5年3ヵ月勤めた会社を円満退社、起業へと突き進む
ーその次の転機として起業をしたとお伺いしました。
スポーツフィールドに5年3ヵ月勤めた後、冒頭でもお話した株式会社kanaDeを起業しました。
前職の採用業務で企業の方とお話をさせていただく機会があったときに、オウンドメディアや社内の見え方についての悩みを聞くことがありました。
この悩みの解決策としては採用設計のペルソナ、ターゲットの設計から採用現場まで落とし込み、現在の課題は何か、どんな手法をとることがベストなのかを伴走させていただいております。
採用領域において、会社の見せ方、社員の満足度向上のために広報部署の設置等々、一気通貫した採用ブランディング支援を実施させていただいております。
ー起業するときに大変だと感じたことはありますか?
大変なことはたくさんありますが、どれも刺激的で何事も経験が大切だなと改めて思いました。仲間集めやサービス設計など、考えることや決めることの多さは「大変」よりも「楽しい」が勝る経験です。
また、一番苦労した面は財務面です。法人設立するまでは口座ひとつ作るのにここまで時間を使うのかとびっくりしました。
ー今後の展望をお聞かせください。
会社の理念でもあるのですが、誇りをカタチにして誰もが誇りを持った人生を歩めるような会社にしたいと思っています。
10年後20年後に私がいま経験していることを、未来の若手が挑戦できる環境づくりをしていきたいです。我々の会社を通してチャレンジできる環境、挑戦者をより多く輩出し、日本を元気にしていく会社にしていきます。
また、我々の行動指針として自らのアクションで関わる方々のトリガーを引き起こす人財になるというミッションのもと、常に行動し続け、変化に強い会社にしていきます!
私の友達にプロの選手がいますが、そういう人たちは引退した後に何をすれば良いのかわからないことが多いです。そのため、プロのセカンドキャリアも支援できるようにしたいと思っています。
人数的な面でいうと、将来的には従業員を含めて会社に関わる人が数千人規模の会社にしていきたいです。
野球が大好きなので、5年以内には球場のフェンスのスポンサー枠を取ったり、お客さまに始球式をプレゼントしたりといったことも考えています(笑)。
ー最後にU-29世代へのアドバイスをお願いします。
自分がどんなことをやっていきたいのかや、過去に自分がワクワクしていたことは何なのかを整理してください。
私が人生の選択で迷ったり、不安に思ったりしたときに考えていることは「失敗しても命を落とすことはない、一度決めたことをやり抜いて自分の力にしていくことが大切」と思いを持って前に突き進んでください!
ーありがとうございました!北原さんの今後のご活躍を応援しております!
取材:渡邊眞雪(Twitter / Instagram / Facebook)
執筆:松村彪吾(Twitter)
デザイン:安田遥(Twitter)