根拠のない自信と覚悟を持ち挑戦を!CMプロデューサー/MBA取得中・山鹿祐綺

今までとは違う視点で仕事を考えるため大学院でMBA取得へ

ー上京後、広告業界で働いてたタイミングでどんな出来事があったのでしょうか?

広告業界に就職してからは常に目の前の仕事に忙殺されていましたが、コロナウイルスが蔓延したことで、自分自身と向き合う時間が増えた結果、働きながら大学院に進学することを決断しました。

目の前の仕事が最終的に企業の利益にどの位影響を与えているか知りたかったことに加え、今後、会社員として働く上で会社のルールを知っておいて損はないなと思い経営学(MBA)を取得することにしました。

ー大学院ではいろいろな価値観に触れ合えましたか?

そうですね。同級生は経験豊富な方が多く(平均年齢が40歳)様々な役職や経歴の方がいらっしゃるので、そのような方と同級生として出会えたことで人生においての価値観や考え方は広がりました。

特に僕が驚いたのが、仕事をして、家庭を持ち、大学院で学んでいる人です。仕事、家庭、大学院の3つすべてを両立している人に会ったときに「僕も、もっとがんばらないといけないな」と刺激を受けました。

この先ずっと刺激をもらえる仲間と出会えたことは一番の財産だと思います。

ー様々な事にチャレンジしている山鹿さんにとって「挑戦」とは何でしょうか?

僕にとっての「挑戦」とは、周囲から「無謀なんじゃない?」とか「あいつは無理だ」と思われてることに挑むことです。また「挑戦」するときに僕が心がけていることは「自分はできる!」と根拠の無い自信と覚悟を持ち、とりあえず環境に飛び込むことです。

どれだけ厳しそうな環境でも一度飛び込んでしまえば意外となんとかなります(笑)。

「冬の選手権に出場したい」と言って、見ず知らずの土地に進学したときも周囲からは「無理なんじゃない?」と言われましたが、結果的には出場できました。

大学院に進学するときにも、「多忙な広告業界で仕事と大学院の両立は無理でしょ。そもそも受かるの?」といった意見も少なくありませんでした。しかし、結果的には合格して今年の春に2年生になります。

結局最後は、根拠のない自信と覚悟を持って逃げ出せない環境を作ってしまえば経験上何とかなります。そしてがむしゃらに走って少し振り返ったときに成果が付いてくると思います。

ー最後に山鹿さんの将来のビジョンをお聞かせください!

仕事ではMBAを活かして、様々な企業の広告戦略に携わりたいと考えています。またどこかのタイミングで起業もしたいですね。世の中を少しだけ幸せにして、自分はとても幸せになる事業を考えます(笑)。MBAの同級生もみんな成功したい!とギラついている人が多いので負けたくないですね。

プライベートでは、自分を応援してくれている親や友人など、自分が好きな人たちを幸せにしていきたいです。

ーありがとうございました!山鹿さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:大庭 周(Facebook/note/Twitter
執筆:松村 彪吾(Twitter
デザイン:高橋りえ(Twitter