次世代のために。情報と教育をつなげて世の中に貢献する。
ー周りからいろいろなことを言われるなかで、自分の決めた道を突き進んでいける理由を教えてください。
次世代を育てたい気持ちがぼくの中にあるからです。寺子屋ISHIZUEで教えてきた生徒さんはもちろん、高校の後輩に対しても研究の無料相談会をしています。
他にも「高校生でも起業してこんな活動ができるんだよ」や「やりたいことは年齢に縛られないんだよ」といったことを、下の子たちに見せてあげたいと思っています。
年齢に縛られずに興味のあることをするために、過去から現在に至るまでのすべての行動が下準備だと思って、自分から行動していくことが大切です。
ーすべての行動が下準備だと感じたエピソードはありますか?
ぼくの研究テーマは、先生に「この研究は難易度がとても高いね」と言われるほど難しかったです。
しかし、中学校時代に資格をたくさん取っていたり、高校2年生のときにコンテストでいろいろな賞をいただいたりして経験を積み重ねていたため、年齢に縛られずに難しい研究ができたのだと思っています。
ー最後に村松さんの今後の展望を教えてください。
ひとつは、ぼくの得意なことである情報技術を教育分野に組み込みたいと思っていて。株式会社ISHIZUEとして新たに、情報科専門学習塾JUGEMを立ち上げます。現在は塾長として無料体験授業に向けて準備をしている段階で、2022年5月から始める予定です。
やっとぼくの得意な情報分野を全面に押し出して、活躍できるといった所です。実は情報Iという科目が、2022年4月から全国の高校生の必修科目になりました。ようやく、国が情報と教育をつなげてきたのです。
ぼくたちが培ってきたものを活かす大きなチャンスだと思っていて。高校生のみなさんに対して情報分野で貢献できるようにがんばっていきます。
他にも寺子屋ISHIZUEの完全オンライン授業のノウハウを活かして、オンライン授業で困っている企業さんを支援できる事業をやっていけたらと思っています。
ーありがとうございました!村松さんの今後のご活躍を応援しております!村松さんの手によって、活躍する次世代が増えていく世界が楽しみです!
取材:大庭 周(Facebook/note/Twitter)
執筆:松村彪吾(Twitter)
デザイン:高橋りえ(Twitter)