行きたい方向へ飛び込もう!テイラーワークス・矢部春樹が教える地域との関わり方

福島に移住し地域創生の仕事に関わる

ー約2年東京で生活し福島県に移住されたそうですが、きっかけはどのようなものでしたか。

コロナ禍で自分の時間ができ、自分のキャリアを見つめ直しました。「地域にはどのようなお仕事があるのか」「これまで学んできたものをどのように活かせるか」などを考える機会がありました。福島県で地域創生に取り組んでる会社を見つけ、ご縁があって入社しました。

ー福島ではどのようなお仕事をされていたのですか。

「移住・定住者促進」と「空き家問題解決」を中心に活動をしていました。福島では大震災の影響で空き家が増えたので、空き家をリノベーションするか、人に新しく住んでもらうかなどの視点で、問題解決に取り組んでいました。

イベントの企画運営にも携わっていました。コロナ禍で人が集まれなかった時期はオンラインのイベントを開催し、イベントがきっかけで福島に興味を持ってもらえるよう活動していました。

在職中は、多くの方に福島との関わりを持ってもらい、移住の良さを知ってもらうことができました。地方創生の問題解決は中長期的な視点が必要ですが、少しながらも貢献できたのだと思います。

コミュニティアプリのプロダクトマネージャーとして日々奮闘

ー福島で1年間過ごし、株式会社テイラーワークスに入社されたそうですね。転職のきっかけはありましたか?

結婚を機に大阪に戻りました。再び地域活性に携わりたいと思っていたところ、株式会社テイラーワークスと出会いました。大阪からリモートで関わることができ、やりたいことと重なったことで入社を決めました。

ー現在はどのような業務をされているのですか。

コミュニティアプリ『Tailor Works』のプロダクトマネージャーをしています。『Tailor Works』とは、オンラインでコミュニティの立ち上げや運営ができるアプリです。全国の地域活性に関わる方々に『Tailor Works』を使っていただくことで、チャンスを提供したり、利用者のキャリアや人生を高めたりできるアプリにしていきたいです。

ー矢部さんの今後の展望を教えてください。

現在大阪に住んでいますが、また地方に移住して地域活性に携わりたいです。

会社でも日々新しいことを学ばせていただいているので、マネジメントや地域活性のノウハウを会社に還元できるようになりたいです。プロダクトマネージャーになってアプリ開発を日々勉強中なので、僕自身もポジティブに進んで行きたいです。

ー最後にU-29世代にメッセージをお願いします!

モチベーションや目標は人それぞれだと思いますが、いろいろとやってみることは大切です。僕は、人生のターニングポイントでやりたいことに飛び込んできてよかったです。

地域に興味があれば、僕もサポートしたいです。人との出会いや地域とのつながりがあれば、様々なことに挑戦できます。若い世代が地域を盛り上げて、新しい出会いが生まれることで、地域や日本の活性化につなげていきたいです。

ーありがとうございました!矢部さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:八巻美穂(Twitter / note
執筆:馬場史織(Twitter / note
デザイン:高橋りえ(Twitter