コロナの影響を受けても、前向きに今できることを。クリエイティブディレクターを目指す西村知将

様々なキャリアの人たちが集まって、これまでのステップや将来への展望などを語り合うユニークキャリアラウンジ。今回のゲストは関西学院大学総合政策部メディア情報学科3年の西村知将(にしむらかずま)さんです!

トビタテ!留学JAPANの12期としてエストニアに留学予定だった西村さん。コロナの影響を受けながらも、前向きに切り替えて精力的に活動されている西村さんのこれまでの経験や今後の目標についてお話いただきました!

 

初めてのフルリモートインターン

ーまずは簡単な自己紹介をお願いいたします。

関西学院大学総合政策学部メディア情報学科に通う大学3年生です。大学入学以来、株式会社CLO2 Labの長期インターン、株式会社TABIPPO学生スタッフを経験しました。現在は株式会社ANDARTで長期インターンをしています。また、趣味は音楽制作で、Maxyy名義で6/1にインストゥルメンタルアルバム「Bad Ending Movie」を各種ストリーミングサービスにリリースしました!

ー現在インターンをされている株式会社ANDARTについてもう少し詳しく教えてください。

株式会社 ANDARTでは日本初の現代アート作品を共同保有できるプラットフォームを提供しています。アートを身近に感じてもらうことを目的にアートとテクノロジーを掛け合わせたサービスとなっています。

私は長期インターンとしてマーケティングとデザインを担当し、アーティスト情報のリサーチやSNSの運営、バナー制作等幅広い業務をさせていただいています。東京拠点の会社ですが、私は現在リモートで関西からジョインさせていただいています。そのためまだ社員さんとオフラインで会ったことはありませんが、まだ規模が小さい会社ということもあり特にコミュニケーションでの問題はなく良い環境で働かせてもらっています。

ーフルリモートで働かれているんですね…!そのインターンを始めた理由は何だったのですか。

実はこのコロナ禍でなくなってしまったのですが、本来であればトビタテ!留学JAPANの12期として4月から大学を休学し、エストニアに留学予定でした。エストニアで日系のベンチャー企業で海外インターンを経験する予定だったのがキャンセルとなったため、大学のオンライン授業を受けながらリモートでインターンをすることにしたんです。

留学がキャンセルになりそうな予感は3月頃からあったので、割とすぐに国内でできることを模索したのですがバイトでさえ見つからない状況でした。5月に現在のインターン先を見つけることができ、5月末から働かせていただいています。

ーなるほど…どのようにインターン先を見つけられたのでしょうか。

インターンを募集されているのをbosyuでたまたま見つけたのがきっかけです。もともとアートはそんなに詳しくなかったのですが、美術館に行ったりする程度には好きだったので興味を持ち応募させていただきました。

 

サッカー漬けの日々が広い世界を見るモチベーションに

ー少し過去に遡ってお話を伺えたらと思います。どのような幼少期を過ごされていたのですか。

小さい頃からずっとサッカー少年でした。サッカーに熱中していたというよりかは他にやりたいことが特になかったからずっと続けていたというのが正しいかもしれません。当時の自分にとってサッカーが自分の世界の全てだと思っていたんです。この時から、もっと広い世界をみておけばよかったと振り返って思います。が、その後悔があるからこそ今の自分があるとも思っています。

ーそうだったんですね。高校時代もサッカー漬けの日々だったのですか。

高校でもサッカー部に入っていましたが、バンドも始めたことがきっかけに少しサッカー以外のことに時間を費やすことが増えていきました。中学の頃からロックミュージックが好きだったことと、母がベースをやっていたことがあり楽器が家にあったのが影響しています。中学で仲良かった友人と高校に入ってからも仲良くしたいという目的もあり、バンドを結成しました。

ーそんな中高生活を送られた後、進路はどのように選ばれたのですか。

自分の成績であれば、関関同立には行けそうだろうという感じだったので高校3年の時は関西圏の国公立を目指して勉強していました。残念ながら国公立は受かることができず、関西学院大学も元々は社会学部を志望していたのですが受からなかったため、総合政策学部に進学することになりました。

 

楽しいだけの大学生活に違和感を持つようになった

ー大学に進学してみていかがでしたか。

初めは他の同級生と同じように新歓や飲み会に行き遊ぶ日々を過ごしていました。大学祭の実行委員会と軽音サークルに所属しており、それなりに楽しかったのですが、これで本当にいいのか?と徐々に思うようになりました。

ーその後現在のように積極的に活動するきっかけとなる出来事があったのですか。

たまたま図書館で見つけた「10年後の仕事図鑑」という本がきっかけとなりました。単調な日々を送っていた時にこの本を読んで、衝撃を受けたんです。内容としてはかなり極端なことが書いてあるのですが、これを読んで自分も何か始めないと!と思いました。まずはすぐにできることから、と思いなんとなくやっていたTwitterを発信する場に変えてみたり、ブログを初めてみたりしました。

ーその結果何か変化はありましたか。

Twitterを活用するようになってからこれまで出会うことのできなかった人たちとの繋がりが一気に増えました。特に関西圏の起業家さんが多かったですね。同じ大学の方で起業している人や、大学を辞めて起業されている方とも繋がることができ、いろんな選択肢・価値観を知ることができました。

またTwitterでの繋がりがきっかけで、スタートアップに興味を持つようになり大学では起業家さんが講義をされる授業などにも履修するようになりました。それがきっかけで実は初めてのインターン先が決まったんです!

 

コロナの影響を受け留学中止に

ー初めてのインターン先はどんな会社だったのですか。

空間除菌剤を生産販売しているDtoC会社、株式会社CLO2 Labという会社でした。高校時代から数字に苦手意識があったので経済学部や商学部ではなく社会学部や総合政策学部を選んだ経緯があったのですがこの会社で初めてウェブマーケティングを経験させていただきました。

ーウェブマーケティングをされてみていかがでしたか。

結果的に、計算が苦手だっただけで数字を分析したりするのには抵抗がないことがわかりました。むしろ数字が上がっていくを追っていく感覚が楽しかったです。マーケティングは1つのスキルを集中して伸ばすというよりかは浅くても幅広い知識や経験があった方がそれが武器となる分野かもしれないと思いました。昔から狭く深くよりは広く浅くというタイプだったので様々なペルソナを意識して行うマーケティングは自分に向いているかもしれないという発見がありました。また、初めてインターンを経験したことで会社で働くイメージが湧いたのでとても良い経験になりましたね。

ーその後株式会社TABIPPO学生スタッフをすることになったのは何がきっかけだったのですか。

Twitterで見つけたTABIPPOのアカウントがきっかけで旅に出たいと思うようになったのがきっかけとなり、インターンで貯めたお金で大学2年生のゴールデンウィークに「タビイク」というバックパッカー育成プログラムに参加しました。タイの空港に現地集合し、1週間日本各地の若者と一緒に旅をするというプログラムだったのですが、これがきっかけでもっと広い世界を見てみたいと強く思うようになりました。また、そのプログラムで出会った人がTABIPPOでインターンをされていた方だったこともあり学生スタッフに応募してみることを決めました。

ーTABIPPOではどのような活動をされていたのですか。

全国に学生支部があるのですが、その中の大阪支部に所属し旅大学というイベントの運営スタッフとバナー制作などのクリエイティブ業務を担当していました。

旅大学は旅初心者に旅の魅力を伝えるイベントなのですが、毎回テーマ等から全て決めて企画運営していました。チーズ旅大学と題して、世界中のチーズを取り寄せて、チーズに詳しい旅人をゲストに呼びチーズを食べながら旅について話すイベントを企画したのはとても記憶に残っています。

ー面白そうですね!TABIPPOでの経験が更に海外に興味を持つきっかけになったのですか。

はい。大学2年になってからはアジアへバックパッカー旅に行くようになり、次第に欧州サッカーが好きだったのもありヨーロッパにも行きたいと思うようになりました。そして大学の交換留学制度に応募したのですが選考に落ちてしまい、他に何かないかと探していた時に見つけたのがトビタテ!留学JAPANでした。トビタテに応募するために海外インターンを探していたところエストニアでのインターンを見つけたんです。結局コロナで行けなくなってしまったのでとても残念です。

 

目標はクリエイティブディレクター

ーそういう経緯があったんですね。留学が中止になってしまいましたが、残りの大学生活の予定は決まっていますか。

コロナがいつ終息するか予想がつかないのに加えて、これから就活も控えているので正直大学在籍中に留学に行くのは難しいかなと感じています。またこれまではイベントに参加したり、人に会うために頻繁に東京も訪れていましたが、それも今はなかなかできない状況なので正直どうしようかなというところです。

ー学生起業などは考えていないのでしょうか。

起業をすることは正直考えていません。いつかすることはあるかもしれませんが、今は起業を手段として自分が向き合いたい社会課題がないので、共感したビジョンを持つ会社で働くのがいいかなと思っています。

お金がモチベーションにはならないタイプなので、仕事をすることで誰かの役に立つ、あるいは誰かの課題を解決できるのが理想だなと考えています。就活でもそういう意味では会社のビジョンやどんな課題にアプローチしているかを基準に就職先を選びたいと思っています。

ー就職したい業界や仕事も含めて、今後の目標などがあれば教えてください。

クリエイティブが好きなので今は広告業界を考えています。具体的にはクリエイティブディレクターになることを目標にしています。社会課題を世の中に周知させたり、議論を巻き起こせるようなりたいと思っています。将来は社会に影響を与えられるような人になりたいです!

ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ「ユニーク大学」を運営中。29歳以下ならどなたでも無料で参加できます。

取材:西村創一朗(Twitter
執筆:松本佳恋(ブログ/Twitter