RYOMA代表・阿阪滉貴が将来への不安を乗り越え、人生を楽しむまで

一度きりの人生だから。掲げた社長になる夢

ー大手企業での働き方に悩んでいた時に、社長になりたいとも思われていたそうですね?

社長に憧れを抱いていました。社長は優雅に生活しているイメージが強かったからかもしれません。僕より高い給与をもらって、平日にゴルフに行ったり海でジェットを走らせたりしてるんです。この差はなぜ生まれるのか疑問を感じつつ、一度きりの人生なら社長になってみたいなと思っていました。

ーいつかは社長になりたいと野心を抱きつつ、転職活動をはじめられたそうですね。転職活動はどのように進めていたのですか?

実は転職活動という転職活動はしてないんです。起業して転職サポートも行っている友人に「いつか社長になりたい」と相談をしました。友人からは「3年ぐらい企業で働いて力をつけてから、フリーランスになった方がいい」と勧められました。

「フリーランスになれる力が身につきそうだ」と紹介してもらった会社が、アスリートプランニングでした。

ーアスリートプランニングに入社後の、新卒向けのキャリア支援事業では、どのような経験をされたのですか?

初日の仕事は、自分の人脈で学生を集めることでした。入社した3週間後に、合同説明会の開催を控えていました。300名の学生が参加すると事前に企業には伝えていたそうです。ですが開催2週間前で、説明会の参加予約は100名程度でした。もっと学生を呼び込まないと、企業の方に合わせる顔がない!と焦りました。

大学時代の後輩に連絡して、さらにその子の後輩を紹介してもらいました。ルールがなく自分で考えて動かなければいけないので、前の会社との違いをとても実感しました。

ー学生時代にもイベントの集客をされていましたよね。その経験は生かせましたか?

めちゃくちゃ生かされましたね。過去の苦しかった経験に感謝しました。イベントに参加するメリットの伝え方を工夫する力を学生時代に培っていたんだと思えました。

「とりあえずイベントに来て!」とお願いするのではなく、「イベントに参加すると、就活のスタートダッシュが切れるよ」というように、イベントの魅力を言語化して伝え、たくさんの学生を巻き込めました。

身近な人をサポートしたい気持ちが、独立のきっかけに

ーその後アスリートプランニングで経験を重ねられて、フリーランスになろうと思われたきっかけは何ですか?

転職希望者向けのキャリアサポートをしたいと思うようになったのがきっかけです。

人材業界で働いていると話すと、転職の相談をされることが度々ありました。次第に周囲の人の転職サポートができたらいいなと思うようになりました。

アスリートプランニングでキャリア支援の実績を出せたのも、大きな決め手になりました。学生の就活支援で売り上げを8倍に伸ばしたので、転職の相談にも乗れるのではないかと考えていました。

ー現在の会社の立ち上げまでの経緯を教えてください。

初めは、フリーランスになり、採用に困る企業様のお手伝いをしておりました。その後、周りに採用支援を一緒にしたいという仲間が増えたため、2021年7月に会社を設立し、人材紹介免許を取得して、20代営業職の転職サポートを中心とした、株式会社RYOMAがスタートしました。

ー会社では何名でお仕事されてるのでしょうか?

4名です。もともとはRYOMAの名古屋支社立ち上げの手伝いとして集まってくれたメンバーです。

ー起業したからこそ感じた、嬉しいエピソードはありますか?

僕を信じてついてきてくれたメンバーが、楽しく働いていることです。社外の方からメンバーを褒めていただく機会が多いんです。「RYOMAさんで働いている人はいきいきしてるよね」、「みんな明るく楽しそうにやってるよね」と聞くと嬉しいです。

弊社では責任感と主体性をすごく大切にしています。メンバーに裁量を与えているので、自分で考えて行動したことが評価につながる部分にやりがいが感じられるのかなと思います。

ー最後に、U-29世代の方へメッセージをお願いします!

仕事が辛いと思っている方は、環境が悪いだけだと思っています。仕事を手段として働ける状態が1番です。仕事を手段としている状態は、夢中で打ち込む状況に似ています

過去に熱中していた経験を思い出して、仕事が楽しいと思える環境をつくり出してほしいです。

どうしたら良いかわからなければ、株式会社RYOMAの出番だと思っています。将来の漠然とした不安を抱えている方は、気軽に相談ください!「今が1番充実してる」と言えるようなサポートをしていきます。ぜひ、ご連絡いただけると幸いです。

ーありがとうございました!阿阪さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:武田健人(Facebook / Instagram / Twitter
執筆:naoko(Twitter / note
編集:杉山大樹(Facebook / note
デザイン:高橋りえ(Twitter