人生行動あるのみ!DJにアドレスホッパーにメディア立ち上げ。やりたいことは全部やる、DJ mooleeこと森瑞貴

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第358回目となる今回のゲストは、株式会社AppBrewでアカウントプランナーとして働いている森 瑞貴(もり みずき)さんです。

「まずは行動」をモットーに、長期インターンやロックDJ活動、タイでのリモートワーク、アドレスホッパーなど、様々なことを経験。そんな森さんが、ワクワクするものを追い求め、行動し続けてきた経緯について伺いました。

大好きなバンドマンの死をきっかけに「やりたいことは全部やる」と決める

ーまずは簡単に自己紹介をお願いします。

株式会社AppBrewでアカウントプランナーとして働いています、森瑞貴です。「逆求人フェスティバル」という就活イベントを運営してる株式会社ジースタイラスで長期インターンを1年間行い、そのまま新卒入社で2年間働いた後に、4月1日から株式会社Appbrewで働いています。

Appbrewでの活動が本業で、それ以外にもロックDJをしたり、就活系コラムを寄稿していたり……あとは最近、音楽が好きすぎてバンドが好きな方にインタビューをするメディアを立ち上げました。

ー興味があるものに関してすぐに行動に移していますよね。

気づいたらまず行動することを心がけています。

ー行動の大事さに気づいたきっかけがあれば教えてください。

高校2年生の頃の出来事が起点となっていますね。もともと邦楽ロックの音楽が大好きで、Pay money To my Painというバンドのライブチケットを保有していたのですが、「今日はめんどくさいから行かなくていいかな。またいつか行けばいいし」と、チケット譲ってしまったのです。

その半年後、ライブに行こうと思ってたバンドのボーカルの方が亡くなってしまいました。「その方のライブを一生見れないんだ」と思うと、「なぜあのとき、チケットを持っていたのに無駄にしちゃったんだろう」とものすごく後悔しました。

それからというもの、やりたいことはすべてやるし、会いたい人にはすべて会いに行こうと決めたのです。大学生になってからも積極的に行動していたら、そこから広がる世界もあって楽しくて、どんどん活動的になっていきましたね。

 

ロックDJとして全国を駆け回る

Photo by せきねフレミング

ー行動力をもった大学生活で、印象的な出来事があればお聞かせください。

大学1年から始めたロックDJ活動が印象に残っていますね。

ロックDJ界隈は男社会・年功序列社会という風潮も一部あって、当時18歳の私はナメられることがよくあったのですが、今では北海道から福岡までいろんなところからお声がけしてもらえるようになりました。

ーなぜロックDJに興味を持ったのでしょうか?

中学生の頃からロックバンドが好きで、当時ライブ先で友達になった子に、大学1年生のタイミングで「DJやってみない?」と誘われたのがきっかけです。

「ちょっと気になるからやってみよう」と軽いノリで始めたのですが、周りがどんどん辞めていく中で私はどんどんのめり込んでいって、今に至ります。

ー当時ナメられることがあったということですが、具体的にどんな出来事があったのか教えてください。

ライブハウスではお酒を酌み交わすことが多くて、ある日演者みんなで乾杯しようというときに、1人の共演者の方が「女がいるから乾杯しない」と言いだしたときがありました。

モヤモヤした気持ちはあったもののそれでもDJ活動を続けてこれたのは、可愛がってくれたり、応援してくれたりする方々の優しさを無下にしたくなかったからです。

ものすごく悔しかったので、足繁くいろんなイベントに通いましたね。

 

シェアハウスで学んだ「人を受け入れる力」の大事さ

ー大学時代、ロックDJとしての活動以外で取り組まれていたことはありますか?

大学生の頃から、家を持たないアドレスホッパーとして生活することになりました。

長期インターン先で月の半分ほど出張することが多く、旅行好きで月の数日間は旅行していたので家賃がもったいないと思い、ゲストハウスやホテル、シェアハウスで暮らすことにしたのです。

ーシェアハウスでの生活はいかがでしたか?

23歳から25歳の間で合計3か所のシェアハウスに住んだのですが、どこに住んでいても入居者との距離が近かったです。

基本的にプライベートはなくて、ごみ捨てなどで揉めることもある一方で、具合が悪いときは助け合ったり、ご飯をシェアしたりするなど、プラスのことの方が多かったですね。

実はお仕事でご一緒させていただいた方から、シェアハウスを立ち上げる機会もいただいたのです。

ー森さんが立ち上げたシェアハウスはどのようなコミュニティが広がっているのか教えてください。

誰でもウェルカムな雰囲気で、多様性が溢れています。帰ってきたら知らない方がいるのが当たり前の生活ですね。

ーシェアハウスで生活されて、学びや気づきはありましたか?

「本当にいろんな方がいるな」というのが1番の気づきです。自分と合う人もいれば合わない人もいて、合わない方でもすべて受け入れて上手く付き合っていく必要があるということを学びました。

 

株式会社ジースタイラスで「とりあえずやってみよう」精神に

ー大学時代に長期インターンをされていたということですが、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。

就活イベントで長期インターンを始めたばかりの会社に、「長期インターンを1年間やってみないか」と偶然誘われたのがきっかけです。それまで考えたこともなかったのですが、「せっかく誘っていただいたし、やってみるか」と思い、挑戦することにしました。

ー行動力がありますね。長期インターンをしてみて、どうでしたか?

最初の数カ月は、香川県で就活イベントを立ち上げるプロジェクトを任せていただきました。ものすごく大変でしたが、達成できたことで自信につながりましたね。

ー結果的に、長期インターンをして良かったと思いますか?

私は良かったと思っています。就職活動でみんな「どの会社がいいんだろう」と考えるじゃないですか。でも自分で考えたり、周りから聞いたりして得られる情報には限界があると思っていて。

学生はバイト以外で働いた経験がないがゆえに、自分の適性について考え切れずに就職してしまい、実際に働いてみると現実と理想のギャップが生まれて悩む子が多い印象です。長期インターンをすることでそこのギャップは一部埋められると思うので、そういう観点では長期インターンをして良かったと思っています。

ー森さんの就職活動についてお聞かせください。

実は、長期インターンで働いていた株式会社ジースタイラスにそのまま入社したのです。「生き生きと人生を過ごしている人を広めたい」という自分のビジョンを達成するための1つの手段として、ジースタイラスが運営している新卒採用イベント「逆求人フェスティバル」を広げていきたいと考え、就職することを決めました。

ー入社後、学んだことはありますか?

最初の1年半はキャリアアドバイザーとして、その後の1年半は法人営業として働き、「仕事を仕事として割り切るのではなく、結局は人と人との付き合いだ」ということを学びました。今週末も来週も、元クライアントの方と飲みに行きます。今でも関われる方が増えましたね。

あと、「とりあえずやってみることが大事だ」というマインドセットを手に入れました。香川県でイベントを立ち上げる経験を経て、頑張ればゼロイチで立ち上げることができることを知りましたし、タイでのリモートワークを経験して「無理だと思うことでも、発信をすれば叶うこともある」ことも知りました。

ータイでリモートワークをされてたのですね!

約1年前に、タイにあるプログラミングスクールに通いながら1か月間リモートで仕事をさせていただきました。タイへ行くタイミングでジースタイラスの社長に、「正社員から業務委託に切り替えたい」というお話をすると、「正社員のままやってみて良いんじゃない」と提案をもらったのです。

とりあえず言ってみたら何とかなりましたし、ありがたいことにクライアントの方々にも面白がっていただけました。それから、とりあえずやってみるべきだというスタンスに変わりましたね。

 

「こうあるべき」にとらわれず、ワクワクを追い求め続ける

Photo by photographerMONA

ーとりあえずやってみて、上手くいかなかった経験はありますか?

もちろん想定より上手くいかなかったことはありますが、上手くいかなかったということがわかったので良い経験だったという捉え方をしています。経験自体が価値ですし、再度チャレンジするときに成功確率が上がるというプラスの面もありますよね。

「上手くいかないとしても、まずは行動してみる」ことが、人生で大切にしている価値観です。

ー行動したいけど、一歩踏み出せない方はどうすれば良いでしょう?

普段もよく聞かれるのですが、相談されたときはいつも3つのことを伝えています。

1つ目は、本当にやりたいのかどうかです。やりたくてもやっていないということは、心からワクワクしていない可能性がありますよね。

2つ目は、1歩踏み出すには勇気が必要ということです。勇気はなかなか出るものではなくて、成功体験を積み重ねることで自信が生まれ、その自信が勇気につながるので、まずは小さなことでもいいから成功体験を積んでいくよう伝えています。

3つ目は、心理的安全性が大事ということです。自分の心理的安全を確保できる環境や人がいれば、そこに身を置けばいいですし、もし見つからなければ色々な場所や環境を探してみると良いと思います。

ー森さんが、心理的安全性を築くために意識していることがあれば教えてください。

人と話すときに、本音をぶつけるよう意識しています。初対面の方には必ず最初に自己紹介をするのですが、そのときに失敗経験を伝えると、身近に感じてもらえることがありますね。

ーまずは自分からオープンになることが大事なのですね。森さんはご自身がワクワクするものを追い求め、行動し続けていると思いますが、自分がワクワクするもの・好きなものがわからない方はどうすれば良いでしょう?

日常生活の中で、自分の心に沿って生活していることもあると思うので、時間があれば1日の行動を振り返ってみると良いと思います。「何でこういう行動をしたのだろう?」と考えることで、自分がプラスに思っていることを見つける方法がおすすめです。

ー行動は一番正直ですよね。

昔上司に、「全て言霊だから、やりたいことがないって言わない方がいいよ」と言われたことがあって、当時はイメージできなかったですが、最近はまさにその通りだと思います。

まずは「やりたいことがない」と言わないようにすること。あと、やりたいことがないときに考えてもしょうがないので、その時にできることをやってみれば、世界も考えも広がって自然とやりたいことが出てくると思います。

ー「こうしなければいけない」という発想が自分を苦しめてる場合が多いですよね。

こうあるべきだという固定観念にとらわれず、ぜひおおらかな気持ちで構えてみてください!

ーやりたいことに取り組み、自分らしく生きている森さんは生き生きしてますね!森さんの今後のご活躍を応援しています。本日はありがとうございました。

 

取材者:武海夢(Facebook
執筆者:Moriharu(Twitter
デザイン:五十嵐有沙(Twitter