841回目となる今回は、Sooon株式会社COO黒山 結音(くろやま・ゆいと)さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

COOとして日々前線に立ち、活躍されている黒山さん。「自分にできないことはない」と、これまでさまざまな挑戦をされてきました。多くの人が他人と比べて落ち込んだり、自信が持てないなか、どのように自分を信じて人生を歩まれてきたのかお話していただきました。

「やるべきことはすべてやる」黒山流・COOとしての働き方

自己紹介をお願いします。

黒山結音です。Sooon株式会社でCOOを務めています。

弊社ではGoogle対策やSNS運用、HP制作などを行なっています。Webを使って集客や求人をしたい中小企業、飲食店やジムのような店舗経営者の方に対し、お悩みの解決策をご提案しています。本日はよろしくお願いします。

ーどのような経緯でCOOになられたのですか?

会社の創業メンバーだったので、最初からCOOのポジションでした。ですので、就職後に昇格したわけではないです。

自分が特殊な形でCOOになったので、プロセスを説明するのは難しいですが、行動量に伴う努力をめちゃくちゃする必要があると思っています。COOの業務はすべて前線に立って「これしかやらない」みたいな業務はないからです。僕もやるべきことはすべてやっていますね。

ラグビーをはじめて、ひたすら努力をする大切さを知る

ーここからは黒山さんに人生を振り返っていただきます。まず幼少期はどんな子どもでしたか?

小さいころから割となんでもできて、周りの人から「神童」と呼ばれていました。勉強をしなくてもテストの点数は高く、運動神経も良かったんです。小学生のころは生徒会長もしていました。

それに芸術的な才能もけっこうありました。描いた絵が名古屋市美術館に飾られて、海外に寄贈されたんです。調子に乗っている奴みたいになってしまいますが、勉強も運動もできて、芸術センスもあって、生徒会長だったらそれは神童ですよね(笑)。

12歳でラグビーをはじめたきっかけを教えてください。

中学1年生のときの担任がラグビー部の顧問で、体験入部に連れていかれました。体験入部には小学生のころに仲の良かった友人もいたんです。ラグビー自体に興味があったというより、みんながやるなら自分もやるかと思いはじめました。

ラグビーを通じて学んだことはありますか?

目標を達成するために、ひたすら努力をすることです。忍耐強くなったことで、メンタルも鍛えられました。

試合に勝ったり、県大会で優勝したり、成功体験を重ねて、ラグビー自体にめちゃくちゃ楽しさを感じるようになりました。中学に野球部とサッカー部がないおかげで、運動神経が良い人がラグビー部に集結してたんです。チームとしても、とても頼もしかったです。

努力しないとライバルに勝てない環境に楽しさを見出す

高校進学では、どのように志望校を決めたのですか?

愛知県立明和高校に行きました。県内ではトップクラスの進学校でしたが、もともと行きたかったわけではありませんでした。友人たちと別の高校に行こうと決めていたんです。

中学3年生の1学期の成績がでたときに、友人のひとりが「意外と成績良かったから、みんなで明和を目指さないか」と言い出したんです。強いこだわりはなかったので、僕も明和高校への進学を決めました。

高校は秀才たちに囲まれる環境だったそうですね。中学までと違った環境は、どのように感じていましたか?

周りの人と比べて成績の順位が下がったことは、全く落ち込みませんでした。むしろ今までと違って、努力しないと勝てない環境はめちゃめちゃ楽しかったです。

高校は自分の学力に近い人が集まるので、より高みを目指せました。彼らから学び、彼らと一緒に学ぶ環境がおもしろかったですね。