まずは本気で目の前のことに取り組む。若いからこそできること。JOBSTYLE代表・菅和彦

最高なビジネスパートナーとの出会い

ー現在JOBSTYLEで取締役をされている竹原さんとの出会いが転機だったとお伺いしました。

最初に立ち上げたオーダースーツのお店に、現在取締役の竹原がお客様としてスーツを買いに来てくれて。それをきっかけに食事に行く機会がありました。

話をするなかで、竹原はイタリアでスポーツマーケティングを学び、帰国して最年少でバスケットボールチームを立ち上げてプロリーグに昇格させた経歴を持っていると知りました。経歴的に30歳ぐらいだろうと思って話していたら、竹原は当時21歳で(笑)。どんな人生を歩んできたのか強く興味を持ちました。

また、竹原は高校時代から経営の勉強をしていたそうです。日本を変えたい、世界に進出したいという思いがかなり強くて。月に1回、食事に行くようになり、竹原と一緒に仕事をしたいという思いが強くなりました。

ー仕事を一緒にやろうと持ちかけるのは勇気がいると思います。

自分の事業にかなり自信がありましたし、自身が小さい頃から大事にしていたことをビジネスとして体現していたのが竹原で。例えば挨拶やマナーなど、当たり前のことを当たり前以上に大事にしてビジネスにしている部分が私の大事にしていることと似ていたのです。

彼とであればどんな事業をしても失敗しないのではないかと思っており、人生かけて一緒にやろうと言い続けました。

ー竹原さんと一緒に仕事をするようになってからどのような変化がありましたか?

考え方や行動が変わりました。数字だけで見ても売り上げは1年で280%増。一緒に働いていて心強いですし、目標やビジョンも大きくなりました。若者の集団で100億企業を作ると言い始めたのも、彼の存在が大きいです。

考える幅も100%が120%になった感じですね。というのも、人が結果を出すときは自信を持っているときだと思っていて。自分の戦略やビジネスに対して自信を持たせてくれる存在が竹原でした。

だからこそ、自分の意思決定や選択・ビジョンに自信を持って進めて、結果的に280%増という数字につながったと思います。

ー素敵な仲間と出会うために必要なことは何だと思いますか?

自分のビジョンや目標を言い続けることだと思います。大きな目標を人生のなかで達成したいという強い思いがあるのであれば、言い続けることで一緒に目標を達成したいと思える仲間が集まります。

ー菅さんが大事にしている価値観とこれからのビジョンを教えてください。

社会人1年目のときに「着実に一生懸命」という言葉を上司からいただいて。大きなビジョンに対して焦らず着実に、一生懸命取り組むことを大事にしています。

また、目の前のことに本気で取り組み目標を達成できるような人でなければ、何もできないと思います。今やっていることを誰よりも本気で取り組み、目の前のことを着実に達成していくことが人生の糧になると思います。

ビジョンとしては、20代のうちに100億企業になるという目標を必ず達成したいです。また、長い間スポーツをした経験から、スポーツが与える力は無限だと感じています。だからこそ、スポーツチームを作って人々を勇気づけたり、夢や楽しみを持ってもらったりできるようなスタジアム運営をしたいという目標もあります。

ー最後に、同世代のみなさんにメッセージをお願いします。

大きな目標でも小さな目標でも、何か目標を持つことが生きるうえで大事なことだと私は思っていて。目標を持ってチャレンジしていくことは、若者だからこそできることだと思います。なぜなら若者には時間があるからです。

20代での挑戦は、失敗しても取り返せるだけの時間がありますし、チャレンジする回数は上の世代より多いはずです。

ゲームのような感覚で、目標に向かって無我夢中で取り組める・おもしろくて熱くなれる目標があれば、人生が豊かになります。だからこそ、目標を持ってチャレンジしてほしいです。

ーありがとうございました!菅さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:黒澤朝海(Twitter
執筆:竹山瑞香(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter