力を発揮できる環境で躍進。努力の末営業成績トップに
ー社会人になった頃のエピソードを教えてください。
成功体験によって自信に溢れた大学時代を過ごしたので「努力したら当然結果が出るだろう」と思うようになりました。就活では「自分の活躍によって会社を成長させたい」という考えのもと、数十人規模のベンチャー企業に入社を決めました。
最初は自信満々で社会人生活を送っていたのですが、現実は甘くありません。約3年間働いても自分の活躍によって会社が成長したとは感じられませんでした。そしてだんだんとモチベーションが下がり、仕事へ熱意を持てなくなってしまったのです。
―活躍できなかったと思うのはなぜですか？
仕事で失敗をしたわけではないのですが、会社の成長に関わるような大きな成果を挙げられなかったのが要因だと思います。「自分以外の誰かでも成果を挙げられる仕事だ」と感じ、存分に力を発揮できませんでした。思い返すと、がんばりたいのにがんばりきれない状態でした。
―ROSCA株式会社との出会いについて教えてください。
ROSCAに入社した幼なじみやROSCAの代表と、たまたま飲みに行くタイミングがあったのです。「会社を立ち上げた人の話を聞いて刺激をもらいたい」という軽い気持ちで参加しました。
そこで代表の考え方に共感し、入社のオファーをもらったのがきっかけで転職を決意しました。自分の苦しい現状を打開するには、環境を変えるのが重要だと思ったのです。
またキャリアエージェントの仕事はやるべきことが明確で成果も見えやすく、モチベーションも保ちやすいと考えました。加えて大学時代からITについて勉強していたこともあり、業界に興味があったのも理由のひとつです。
―当時まだ規模が小さかった会社に転職する不安を感じませんでしたか？
不安は感じませんでした。それよりも転職して自分のキャリアになるような経験をしたかったのです。数人規模の会社に入り、会社を成長させることでキャリアを築きたいと思っていました。
今回成果を残せなければ、自分には小規模のベンチャー企業は向いていないのだと。いわば「最後の挑戦」です。
―ROSCA株式会社で挙げた成果について教えてください。
人一倍努力した結果、入社1年後には幼なじみや取締役を抜いて営業成績トップになりました。この成功体験を通して、幸福度が上がっていくのを感じました。
―成果を挙げられたのはどうしてだと思いますか？
経営陣が、成果を挙げるためのロードマップを示してくれたのが大きいです。始めに最短で成果を挙げる方法を教えてもらい、私は教わったことを誰よりも早く実行することで結果を出しました。
思い返すと、過去の成功体験があったから今回も大きな成果を出せると確信したのだと思います。ちなみに私が営業成績トップになった翌月は、幼なじみがトップになりました。トップ争いがあるからこそ、現在もモチベーションが維持できているのだと思います。
信念を貫き努力するのが重要。会社の発展のため躍進中
ー今後やりたいことを教えてください。
ROSCAを「キャリアエージェント」という分野で、圧倒的なシェアを誇る会社にしたいです。そのためにあと2、3年は身を粉にして仕事に従事し、会社の立ち上げを成功させた立役者になりたいです。
―具体的にどのようなことをして会社を成長させたいですか？
若手社員がよい成果を出せるよう、教え方を工夫したいです。今も試行錯誤して新人教育をしていますが、より再現性のある方法を伝えられるよう努力したいなと。すべての社員が高い功績を挙げられるようになるのが理想ですね。
―同世代やほかの世代の方に伝えたいことはありますか？
どれだけつらいときでも、自分に嘘をつかず努力を続ければいつか必ず成果が出ます。そのためにも自分の信念をしっかりと持ち、それを曲げないことが重要です。
ーありがとうございました！村田旭光さんの今後のご活躍を応援しております！
取材：落合慶太（Twitter、Instagram）
執筆：uzmuu（Twitter）
デザイン：高橋りえ（Twitter）
