目指すはエンタメ×教育の融合!日景太郎が描く「ワクワクが生まれる学びの場」とは

「キャリア教育」を仕事に!

ー「キャリア教育コーディネーター」にはどのように行き着きましたか?

「釈迦内サンフラワープロジェクト」で「キャリア教育」の存在を知り、仕事にできないかと思うようになりました。「キャリア教育 仕事」で検索したところ、「キャリア教育コーディネーター」という資格を見つけたのです。

そして、即エントリーをしました!

資格取得までは、最短一年半かかります。はじめの半年間は座学からはじまり、次の半年は実践型の講習で授業作りをおこないます。その後の半年間に面接試験、筆記試験、ロールプレイングがありました。

ー資格取得まで一年半ということでしたが、その期間への抵抗はありませんでしたか?

ありませんでした。すでに活躍されている、先輩コーディネーターの事例を見た時に憧れを持ちました。「アニメ産業と連携して小学校で授業をしている」などの事例を読んで、「自分も早くこのようなことをやりたいな」と思う気持ちの方が強かったです。

起業家コミュニティへの参加で、夢へ近づく

ー夢を叶えるために、コミュニティにも参加していたと伺いました。どのようなコミュニティでしたか?

起業家たちが集まる「有楽町SAAI」という事業創出コミュニティに飛び込みました。当初、自分の経験を考えると「自分が参加していいのかな……」と躊躇したことも。ただ、コミュニティのテーマでもある「おもいつきから何かが生まれる」という言葉に背中を押され、参加を決めました。

コミュニティに入ったことで起業家たちとの繋がりや、「子どもたちが遊んで学べるPJを作りたい」の一言に対してポジティブなフィードバックをもらう機会もたくさんできました。

ー日景さんの想いが形になっていく出会いがあったのですね!

声に出すことでチャンスは掴める!

ー将来の展望について、教えてください。

今の自分は「謎解きクリエイター」と「キャリア教育コーディネーター」をしていて、エンタメ業界と教育業界という全く違う舞台を兼ねて仕事をしています。どちらの世界でも、より良いコンテンツを作り、「ワクワクする場」を社会に届けたいと思っています。

また、自分がコーディネーターとして、エンタメ業界と教育業界の二つを融合させることで、誰も作れなかった場を生み出したいです。それが今目指している「遊び」×「学び」でワクワクできる学びを作るというビジョンです。

例えば、子どもは遊戯王のようなルールが難しいカードゲームでも、ゲームで勝つための方法を自ら前のめりに学んでいます。「自分が興味のあることを、自ら進んで学ぶ」という形が広がる世界を実現できていればいいなと思います。

ー最後に、10代・20代のキャリアに悩む読者にメッセージをお願いします!

キャリアを作っていくうえでやっていてよかったと思ったことは、自分のやりたいことや「このような世界を作りたい」という想いを、2・3歩先を歩いている方に相談することです。とにかく「自分の想いを声に出す」ことがチャンスにつながると思っています。

私も1年ほど前からブログを書いているのですが、自分の想いを発信していると、お問い合わせをいただく機会も増えました。

自分のやりたいことは、少しでも声にだしていくといいのではないかと思います。

ーありがとうございました!日景太郎さんの今後のご活躍を応援しております!

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取材:黒澤朝海(Twitter
執筆:長瀬ちか(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter