「得意」の幅を広げて、シェアハウスの運営にも挑戦!
ーフリーランスとして働き始めて2年ほど経つと伺いましたが、いかがですか?
塾講師をしていた時は、お給料は一定もらえるものの、サービス残業になってしまう時間も多くありました。
一方フリーランスは、頑張った時間分だけ給料に還元されます。そのため、大変だと思った月も、その分頑張った甲斐があったなと思えています。
ー2年経って、フリーランスとして大変なことは何ですか?
自分を抑制することが必要になることです。
会社に所属している時のように、自分に怒ってくれる人もいないので、さぼろうと思えばいくらでもさぼれてしまいます。そうなると収入も落ちてしまうので、自分でやる気をコントロールしなければいけないことが難しいです。
ー今はご自身でもシェアハウスの運営をされているそうですね。
自分が移住して良かったと感じているため、ワークキャリアに参加した受講生に移住を勧めることが多くありました。同じ志をもった仲間が増えると楽しいと思って声をかけていると、移住を決意してくれる人も多くできました。
声がけは楽しいと思っているので、シェアハウスを運営することで活かせそうだなと思いはじめたのがきっかけです。
シェアハウスは受講生にとって、メリットがあるように運営しています。例えば自分経由の案件をつなぐことで実績作りに協力したり、分からないことをサポートしたりしています。
受講生に自分の縁をつなげることは、私にとっても助かることです。自分一人では、取引先に依頼してもらってもキャパシティの問題で対応できなかったことも、受講生に手伝ってもらうことができます。そのため、取引先との関係性を継続できることにもつながっています。
自分で決めた選択で、人生を歩む方が面白い!
ーこれまでのキャリアを含め、大事にしている価値観は何ですか?
自分で選択することに重きを置いています。「世間一般がこうだから」や「人に言われたから」ではなく、自分が魅力的に感じたことを選んでいます。そのような価値観をもっているため、フリーランスの働き方は自由に選択できることが多くて、私にはぴったりだと感じています。
せっかくの自分の人生。人に言われたことで成果をだすよりも自分で考えて成果を出したほうが100倍嬉しいと感じますし、失敗しても自分で決めたことなので納得できると思います。
今後の展望としては、自分で選択した好きなことで、会社を作ってみたいです!
ーさいごに、20代の読者に向けてメッセージをお願いします。
私は新卒で塾に入社して辞めていますが、現在Web制作社として活躍できています。そのことから、失敗しても1年本気で頑張ればやり直しがきくことを経験しました。
同世代の読者の皆さんにも、現在困難があってももう一回頑張って欲しいと思いますし、その気になれば劇的に人生は変わると伝えたいです。
諦めずに人生に向き合ってみてください!
ーありがとうございました! 佐瀬さんの今後のご活躍を応援しております!
取材:黒澤朝海(Twitter)
執筆:長瀬ちか(Twitter)
デザイン:高橋りえ(Twitter)
取材協力:ワークキャリア