「字」から自己肯定!筆跡診断士・渡邉宗一郎が挫折の末に見つけたものとは

転機は筆跡診断との出会い。自己受容ができる自分に

ー挫折が続いていた時に筆跡診断に出会ったと伺いました。筆跡診断を知ったきっかけは何ですか?

きっかけはSNSで、僕の先生が出していた広告を見たことです。

起業で失敗したけどやっぱり自分のビジネスを持ちたい、リベンジしたいと思っていました。そんな時に筆跡診断と出会いました。字を書くだけで人生が変わるし、歳をとるほどその経験がお客様に役にたつすごい仕事だと感じたんです。

でも、「字を書くこと」にそんな効果があるのかなと思い、筆跡診断の体験会に行きました。自分の名前を書いて、診断士に見てもらいました。すると、自分の性格を大きく見抜いて、ズバッと言い当てられたんです。

また、ただ性格を言い当てただけでなく、字を通して見えてくる僕を肯定してくれました。僕はそれまで挫折が多かったので、心の中で「誰かに自分を褒めて欲しい」という気持ちがあったのです。今の自分を受け入れてくれることがすごく嬉しくて。

これは面白い!と思い、筆跡診断士を養成する講座に申し込みました。

ーなるほど。事実に基づいたカウンセラーのような感じだったんですね。

自分で字を書いて、「字」から見えてくる自分をいいなと思えた時、すごく元気になったんです。

ー筆跡診断に出会って、変化したことはありますか?

字を書くことによって自分自身を客観的に見ることができ、自信を持てるようになりました。

筆跡診断は字を通じて、「自分が元々持っている良さを最大限に生かし、自分に自信をつける」ことをおこないます。例えば、「このような人間になりたい」という目標があったら、その人の字から、「あなたにはこういう特徴がある。こういうことを伸ばせばいいと思うよ」と導いていきます。

自分の字って、実は自分の存在そのものなんです。自分のありのままを受け入れられるようになったことで、自分に自信を持てるようになりました。

その結果、ネガティブなことに対しても「自分はだめだ」「自分に合わない」と以前のように考えなくなりました。自分の成長のヒントがあると思えるようになり、諦めないようになったんです。

うまくいかないからこそ勉強し、学び、実践・改善をする。「今はうまくいかなくても、最終的にはうまくいく」と、見ている視点が未来にむくようになりました。

 

筆跡診断で元気の輪を広げたい。渡邉さんのこれからのチャレンジ

ー今後の展望と、U-29世代へメッセージをお願いします!

大きな展望としては、「目の前の人を元気にすることを通じて、関わる人を元気にする。」そしてゆくゆくは、日本全体が元気になることを目指したいと思っています。

一人ひとりが自分に自信を持って、目の前にいる人を元気にしたり役に立ったりするだけで、日本や世界全体がよくなると思っています。

私は筆跡診断士として、目の前にいらっしゃるお客様の心に少しでも明かりを灯したり、元気になっていただくためのことを行っていきたいと思います。

読者の方へのメッセージとしては、自分の挫折の経験を踏まえて「今つらい思いをしていることはチャンスだよ」と伝えたいです。悲観的に考えるのではなく、まずは「楽しもう」とか「今の時期、いいチャンス」という感じで捉えてみてください!

ーありがとうございました!渡邉さんの今後のご活躍を応援しております!

取材:渡邊眞雪(Instagram/Facebook
執筆:長瀬ちか(Twitter
デザイン:安田遥(Twitter