ポジティブなマインドは作れる!かつてネガティブだった田畑紗恵子の人生の転機とは

挫折からの新しい出会い、自称・超ネガティブからの脱却

ー大きな挫折があったとのことですが、そのお話しをお伺いしてもよろしいでしょうか。

実は当時インターンで働いていた会社に入りたいと思い選考に参加していたのですが、最終面接で落ちてしまったんです。めちゃくちゃ悔しくて駅のホームでずっと泣いていました。ただここまで落ちたらあとは上がるだけ!と気持ちを奮い立たせました。

ー気持ちを奮い立たせることができた理由はありますか?

とはいえやはり2日間は悔しくて泣いていました(笑)でも泣きながら、このまま泣いていてもだめだ!このままでは何にもならない!と思えたことが大きいです。

自分に何ができるのか?と考えた時に、まずは新しい仕事を探すことだと思い、Wantedlyで血眼になってインターンを探しました。最終的には大学4年生の頃にインターンとして働いてた広告代理店に入社しました。

ーということは、モチベーションが上がったのは大学4年生、それとも社会人になってからなのでしょうか?

厳密にいうと、大学4年生の広告代理店(株式会社五箱)でのインターンを始めてからです。

ーインターンを2社経験して、1社目と2社目で感じたことや気づいたことはありますか?

最初の長期インターンでお仕事をいただいた時は”長い時間働いていることは偉いこと”だと思っていました。

ただ新しいインターンが始まって、”自分のやるべきことをちゃんと洗い出して、時間通りに効率よく働くことが偉い”と気づく事ができたんです。それからはいかに効率よく仕事をし、定時で上がるのかを考えて働くようになりました。

ー私は人を羨んだりあの人はできているのに私はできないなと考えてしまったりすることがあるのですが、田畑さんの場合はそういったことはありますか?

インターンで働いていた会社(株式会社五箱)の人たちはみんな個性的で性格もバラバラなのにも関わらず、集まって会社として成り立っているのがすごいなと思っていて。その中で自分のその会社の個性の一つになりたいと思うようになりました。

自分は自分らしくと考えることができるようになり、周りのことがどうでもよく感じられるようになったのが大きいです。

学生時代は超ネガティブだったので、「○○ちゃんはいいな〜。」というのが口癖でしたが、その口癖を意識的に言うのを辞めました。そこから徐々にポジティブなマインドに変わることができたのだと思います。

ーまずは口癖などから意識的にかえて、自分のできることからかえることで行動に繋がったということですね。ちなみに現在の会社にはどういった経緯で転職し入社されたのでしょうか?

YOUTRUSTというSNSを通して連絡をいただいて、当初は広報のサポートとして関わらせていただいていました。その後お声がけいただき正式に入社をしました。

ー転職して価値観の変化や気持ちの面の変化はありましたか?

転職前からポジティブ思考になっていたので、気持ちの面ではあまり変わっていません。

ー小中高にくらべて浮き沈みがない生活を送っているのでしょうか。

もちろん今でもネガティブになることや落ち込むことはあります。でもそれよりも楽しい時間が多くて印象に強いので結果的にポジティブなマインドになりました。

実は人を羨むのを辞めた時期にダンスを始めたんです。それからは仕事は定時に上がって、仕事の後はダンスをするという生活を送っていました。社会人になってからは趣味と仕事の両方を充実させたいという目標があり、叶えることができて楽しかったです。

ーですと過去と現在を比べると気持ちの切り替え方やネガティブに対する切り替え方がかわったことが大きいのでしょうか。

そうですね。”自分なんて可哀想”や”自分なんてダメだ”といったネガティブなことは思わないようにしました。

ー自分の思考の癖を変えることを意識したということですかね。

ダンスが上手くいかないときは仕事を頑張る。仕事が上手くいかないときはダンスを頑張る。となるべく楽しいと思える時間を増やすことを意識をして、日々の過ごし方のバランスを考えています。

ー最後に今後の展望や思い描いていることはありますか?

仕事の面では広報のプロフェッショナルになることが一番の目標です。広報ってどんな仕事をしているのかイメージが付きづらいですし、営業マンの売上成績の数字のように目に見える成果はありません。

しかし縁の下の力持ちというところが個人的には自分に合っていると思っています。どんな小さい会社とかでも困っている会社さんに広報としてお手伝いできる人になりたいなと思い日々勉強しています。

ー最後にネガティブをポジティブにかえるために、ネガティブに陥りやすいひとにメッセージがあればお願いします。

人を羨むことを口癖にしている人がいるのであれば意識的に言わないようにするだけでハッピーになるのではないでしょうか。かつての自分を振り返ってみると人を羨むことによって、自分を否定しどんどん負の感情に陥ってしまっていたんだなと思います。

負の感情になり、ネガティブな思考になると人の悪いところばかりを見つけてしまいがちです。他人の良いところをなるべく見るように意識すること、どんなに悪い人でも意識的にいいところを見つけてみること。私はそうすることでとてもポジティブになりました。

ー本日はありがとうございました。今後の田畑さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:ひろむ(Twitter
執筆:Minami Okada
編集:町田大地(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter