情熱を持ち突き進むこと。FPサテライト・坪谷亮の人生の歩み方

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。第887回目となる今回は、FPサテライト株式会社取締役の坪谷 亮(つぼや・たすく)さんをゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの経緯を伺いました。

入社後半年で、FPサテライト株式会社の取締役に就任した坪谷さん。就職活動では挫折を経験するも、情熱を持ち自身の力で道を切り開いてきました。今回は、坪谷さんの現在に至るまでの経緯や考えに迫ります。

お客様に寄り添い、定期的なサポートをしていく

ー自己紹介をお願いします。

FPサテライト株式会社の坪谷 亮(つぼや・たすく)と申します。現在22歳で、金融商品を販売しない独立系FP会社に勤めています。

ーFPサテライト株式会社の事業内容をお聞かせください。

FPサテライトの事業内容は保険や資産運用、税金のことをライフプランニングに落とし込み、個人のお客様にご提案していくお仕事です。その他に、様々なメディアさんからのご依頼があり、執筆やセミナーなど、幅広くお仕事をしています。

ライフプランニングは作った通りにいかないことがあるので、お客様に寄り添い、定期的なサポートを心がけています。

夢がなく、やりたいことがなかった幼少期

ー幼少期はどのようにして過ごされていましたか?

習い事でサッカーをしていました。特に夢がなく、勉強をがんばっていたわけではないので、サッカーを辞めたら自分に何が残るのだろうと思いながら日々を過ごしていました。

なぜサッカーをしているのかわからなくなった時期があり、精神的にも肉体的にもつらかったです。高校3年生まではなんとなくサッカーをがんばっていました。

ーその後の進路について教えてください。

大学の一般受験まで時間がないことに気づき、ひたすら勉強に専念し合格することができました。

受験勉強で勉強の楽しさに気づき、大学は部活やサークルに所属するのではなく、学問をしっかり学ぼうと思いました。そこが現在に繋がるターニングポイントのひとつだと思います。

FPサテライトとの出会い

ーFPの仕事に興味を持ったきっかけを教えてください。

先輩と就活の話をしているときに、FPの存在を知りました。FPのことを詳しく調べてみると幅広い分野があり、就活に生かせそうだなと興味を持ち始めたのです。他の職業に興味を持つことはなく、労働条件や給料面より、自分のやりたいことをやろうと思い、金融業界に進みました。

ーFPでは金融会社にいくか、個人で独立するパターンがありますが、迷われたりはしませんでしたか?

最初はFPとして自分はどうなりたいかを考えていました。FPセミナーで保険会社の方々とお話をしていくなかで、ノルマの関係などでお客様に対して常に100%で寄り添うことが難しいときがあるという事をお聞きしました。

それを聞いて「この中に自分は飛び込んでいいのか」と学生時代に不安になってしまったのです。現在は自分の中で理念を強く持てば、どこの場所でも変わらないと思っておりますが、当時はそこまで強くありませんでした。その中で、お客様を豊かにしたい気持ちや、中立でいたい気持ちがあったので、独立系FPを選びました

ー就職活動はどうでしたか?

新卒を募集している独立系FPはほとんどなく、挫折を経験した就職活動でした。それでも諦めきれず、勉強に励んでいる途中にFPサテライトを見つけました。代表が自分と同じ大学の学部で興味を持ち、ホームページから問い合わせをしたんです。

コロナウイルスの影響で北海道に帰省していましたが「インターンしているからきなよ」とお誘いをいただき、東京でのインターンが始まりました。当時は内定が1つもなかったので、不安の多い就職活動でした。